【Vol.04】テーマ「作家紹介」園芸店店長cafe(カフェ)さん
こんにちは。DelaM's (デラムス)編集部です。
苔テラリウム専門誌【DelaM's】のnoteに辿り着いていただき、誠にありがとうございます。
このnoteは苔テラリウムを愛する者たちが、「苔テラリウムを日本の文化にしたい!」という思いのもと執筆した記事を毎週日曜日に配信する苔テラリウム専門誌です。
今回は「園芸店店長cafe(カフェ)」さんの記事をお楽しみください。
─── 今週の執筆者 ───
cafe(カフェ)さん
長野県須坂市にある園芸店「グリーンハウス大丸」店長・篠塚さん(通称cafeさん)。
約50年にわたり地域に根差した園芸店を経営。
新規取り組みとして自身の「好き」を軸に苔テラリウムや苔販売、初心者向けワークショップを展開。
園芸店から苔の魅力を発信する新しいスタイルに取り組んでいる。
従来の園芸店からの転換
私の店は約50年続いている昔ながらの小さな園芸店です。
公園の前という好立地もあり、これまで多くの地域の方に支えられてきました。
お彼岸、母の日、花壇シーズン、お盆、そして正月と、年間を通してどこにでもある園芸店として営業をしてきました。
肥料、農薬、飼料、貸植木、培養土、園芸用の鉢物などを扱い、「お花のことならおまかせください」というスタイルです。
一般的に「浅く広く」が園芸店の立ち位置です。
ただ、いつしか私の中でこのやり方に違和感を感じるようになりました。
そんな中、いっそのことお店のコンセプトを自分の好きなことに絞ってしまうのも良いのではないかと考えるようになり、大好きな苔テラリウムを扱うことにしました。

苔との出会い
もちろん昔から来てくださっているお客様は、これからも大切にします。
そのうえで、新しいお客様との関わりも広げていきたいと考えています。
その入口として、苔はとても良い存在だと感じています。
実は苔との出会いは日常の仕事の中にありました。
式典などで納品する盆栽には苔を貼る作業が伴います。
そのときに余った苔が、思っていたよりも長く枯れずに残ることに気づきました。
そこから「他にも使い道があるのではないか」と書籍などで勉強を始めたのがきっかけとなりました。
苔の販売の工夫
苔の販売方法についても工夫をしています。
苔テラリウム自体は本来、直射日光を避けた店内で管理します。
しかし店内保管だとこの店に苔があることに気づいてもらえません。
そこで外に大きなターポリンを設置しました。
そうすることで通りがかりの方にも気づいてもらえるようになりました。

商品づくりと展開
メインの商品として「苔軽君」があります。
お皿に細かい軽石を敷き、その上に大きめの軽石を置いて苔を植えたものです。
また、パックに入れた苔の販売も行っています。
苔テラリウム作品も少しは置いていますが、まずは手に取りやすい商品を中心にしています。

苔の可能性
私なりに苔テラリウムの販売に取り組む中で、愛知県の苔テラリウムクリエイター苔楽さんの活動には大きな刺激を受けました。
行動力があり、特に苔テラリウムクリエイターズサミット2026では全国のクリエイターさん達をまとめられている姿を見て、苔の世界にはまだまだ可能性が残されていると感じました。
自分もその流れの中で、一人の苔を愛する者としてできることを続けていきたいと思っています。

─── About DelaM's ───
苔テラリウム専門誌 DelaM's(デラムス)
2026年4月創刊。苔テラリウムを専門に扱う情報誌。
日本全国の苔テラリウムに関わる方達の記事を編集し掲載。
毎週日曜日発刊。
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