今、この瞬間に生きる自分を、大切にしたいあなたへ。
「もっと自分の思いを、素直に伝えられるようになりたい!」
「他人に振り回されるクセを、何とかしたい!」
こんな風に、人とのコミュニケーションに悩む人におすすめしたいのが、アサーション。自分も相手も大切にできる表現方法です。先日から立て続けにnoteで紹介してきました。
ところが、いざアサーションを解説するとなると、本まるまる一冊文を要するくらい、幅広く奥深い内容です。残念ながらこのnoteでは解説しきれそうにありません。
「できれば私の記事じゃなくて、関連書を読んでみて……」と言いたいのですが、アサーションの解説書は教科書的なものが多く、とっつきにくいと感じる人もいるかもしれないです。
そこで、アサーションを冠した書籍よりも、もっと読みやすい本を紹介しますね。
心理カウンセラーである、石原加受子さんの著書です。
石原加受子さんの自分中心心理学とは?
石原加受子さんは、「自分中心心理学」の提唱者。200冊以上の著書を出版しています。
「自分中心心理学」とは、自分の感情を大切にし、他者からの承認基準に頼ることなく生きていく方法です。
そう、石原さんは仰います。感情といっても、胸に手を当てれば数多くありますが、石原さんが指すのは「今」の感情。過去から積りにつもった怒りや不満でも、未来に対する期待や不安や焦りでもありません。今まさに、この瞬間に起きた感情に気づいてあげて、それを叶えることを推奨しています。
現代はそもそも、自分が何を感じて、どうしたいのか分からない人が増えてきていますよね。それは他者を中心にした考え方で、一般常識や周囲の人たちの言動に縛られているから。
それよりも、自分を中心にした方が生きやすくなります。自分の今の欲求や願望を満たすことが、他者を大切にすることにも繋がるからです。
これはまさに、アサーションに通じる精神。
「自分も相手も大切にするには、どうすればいいんだろう?」という疑問を、私は石原さんの本を読むことで、ようやく晴らすことができました。私がアサーションをつかむことができたのは、石原さんのお陰と言っても過言ではありません。
今、この瞬間に、生きて感じることの大切さ
くり返しになりますが、石原加受子さんの自分中心心理学は、「今」この瞬間に起きた感情に重きをおいています。
思えば、私が生きづらさを感じるときは、「過去」や「未来」に縛られていることが多いです。たとえば、こんな風に。
過去に傷ついた経験から、身動きが取れないことがある。
仕事を何年がんばっても報われないから、やる気が出ない。
これからの将来、収入を確保できるか心配。
でも、ここでふと足を止めて考えてみたとき、「今」という時間がおろそかになっていないかな……と気づきます。私が生きているのも、ものごとを感じられるのも、「今」しかありません。
ちなみに、これを書いている今はまさに休日。カーテンの外の木漏れ日を感じながら、自宅のPCに向かって、文字を打ちこんでいるところです。
「今はひとりで寛ぎたい」
「今は言葉に向き合いたい」
「今は自分の部屋で籠っていたい」
このリアルタイムの欲求を満たしているから、すごーく心身が楽なんですよね。感情と行動に、まったくブレがないからです。過去や未来から解放されて、今の心地良さがずっと続いていけば、私はずっと自分らしくいられるのではないかと思います。
もちろん、誰かといっしょにいたくなったら声をかけるだろうし、外出したくなったら、ドアを開けて飛び出していく。川が流れていくように、その時、その時の感情を可能な限り留めることなく、生きていくのが大切なんですね。
まとめ
石原加受子さんの、自分中心心理学を紹介しました。
アサーションに興味がある方はもちろん、全く知らない方でも、石原さんの本はスラスラ読めると思います。ただし相性はあると思いますので、書店や図書館などで手に取ってみて、自分に合いそうだと感じたら、ぜひ読んでみてくださいね。
今、この瞬間に、生きて感じることの大切さに、気づかされると思います。
