働くことに疲れてしまった話
前回の投稿では、社会人として働くようになって感じたことについて書きました。
今回はその続きとして、
働くことに少しずつ疲れていった時のこと
について書いていこうと思います。
前回のお話はこちら⬇️
それでは、本編に入ります。
「まだ頑張れる」と思っていた
情けないと思われるかもしれませんが、
私は働き始めてから割と早い段階で
働くことに対する違和感を
感じるようになっていました。
ですが、せっかく頑張ってここまで来たのに、
それをあっさりと手放してしまうのは
勿体ない気がしましたし、
数年で音を上げる情けない奴だと
思われるのも嫌だったので、
この時の私は仕事を続けることを選びました。
「社会人なんだからこれくらい普通だ」
そう思えていたのも大きかったと思います。
周りを見ても、
忙しそうに働いている人はたくさんいましたし、
疲れている様子の人も少なくありませんでした。
だからこそ、
「自分だけがしんどいわけじゃない」
「ここで弱音を吐くのは甘えかもしれない」
そう自分に言い聞かせながら働いていました。
認められることが嬉しかった
働き始めた頃の私は、
周りの役に立ちたいと思っていました。
どうすれば効率良く動けるのか。
どうすれば周りが働きやすくなるのか。
そんなことを考えながら、
率先して動いていたと思います。
頼まれたことはできるだけ断らず、
忙しそうな人がいれば手伝う。
自分から声をかけることも増えていきました。
そうした行動に対して、
「助かったよ!」「ありがとう!」
と声をかけてもらえることが嬉しかったのです。
新卒ではない私を受け入れてくれた恩に
報いたかったのもあると思いますが、
それと同時に私は人から認められることに
飢えていたのだと思います。
大学を辞め、ニートになり、
自分に自信を持てなかった過去があったからこそ、「必要とされている」
と感じられることが嬉しかったのかもしれません。
少しずつ増えていった負担
ですが、次第に仕事量や役割は増えていきました。
最初は頼られることが嬉しかったはずなのに、
少しずつ負担に感じるようになっていったのです。
「しんどい」
「本当は休みたい」
そう思っていても、断るのが苦手だった私は
「大丈夫です」と答えてしまう。
期待に応えようとして、
どんどん仕事を溜め込んでいきました。
自分の仕事が終わっていなくても、
誰かから頼まれれば引き受ける。
担当ではない仕事を抱えて
残業することも増えていきました。
そんなことを続けているうちに、
ふと思ってしまったのです。
「都合良く使われているだけなんじゃないか」と。
もちろん、皆それぞれに仕事を持っていましたし、悪意があったわけではないと思います。
ですが、当時の私にはそう感じてしまうくらい、
心に余裕がなくなっていました。
仕事中心になっていく生活
そうやって働き続けるうちに、
生活のほとんどが仕事を中心に
回るようになっていきました。
朝起きて仕事へ行く。
帰宅してご飯を食べる。
少しだけスマホを触って寝る。
休日に至っては、昼頃に起き、
家事を済ませてまた横になる。
そんな過ごし方が増えていきました。
以前は楽しめていたアニメや映画も、
徐々に観る本数が減っていき、
趣味と呼べるようなものに
時間を使う余裕もなくなっていきました。
何をするにも、“面倒くさい”という感情が
先に来るようになっていったのです。
どうでもいいと思うことが増えていった
そんな状態が長く続くうちに、
自分の中で少しずつ気持ちが変わっていきました。
何に対しても「どうでもいい」
と思うことが増えていったのです。
以前の私は、熱意を持って
仕事に取り組めていたと思います。
・どうすれば効率良く動けるか
・相手が求めていることは何か
・どうすれば喜んでもらえるのか
そんなことを考えながら動いていましたが、
「言われた通りにやればいい」
「余計なことは考えなくていい」
そう思うようになっていきました。
周りの意見に対しても、
「それでいいです」
「合わせます」
そう返すことが増えていき、
自分の考えを伝えること自体が
段々と面倒に感じるようになっていました。
人との距離を取るようになった
そんな状態で働いていると、
職場では必要最低限のコミュニケーションしか
取らなくなっていきました。
自分から話しかけることも減り、
仕事以外の会話をすることも少なくなりました。
人と関わること自体が
疲れるようになっていたのです。
もちろん、露骨に避けていたわけではありません。
話しかけられればちゃんと受け応えしますし、
時には冗談を言い合ったりもします。
ですが、自分でも分かるくらい、
人と話す時の温度感が変わっていきました。
そしてその頃には、
職場の中でどこか孤立しているような
感覚を持つようになっていました。
自分でも気づかないうちに
今振り返ると、あの頃の私は
かなり無理をしていたのだと思います。
自分の担当の仕事が増えていく中、
それでも誰かのためにと仕事を手伝ったり、
引き受けたりしているうちに
「頑張ること」と「無理をすること」の
違いが分からなくなっていたのです。
「少し休めば大丈夫」
「もう少し頑張れば変わる」
そう思いながら毎日を過ごしていました。
けれども実際には、
自分の感情を押し込めながら、
働き続けていただけなのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
