【教員の基本】担任の持ち物は「最低限」でいい。仕事を止めないための道具選び

学校の働き方や教え方は、
都道府県や市町村、学校ごとに大きく異なります。

このシリーズで書いていることも、
あなたの学校では
「それはできない」
「そんなやり方は聞いたことがない」
と感じる部分があるかもしれません。

それで構いません。

この【基本シリーズ】は、
唯一の正解や、全国共通のやり方を示すものではありません。

多くの現場で比較的通用しやすい
考え方や、仕事の組み立て方、
教員としての土台になる視点をまとめています。

今の自分のやり方・学校のやり方と比べてみて、
「これは同じだな」
「ここは違うな」
「ここはなくなったな」
「名前ちゃうな」
「うちの学校では、こう言い換えたら使えそうだな」

そんなふうに、
自分の当たり前を見直す材料として
読んでもらえたら十分です。

すべてを真似する必要はありません。
取り入れるのは、
使えるところだけで大丈夫です。

このシリーズが、
あなたの現場で事故を減らし、
考える負担を少し軽くする
土台になれば幸いです。

【教員の基本シリーズ|前書き】

担任になると、
「何を持っておけばいいのか」
「あれもこれも持っておかなきゃ」
と不安になります。

しかし、最初に伝えたい結論はこれです。

全部そろえる必要はありません。

必要なのは、
授業・学級運営に困らない「最低限」だけ、
クラスに置いておく。

持ち物は、
仕事の質を劇的に上げる魔法の道具ではありません。

仕事を止めないための土台です。

担任の準備は「探す」から始まる

何かを準備するときは、
「どう手に入れるか」よりも、「何が使えるか」から考えてみてください。

【学校にあるものを確認する】
・事務室
・資料室や教材室
・職員室

今すぐ使える担任セットが、
そのまま残っていることがあります。

【周りの先生に相談する】
学年の先生や他のクラスを見に行き、

「これ、どこかにありませんか?」
「これってクラスにある方がいいですか?」

この一言で、使っていない物や予備が見つかることもよくあります。

学校の物では代替できない場合だけ、
新しく用意すれば十分です。

「まず、学校にあるものを活かす」

この視点を持っているだけで、

無理に抱え込まず、
落ち着いてクラスづくりができます。

仕事を止めないための「三種の神器」

これがないと、
その日の仕事が文字通り止まります。

【判断・記録・連絡のための筆記用具】

・赤ペン、替芯、インク
・黒ボールペン

できれば
「職員室用」と「教室用」の2セット。
移動のたびに探さなくて済みます。

【授業を動かすための道具】

・白・黄チョーク(予備含む)
・マグネット
・黒板消し

年度はじめに、
「クラスの棚にあるか」を必ず確認してください。
これがないと、授業開始5分で詰みます。

【クラスを動かすための必需品『ホイッスル』】

・体育
・行事
・校外学習
・緊急時の合図

「その場に確実にある」ことが求められる。

・学校に予備があるか
・共用で使えるものがあるか

を先に把握しておくと、
体育や行事で慌てずに済みます。

これらは、
クラス運営を「動かし始める」ための最低限です。

一つ欠けるだけで、
その日の動きが簡単に詰まります。

持ち物は「力量」ではない

・最初から完璧を目指さない
 困ってから足せば、十分間に合います。

「なぜそれがあるか」を観察する

仕事ができる先輩の教室には、
必ず理由があってその物が置かれています。

担任の持ち物は、
仕事を止めない構成であれば十分です。

・まず学校でそろうかを確認する
・必須は最低限に絞る
・「買いすぎない」ことも、立派なプロの判断

最初は、
最低限で回せていれば合格です。

道具は、
あなたの経験とともに、
少しずつ「自分仕様」に洗練されていけばいい。

関連するnoteはこちら。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集