私立難関校を目指していると、公立対策が不安になる
私立難関高校を目指して勉強していると、ある時期から気になり始めることがあります。
それは、
「公立高校の対策を全然やっていないけど大丈夫なのか?」
という不安です。
特に九州の場合、
私立難関校と公立トップ校を併願する家庭も少なくありません。
そのため、
「周りはもう公立対策を始めているらしい」
「記述の練習をしているらしい」
「学校の先生から公立向けの話が始まった」
という話を聞くと焦ります。
しかし、私はそこまで心配する必要はないと思っています。
なぜなら、
私立難関校の勉強と公立高校の勉強では求められるものが違うからです。
私立難関校は、
難問を解く力。
思考力。
応用力。
スピード。
こうした能力が求められます。
一方、公立トップ校は、
基本事項を正確に書く力。
ミスをしない力。
答案をまとめる力。
が重要になります。
つまり、
必要な能力が少し違うだけで、
学力そのものが足りないわけではありません。
私立難関校を目指している子であれば、
知識不足で困ることはほとんどないでしょう。
むしろ、
「答え方」
「採点される書き方」
に慣れる方が大切です。
実際、公立入試では、
解けるかどうかより、
どう書くかで差がつく問題も少なくありません。
だから、
今の段階で公立対策が遅れているように見えても慌てる必要はありません。
多くの場合、
コツを掴めば短期間で点数は伸びます。
もちろん内申点は別問題です。
内申点は簡単には変えられません。
だからこそ、
今できることは学力をしっかり積み上げることです。
私立難関校を目指す勉強は決して無駄になりません。
むしろ、その積み重ねが公立入試でも大きな武器になります。
受験生も保護者も、
周囲の進度を気にし過ぎないことです。
受験は最後まで続きます。
焦ってあれもこれも手を出すより、
まずは目の前の課題を確実にこなす。
その積み重ねが、結局一番の近道なのだと思います。
