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【vol.11】テーマ「私のこだわり」/園芸店店長cafe (カフェ)さん

こんにちは。DelaM's (デラムス)編集部です。


苔テラリウム専門誌【DelaM's】のnoteに辿り着いていただき、誠にありがとうございます。

このnoteは苔テラリウムを愛する者たちが、「苔テラリウムを日本の文化にしたい!」という思いのもと執筆したコラムを毎週日曜日に配信する苔テラリウム専門誌です。

今回は「私のこだわり」をテーマにしたコラムをお届けいたします。
園芸店店長cafeさんのコラムをお楽しみください。


─── 今週の執筆者 ───
cafe(カフェ)さん
長野県須坂市にある園芸店「グリーンハウス大丸」店長・篠塚さん(通称cafeさん)。
約50年にわたり地域に根差した園芸店を経営。
新規取り組みとして自身の「好き」を軸に苔テラリウムや苔販売、初心者向けワークショップを展開。
園芸店から苔の魅力を発信する新しいスタイルに取り組んでいる。


園芸店店長cafeさんの記事

私の園芸店では商品の保管環境にこだわりを持っています

店頭に並べられた花

販売している植物などは“生もの”です。
私の信念としては仕入れたときよりも良い状態でお客様にお届けすることです。

基本的なことではありますが、植替え•温度管理 •湿度管理•光管理には特に注意を払っています。
その商品が常に良い状態でいられるよう、保管場所の環境を整えることを第一としています。

「あたりまえでしょ?」って言われてしまうかもしれませんが、水やりと毎朝の確認がルーティーンとなっております。

ここだけは人にまかせないのが私の信念です。

お買い上げのお客様にひとことを添える

私はお客様が商品をご購入された時は、その方に合わせたお家での管理方法やアドバイスなどを一言だけ添えるようにしてます。

その理由は仕入れたときの植物は生産者さんが綺麗な状態で出荷されてきますが、この状態をキープしていただきたいのはもちろんですが、さらに良い状態にしていただくように一言ずつアドバイスが必要だと思うからです。

良い状態の植物を提供しています。

お客様が買った物によって添える言葉は違いますが、今日もシュロチクの植替えの土を買った人には「この土はシュロチクの他にも盆栽や山野草などにも使えますよ。 昔は専門の土が無く自分で配合して作ったものです。」
とお話ししました。

お客様にとって温故知新の一言となることを願っています。

「去年購入したお花、とても長持ちしましたよ。」
このように言われると、とても嬉しく感じます。

苔テラリウムも同じ


苔テラリウムも温度・湿度・光が大事だと思ってます。
温度が低く、湿度が高く、薄い明かりがあるところを好み、そんな環境においてあげるととても元気に育ってくれます。

お客様にアドバイスをするなら
「この梅雨のシーズンは温度が高すぎるので痛みやすい時期ですから換気をしてあげることが大事ですね。」
とお伝えします。

苔もいろいろな種類があり、テラリウムのような環境が好きな苔もいれば屋外が好きな苔もあります。
その場合はきちんとお客様にご説明をしています。

観葉植物と同様、苔テラリウムも長く親しんでいただきたいという気持ちから置く場所と光に関してはお店でも細心の注意をして管理しています。

園芸店「グリーンセンター大丸」のある地域の名所

自分の住む須坂市には、国指定名勝の米子瀑布群 (よなこばくふぐん)  の滝は圧巻です。
来訪者は主にトレッキングが目的です。
目的地の滝には駐車場から約30分程度かかりますが歩いて行く道中も気持ちいいので苦になりません。

近くの高山村には、裏見の滝(滝の内側に入れる)で有名な雷滝もあり  滝と自然豊かな地域です。

須坂市の名所のパンフレット

そして、この地域では開発が進められていますが、自然を大切にしながら進んでいるのでありがたいと思っています。

私は米子瀑布群の滝や裏見の滝をイメージした苔テラリウムを作りました。
土地に対する思い入れも加わり、それは自分の苔テラリウムの中でヒット作と位置付けています。

観光案内のようなコラムとなってしまいましたが、とても素敵な場所ですのでぜひ皆さんも足を運んでみてください。

須坂市の名所をイメージした苔テラリウム

園芸店で苔販売をする決意

園芸店へ来る人は、大半の方が緑や花に興味があります。

つまり植物に興味があるはずです。

咲き誇る紫陽花

ただ、実際のところ苔テラリウムを見てもなかなか手にしてくれない。

今までの自分だったら(残念、興味がないのか…。)
これで終わっていました。

でも、ちゃんと説明をすれば苔テラリウムにも興味を持ってもらえるはず。

もっと苔の良さ、美しさ、ちゃんと管理すれば長く育てれること、テラリウムを作っている時の没入感、などの苔に秘められた魅力を店頭で熱弁しようと思う。

そうすることで「うちの空いたガラス瓶でやってみよう。」

そんなふうに思ってくれる方が一人でも増えてくれたら嬉しいと思います。

近所の苔とユズリハ

この店は苔専門店ではないのであまり苔を置けないのが現状ではありましたが、今後は花、観葉植物のスペースを少し減らして苔のスペースを広げようと考えています。

これから、私の園芸店「グリーンハウス大丸」では苔の販売を強化して参りますのでぜひお楽しみに。


─── About DelaM's ───
苔テラリウム専門誌 DelaM's(デラムス)
2026年4月創刊。
苔テラリウムを専門に扱う情報誌。
日本全国の苔テラリウムに関わる方達の記事を編集し掲載。
毎週日曜日発刊。


園芸店店長cafeさんの前回の記事はこちら💁

前回のDelaM’s記事はこちら💁

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