弘学館受験は「練習」ではない。開戦である。
九州の難関私立を目指す受験生にとって、
1月6日の弘学館受験は特別な意味を持っています。
附設。
ラ・サール。
青雲。
これらを目指す受験生の多くが、まず弘学館を受験します。
そのため、
「練習校」
「前哨戦」
という言葉で語られることも少なくありません。
しかし私は思います。
弘学館受験は練習ではありません。
受験戦争の開戦日です。
確かに、附設やラ・サールを狙うレベルの子であれば、合格そのものは十分可能でしょう。
しかし、だからといって簡単な試験ではありません。
弘学館の問題は決して甘くありません。
実力のある子でも、
「思ったより解けなかった」
「5割しか取れなかった」
「時間が足りなかった」
ということが普通に起こります。
実際、合格最低点もそれを前提とした設定になっています。
だからこそ危険なのです。
受験生本人が、
「どうせ受かる」
と思って試験に入ると痛い目を見ます。
試験中に焦る。
思ったより解けない。
動揺する。
その経験は、その後の受験にも影響します。
逆に、
「本番のつもりで行く」
と決めて挑めば得るものは大きい。
試験会場の空気。
緊張感。
開始前の静寂。
終了後の自己採点。
すべてが本番そのものです。
そして弘学館には、もう一つの目標があります。
特待生です。
さらに言えば、その中でも最上位の特待です。
上位に入ると学校から直接電話がかかってくることがあります。
この電話は単なる連絡ではありません。
受験生本人にとっても、保護者にとっても、
「ここまで頑張ってきて良かった」
と思える瞬間になります。
だから私は、
弘学館を受けるなら、
合格を目標にするのではなく、
最上位特待を目標にしてほしいと思っています。
そのくらいの気持ちで臨んだ方が、その後の附設やラ・サールでも戦えます。
多くの受験生は、
弘学館
↓
青雲
↓
ラ・サール・附設
という流れになるでしょう。
受験は学力だけの勝負ではありません。
精神状態も大きく影響します。
良いスタートを切れれば、自信を持って次へ進めます。
逆に、最初で崩れると立て直しに苦労します。
だからこそ、1月6日を軽く見てはいけません。
弘学館受験は練習ではない。
受験戦争の開戦日なのです。
受験生の皆さん。
思い切り戦ってきてください。
