不動産投資|空き駐車場の貸し先は「近隣クリニック」がちょうど良かった
アパート経営をしていると、
「駐車場が余る問題」に悩むことがあります。
以前の私は、
駐車場は月極で満車にしておく方がいいと思っていました。
ですが実際に経営を続けて実感したのは、
柔軟に貸せる相手がいる方が
アパート経営はずっと楽になる
ということです。
今回は、我が家の自主管理アパートで実際に行っている
「近隣クリニックへの駐車場貸し出し」
について書いてみたいと思います。
アパート経営で意外と悩む「駐車場の使い方」
アパート経営をしていると、
意外と悩ましいのが駐車場の使い方です。
入居者さんの生活スタイルによって、
必要な台数は大きく変わります。
車を2台所有しているご家庭もあれば、
学生さんのように車を持たない方が
入居されることもあります。
空室募集のときは
「駐車場2台あり」
で出したいのですが、
実際には常に2台埋まるわけではありません。
その結果、
駐車場だけが余ってしまうことがあります。
さらに難しいのは、
空き駐車場を作らないように
外部の月極契約で埋めてしまうケースです。
例えば、
入居者さんが1台だけ利用している状態で、
残りの1台を外部の月極契約で埋めてしまうと、
その入居者さんが退去したときに
「駐車場2台あります」という募集が
できなくなってしまいます。
もちろん契約上は、
外部契約の方に1か月前予告などで解約をお願いすることもできます。
ただ実際には、
駐車場の少ないエリアでは、こちらの都合で急な解約をお願いするのは
どうしても心苦しいものです。
ファミリー層の入居では
「駐車場2台」が決め手になることも多く、
オーナーにとっては意外と悩ましい問題です。
駐車場の“調整弁”になってくれた近隣クリニック
そんなときに助けられているのが、
近隣のクリニックへの駐車場貸し出しです。
きっかけは、駐車場に
「駐車場空きあります」
という案内を貼っていたことでした。
それを見たクリニックの先生が連絡をくださり、
スタッフ用として1台借りていただいたのが始まりです。
先生からは
「患者さん用の駐車場はなるべく空けておきたいので、
スタッフ用として借りられませんか?」
というお話でした。
それからのお付き合いで、
現在は最大3台まで借りていただくこともあります。
入居状況に合わせて柔軟に調整
この関係がありがたいのは、
入居状況に合わせて柔軟に調整できることです。
例えば、
「来月から1台、入居者用に空けてほしいです」
とお願いすることもあります。
逆に、
「車を持たない方の入居が決まったので、また使っていただけます」
とお伝えすることもあります。
駐車場料金も、
半月単位で計算したり、
キリのいい月末までの期間を
サービスすることもあります。
細かく区切るより、その方がお互い気持ちよく調整できるからです。
また空きが出たときには
「1台空きましたが、ご利用されますか?」
とこちらから連絡することもあります。
ショートメールでやり取りできる関係
クリニックの先生とは
ショートメールでやり取りをしています。
駐車場契約書は交わしていますが、
「もう1台空きましたがどうしますか?」
「ではそこもお借りします」
そんな気軽なやり取りができる、
顔の見える関係です。
駐車場は「固定収入」にしなくてもいい
不動産投資を始めたころは、
「駐車場は必ず月極で埋めなければ」
と思っていました。
でも実際には、
柔軟に貸せる相手がいることの方が
空室募集もしやすくなり、
アパート経営の安定につながる
と感じています。
入居者募集のときは
「駐車場2台あり」として出し、
駐車場が空いているときは
クリニックに月極で借りていただく。
そんな調整弁のような存在があるだけで、
アパート経営のストレスはずいぶん減りました。
トラブル回避のワンポイント
なお契約書には、
「入居者用に必要になった場合は解約をお願いすることがある」
という内容をあらかじめ入れています。
おわりに
今回の場合はクリニックでしたが、
近隣に会社や飲食店などがあれば
「駐車場が空いたときに使われませんか?」
と一声かけてみるのもひとつの方法です。
思いがけないところから、
空き駐車場の調整役になってくれる相手が見つかることもあるかもしれません。
駐車場もまた、
地域との関係の中で価値が生まれる資産なのだと思います。
小さなことですが、
近隣の方との関係がアパート経営を支えてくれています。
このアパートの駐車場については、
こちらの記事でも書いています。
