IQは個性を捉えるためのツール。アメリカのギフテッド事情視察 vol.3
DAiJU 子供伴走プロジェクトリーダーのkikiが、2023年にアメリカへギフテッド教育視察に訪れました。
ギフテッド・アドバンスラーナーと言われる子供たちが大人になってからも「安心してちょっとわがままになれる」年齢の枠組みを超えた友達づくりをできる場所を作ろうとアメリカを訪れました。
当時の思い出と共に、ご案内させて頂きます。
日本にはギフテッド、アドバンスラーナーについての情報があまりにも少なすぎるので、実例をみたいと思いアメリカの大学に置いてきた荷物を引き取りに行くと共にさまざまな学校とドクターを訪問してまいりました。
1. IEA(Institute for Educational Advancement)
2. Mirman School
3. Dr. David Palmer

今回は、この本の著者である
Dr. David Palmerについての記録になります。

Mirman Schoolでの視察を終えた後、私はカリフォルニア州ラグナビーチ(Laguna Beach)にあるDr. David Palmerのオフィスを訪ねました。
Dr. David Palmerは、ギフテッド教育の分野で著名な教育心理学者です。
経歴と専門性
Dr. Palmerは20年以上にわたり、ギフテッド児のアセスメントと教育プランニングに携わってきた Licensed Educational Psychologist(認定教育心理学者)です。
彼の主な活動と実績:
Palmer Learning Center のディレクター
ラグナビーチを拠点に、幼児期から高校生まで幅広い年齢層のギフテッド児の評価とコンサルテーションを提供カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校 元助教授
教育学部でカウンセリング、アセスメント、教育について教鞭をとるUCLAでの講演
ギフテッド教育に関する講演を行い、地域・州・全国レベルでのイベントでも頻繁にプレゼンテーションを実施IEA(Institute for Educational Advancement)との連携
私が先に訪問したIEAのGifted Resource Centerでも、Palmer Learning Assessment and Consultationとして紹介されている専門家受賞歴のある研究者
特に特別な才能を持つ子供たちに関する研究で評価されている
著書『Parents' Guide to IQ Testing and Gifted Education』
Dr. Palmerは、ギフテッド児の親のための必読書とも言える著書を執筆されています。
『Parents' Guide to IQ Testing and Gifted Education: All You Need to Know to Make the Right Decisions for Your Child』
この本では:
IQテストについて親が知っておくべきすべてのこと
ギフテッド教育プログラムの選び方
評価結果の解釈方法
子供の教育的進路の計画の立て方
など、日本のギフテッド児の親御さんにもぜひ読んでいただきたい内容がまとめられています。
なぜDr. Palmerを訪ねたのか
私がDr. Palmerを訪ねた理由は、彼が持つギフテッド児の評価に関する深い専門知識と、数百人もの子供たちを実際に評価してきた豊富な経験にありました。
日本でDAiJUを運営する上で:
「どのような子供たちを対象とするべきか?」
「IQという数値だけで判断することの限界は?」
「本当に支援を必要としている子供たちをどう見極めるか?」
これらの疑問について、アメリカでの実践から学びたいと考えていました。
Dr. Palmerからの学び
Dr. Palmerは数百人もの子供たちに教育的評価を実施してきた経験から、多様な能力レベルと個性を持つ子供たちを見てこられました。
彼の専門性は単にIQを測定することではなく、その結果を解釈し、それぞれの子供に最適な教育プログラムを見つける手助けをすることにあります。
まさに、IQは一つの指標に過ぎず、子供一人一人の全体像を見ることの重要性を体現されている専門家でした。
この考え方は、現在DAiJUが「凡ギフ」という概念で、IQ113〜140の範囲の子供たちをサポートしている方針にもつながっています。
IQ113以上の知的好奇心があるけど
生きづらい子供たちのための
DAiJUのプログラム
アメリカ単身留学は、難しい……
そんなご家庭向けにDAiJUでは、
3ヶ月の伴走プロジェクトを開校しています。
気になる方は、気軽にコメントやメッセージを下さいね✨
まとめ:視察を終えて
IEA、Mirman School、そしてDr. David Palmerと、それぞれ異なるアプローチでギフテッド教育に取り組む場所を訪れることができました。
これらの視察を通じて学んだことは:
多様性の尊重 - IQだけで子供を定義しない姿勢
個別化の重要性 - 一人一人に合わせた教育プランニング
専門性の深さ - 長年の経験と研究に基づいた支援
コミュニティの力 - 同じような子供たちが集まれる場所の価値
これらの学びが、現在のDAiJUの活動の基盤となっています。
日本でも、ギフテッド・アドバンスラーナーの子供たちとその家族が「大丈夫」と思える場所を作り続けていきます!
