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周りに合わせ続けた先で、私は仕事を辞めた

前回の投稿では、働くことに少しずつ疲れていき、何に対しても「どうでもいい」と思うことが
増えていった時期について書きました。

今回はその続きとして、
どのように仕事を辞めることになったのか
について書いていこうと思います。

前回のお話はこちら⬇️

それでは、本編に入ります。


少しずつ孤立していった

以前の私は、「周りの役に立ちたい」
という気持ちで働いていました。

頼まれたことはできるだけ断らない。
忙しそうな人がいれば手伝う。

少しでも誰かの役に立てるように、
自分なりに考えて動いていたと思います。

ですが、働くことに疲れていくにつれ、
以前のように周りを優先して動くことが
少なくなっていきました。

必要以上に周りを気にすることをやめ、
自分の仕事だけをこなすようになったのです。

もちろん、
仕事を放棄していたわけではありません。
やるべきことはちゃんとやっていましたし、
頼まれればその仕事を手伝うこともありました。

ただ、
“以前のように積極的ではなくなった”
それだけです。

ですが、その変化は周りから見ても
分かりやすかったのだと思います。

自分から話しかけることは
ほとんどなくなっていましたし、
仕事以外の会話をすることも減っていきました。

コミュニケーションを取ること自体が
しんどくなっていったのです。

その結果、周りとの距離は少しずつ広がっていき、
職場の中で孤立しているような感覚を
持つようになっていました。


聞こえてしまった言葉

そんなある日、仕事中に偶然自分のことを
話している声が聞こえてしまいました。

別に悪口というわけではありません。

「最近変わったよね」
「前はもっと動いてくれてたのに」

はっきりとは覚えていませんが、
そんな内容だったと思います。
それを聞いた時、頭が真っ白になりました。

「無理をしてまで、周りのために
動かなければいけなかったのだろうか…」

そんなことを考えてしまったのです。
悪意のある言葉ではなかったのかもしれませんが、
当時の私にはそれくらい強く刺さりました。

「こんなことなら最初から
自分のことだけを考えて仕事をすれば良かった」

そんな考えが頭に浮かび、
そう思ってしまう自分自身にも嫌気が差しました。

今振り返れば、そこまで深く受け止める必要は
なかったのかもしれませんが、
あの頃の私はそれくらい心に
余裕がなくなっていたのだと思います。


誰かのためが自分を苦しめていた

私はずっと、“誰かのために動くこと”
大事だと思っていました。
周りの役に立てれば、
自分の価値を感じられる気がしていたからです。

必要とされること。
認めてもらえること。

それが嬉しくて頑張っていたのだと思います。
ですが、いつの間にか
自分の気持ちをずっと後回しにしていました。

「本当はしんどい」
「休みたい」
「もう頑張れない」

そんな気持ちがあっても、
「期待に応えなきゃいけない」
と無理をし続けていたのです。

そしてある時、ふと思いました。

「自分は何がしたいんだろう…」と。

周りに合わせることばかり考えて、
自分の気持ちを置き去りにしてきた結果、
自分が分からなくなっていたのです。

「何が正解なのかは分からないけれど、
    もうこの場所には居たくない」

そう思った瞬間でした。


「もう無理かもしれない」と思った

そこからは早かったと思います。

・仕事中もどこか気持ちが入らない
・何をしていても疲れる
・誰かと話すことすらしんどい

「もう無理かもしれない…」

そんな言葉が頭に浮かぶ回数が
どんどん増えていきました。

もちろん、辞めるのは怖かったです。

・また無職になるかもしれない
・周りからどう思われるのか
・ここで辞めたら、
    また昔の自分に戻ってしまうんじゃないか

そんな不安もありました。

それでも、
あの時の私はもう限界だったのだと思います。

気がつけば、
自然と上司の元へと足が向いていました。

色んな気持ちがごちゃごちゃになっていて、
自分でも上手く整理できていない状態でしたが、
そんな気持ちを素直に話しました。

そして、私の話を最後まで聞いた上司が
かけてくれた言葉は、

「そう。分かった」
ただ、それだけでした。

この時、自分の中で「もう続けられない」
という気持ちが決定的になったのだと思います。


仕事を辞めた日

最終的に、私は会社を辞めることを選びました。

「やっと正社員になれたのに」
「もったいない」

家族や友達にも言われました。
もちろん、そんな気持ちが
なかったわけではありません。

辞めなければならない決定的な理由が
あったわけでもありません。

ただ、
「もう頑張れない…」
という気持ちが限界まで大きくなっていたのです。

辞めると決めた時、
不思議と少しホッとした自分がいました。

「もうやらなくても良いんだ…」

そんな自分を情けなく思う気持ちもありましたが、
それと同時に、
「自分が何をやりたいのか、
    何のためなら頑張れるのか、
    もう一度ちゃんと考えなければいけない」
と思ったのです。

世間的に見れば、
私は「また逃げた人間」なのかもしれません。

ただ、今回の経験があったおかげで、
「自分のやりたいことをやろう」
と思えるようになったのは事実です。

きっと私にはもう一度、
自分と向き合う時間が必要だったのだと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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