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【千葉県東金市】両総東金支線円筒分水工

《概要》
両総東金支線円筒分水工は、千葉県東金市田間の県道119号東金源線沿いにある、両総用水の農業用水を田間派線・求名派線・豊海片貝線の3方向へ分ける施設である。
両総用水は、利根川から栗山川を経由して九十九里平野南部へ水を送る、昭和40(1965)年完成の大規模な農業用水路である。

その後、国営両総農業水利事業によって東部幹線水路が新設され、海岸側へ直接水を送れるようになったため、かつて最大の配分を受けていた豊海片貝線の利用度は低下し、現在は実質的に田間派線と求名派線を中心とした分水施設となっている。
訪問時は通水前で水の流れこそ見られなかったが、その分、円周を区切る曲線や各水路への配分構造を細部まで観察することができた。

千葉県道119号東金源線沿いに
ひっそりと構える両総東金支線円筒分水工
分水工脇の案内看板。
目いっぱい流れてる時の写真
(案内図より)

▶訪問日(2026年3月)

えーまだ通水前で1滴も流れておらず。
構造を観察するには水が流れてない方がいい。
写真左側より中央部に水が送られてきます。
勢いをつけてバシャーッって感じでしょうか?
理科実験室にあった「メスシリンダー」
みたいなメモリが付いた観測器具。
手前に流れ込む田間派線は4コマ分。
求名派線は2コマ分
求名派線と豊海片貝線の区切り部分。
この曲線が美しい。カタツムリみたい。
それ以外のコマはすべて豊海片貝線へ
しかし豊海片貝線側の越流頂部分に
板が張り付いてるのがわかるでしょうか?
実は東部幹線水路の完成に伴い
ココからの利用する水の量は激減。
中央が豊海片貝線水路、右が求名派線水路
あきらかに水路の太さが段違いなのに。
かつての主水路は利用度が低くなったそうです。
豊海片貝線の暗渠部分
主水路だけあって太さはあります。
こちらは求名派線の水路。
側溝ぐらいの大きさしかありません。
真亀川を立体交差して
求名方面へ水が送られます。
県道沿いに駐車スペースは皆無なので
分水工の庭園部分に突っ込むしかありません。
訪問の際には2~3回素通りしてからの方が無難。

・普通なら通り過ぎるような施設
愛知用水兼山取水口多古円筒分水工万才堰ファブリダム
・旅の途中で出会った構造物
旅足橋岩井寺隧道水道タンク黄金山発電所跡


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