AIエージェント開発会社の選び方
「AI開発会社◯選」を見比べても選べません。発注前に確認すべき質問と、危険信号の見分け方をまとめます。
リストを見比べても決まらない理由
開発会社を探すと「おすすめ◯社」のリスト記事が大量に出てきますが、あれで決められないのは当然です。会社の優劣ではなく、自社の案件との相性が選定の本体だからです。
そして相性を測るには、まず自社側の準備が要ります。対象業務の言語化、データの棚卸し、合格基準の下書き。この準備(『AIエージェント開発、どこまで自作できるか』参照)を済ませてから会うと、各社の回答の質で相性が見えるようになります。準備なしで会うと、どの会社も同じ営業トークに聞こえます。
商談で聞くべき7つの質問

危険信号
「AIなので精度は保証できません」で止まる: 保証できないのは事実ですが、プロは評価と改善の設計で答えます。免責だけ語る会社は運用まで見ていません
要件を聞く前に見積もりが出る: 業務もデータも見ずに出る金額は、後から変わる金額です
全部できます: エージェント開発は権限設計・評価・運用と領域が広く、得意不得意が必ずあります。不得意を言える会社のほうが信頼できます
相場から極端に外れた金額: 高すぎも安すぎも範囲の認識ズレを疑う。相場感は簡易PoC数十万〜300万円、中規模300万〜1,000万円が目安です
発注形態も選択肢に入れる
「全部作ってもらう」以外の形態も比較対象にしてください。
伴走型・内製化支援: 設計と実装を一緒に進め、社内に知見を残す。将来の内製化を狙うならこちら(『内製か外注か』)
PoCのみ発注: 相性を小さく確かめてから本開発を判断する。最初の付き合い方として合理的
研修から入る: 発注側の目利き力を先に上げる(『AIエージェント研修という選択肢』)
まとめ
選定の本体は会社の優劣ではなく案件との相性。自社側の準備を済ませてから会う
商談では実運用経験・評価設計・失敗事例・権限設計・運用移管・コスト見積もり・技術選定理由の7つを聞く
危険信号は、免責だけ語る・即見積もり・全部できます・相場から極端に外れる
全部発注のほかに、伴走型・PoCのみ・研修からという形態も比較する
発注先を探している方へ
TodoONadaは、自社でマルチエージェントを実運用しながらAIエージェントの受託開発・伴走支援を行っています。上の7つの質問、そのままぶつけてください。
