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50代家を買う!天国か地獄か?!終の棲家計画 Road 4〜世紀末救世主現る!贈与税(ラオウ)を突破する秘策とは!?〜

​一条工務店での「感動のお泊まり体験」から帰宅した私たち夫婦を待っていたのは、あまりにも過酷な現実……「土地探し」という名の荒野でした。

​1. 訳あり物件の群れ。お前はもう死んでいる。

​私たちは50代。ローンの完済年齢を考えれば、土地にかけられる予算は限られています。

「せめて土地代だけは安く済ませたい……」


​幸い、息子たちは大学生。もはや「学区」という縛りはありません。どこへでも行ける自由はある。……はずでした。

しかし、現実は非情です。

  • 安い!と思えば、築古の建物付き(解体費用で詰む)。

  • 安い!と思えば、道が狭すぎて車が入らない(建築不可の罠)。

  • 老後のためにと利便性を求めれば、価格は空の彼方へ……。


「お前はもう死んでいる!……あたたたたーっ!!」
(50代ですので、脳内にはケンシロウが降臨しています。ご了承ください)

​現実という名の北斗百裂拳を浴び、夫婦で「ひでぶっ!」「あべしっ!」と断末魔を上げながら、死体同然で倒れ込んでいました。


​2. 荒野に現れたのは、デカいババア……ではなく「聖母ユリア」

​そんな絶望の淵にいたときです。

物陰から、一人の女性が手招きしていました。

​変装した「デカいババア」(北斗の拳8巻参照)かと思いきや、そこにいたのはいつも優しい義理のお母さんでした。

​フラフラと近づく私たちに、聖母は穏やかに言ったのです。

「私ももう歳だし、身の回りを整理しておきたいの。家を建てたいのなら、私の持っている土地を使ってくれないかしら?」

な、なんだってーーー!!

​聞けば、バブル期に買った土地を資産として持っていたものの、今や価値は当時の半分。それでも「お金より、子供たちに使ってほしい」という、涙が出るようなありがたい提案でした。

「我が人生に、一片の悔いなし……!」

いや、まだ終われません。これこそが現代に現れた救世主!

​しかし、ここは世紀末ではなく、令和の日本。

タダで土地を譲り受けようとする私たちの前に、さらなる強敵が立ちはだかりました。

拳王ラオウさながらの威圧感を放つ、**「贈与税」**という名のボスキャラです。


​3. ラオウ(贈与税)を回避せよ!「相続時精算課税制度」という究極奥義

​そのまま譲り受ければ、容赦ない税金の剛掌波(贈与税)を浴びて、私たちの計画は瓦解します。

何か……何か回避する奥義はないのか!?

​必死に奥義の書(Google)をめくっていた私の目に、あるワードが飛び込んできました。

それこそが、『相続時精算課税制度』

​💡 ここで解説:相続時精算課税制度とは?

​簡単に言うと、**「将来もらうはずの遺産を、今、前倒しでもらっちゃおう!」**という制度です。

  • 最大2,500万円まで贈与税がゼロ! 60歳以上の父母や祖父母から、18歳以上の子や孫へ財産を渡す際、2,500万円分まではその場での税金がかかりません。

  • 税金の支払いを「後回し」にするだけ 「非課税」ではなく、あくまで「精算の先送り」です。贈与してくれた人が亡くなったとき(相続時)に、その土地の価値を他の遺産と合算して、改めて相続税として計算します。

  • 【重要】令和6年度の改正でパワーアップ! これまでは一度この制度を使うと少額の贈与でも申告が必要でしたが、現在は年間110万円までの基礎控除が併用可能に。使い勝手が劇的に良くなりました。

​つまり、この「奥義」を使えば、今すぐ多額の税金を払うことなく、義母の土地を譲り受け、家づくりを継続できるということ。


​まさに、私たちのような「土地なし・50代」にとっての救世主の拳(システム)!

​しかし、この制度には**「一度選んだら二度と戻れない(暦年課税に戻れない)」**という、北斗神拳伝承者のような厳しい掟も存在しますのでご注意。

4. 法務局の掟。門番の名は「ジャギ」!?

​「相続時精算課税制度」という奥義を携え、義母の土地の名義を妻に変えようと私は平日の法務局へ乗り込みました。

しかし、そこで待っていたのは、あまりにも理不尽な門番たち。

「専門家と相談したい?……フッ、俺の名を言ってみろ!」

と言わんばかりの冷たい対応。

​聞けば、専門のアドバイザーは木曜日にしか現れず、しかも完全予約制。社畜サラリーマンが平日の水曜日にふらっと立ち寄るなど、彼らに言わせれば「兄より優れた弟など存在しない」レベルの暴挙だったようです。

​「なんだこの週一しか仕事しない縛りは……!貴様らの血は何色だー!」

怒りに震える私でしたが、社畜の身では木曜日の予約という壁は高すぎました。

​5. 聖母、激昂!「今日中に済ませます」

​絶望する私に、妻が勇ましく言い放ちました。

「わかったわ、私とお母さんでなんとかするわ!」

​翌日、妻と義母の二人が法務局という名のジャギの牙城へ。

案の定、「書類が足りない」「確認は来週だ」と、ジャギ特有の嫌がらせ(お役所仕事)が炸裂します。

​しかし、ここでいつも優しい義母が覚醒しました。

「今日中に済ませなさい。……でないと、その身に死兆星が降りるわよ」
(※イメージです。実際の言動とは違う場合がございます)

​その凄まじいプレッシャーに、ジャギ……もとい役人もついに陥落。本来なら数週間かかるはずの手続きを、執念の1日で書類提出までこぎつけたのです。

まさに「愛ゆえに、人は苦しまねばならぬ(だが、土地は1日で手に入る)」。

​6. 税務署のトキは、病んでなどいなかった

​次なる任務は、私が引き継ぎました。

整った書類を携え、いよいよ本丸**「税務署」**へ。

​法務局のジャギによる理不尽な洗礼を受けた私は、究極奥義「無想転生」で受け止める準備をして乗り込みましたが……そこにいたのは、あまりにも穏やかな**「トキ」のような職員さん**でした。

「……いつでも、書類を持ってきてよい。予約など、ここにはないのだから」

​「えっ、予約は? 専門家は木曜日にしか来ないんじゃ……」

「そんなものはないですよ。書けたものから持ってきなさい。それがあなたの運命(さだめ)なのだから……」

​なんという慈愛!法務局の殺伐とした空気とは正反対の、まさに「柔の拳」による癒やしの対応。

一通り記入した書類を1週間後に提出すると、彼は穏やかに受け取ってくれました。

​その後、役所からの音沙汰は一切なし。

「……効かぬ。訂正という名の秘孔は、私には効かぬ!」
(無事に受理され、勝利のVサインです)

​結末:手に入れた272㎡の聖地

​こうして私たちは、晴れて272㎡(約82坪)の更地を手にしました。


土地代ゼロ。この奇跡によって、予算のすべてを「建物の性能」に注ぎ込めることになったのです!



​次回、50代家を買う、天国か、地獄か、終の棲家計画 Road 5

鉄(くろがね)の城!「ハグミーファム寒冷地仕様とは!?規格住宅の限界を突破せよ」パイルダーオン!


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