QRコードと院内導線でLINEを知ってもらう|歯科医院LINE公式アカウント開設入門#06
この記事は前回の記事の続きです。
まだ読んでいない方は、先にこちらをご覧ください。
はじめに
プロフィール、あいさつメッセージ、リッチメニューと、 基本設定はひととおり整いました。
今回は、患者さんにアカウントを知ってもらうための導線を考えます。 LINE公式アカウントをどこで・どうやって案内するか、という話です。
これを考えておかないと、「開設したのに誰も友だちにならない」という状態になります。
また、QRコードや掲示物にLINEのロゴ・アイコンを使う場合は、 LINEヤフーが定めるガイドラインがあります。
「知らなかった」では済まされないルールなので、 掲示物を作る前に必ず確認しておきましょう。 (この記事の後半でリンクを掲載しています)
1. 友だち追加の方法
患者さんがLINE公式アカウントを友だち追加する方法は、主に以下の3つです。
QRコードを読み取る(院内掲示・ポスターなど)
URLをタップする(ホームページ・SNS・メールなど)
ID検索(アカウントIDで検索)
このうち歯科医院で最も効果的なのは、QRコードを読み取る(院内掲示)です。
2. 導線は「既存患者」と「新患・来院前」で分けて考える
友だち追加の導線は、大きく2つの場面に分かれます。
この2つを混同すると、どちらかが抜けてしまいます。
① 既存患者への案内(院内導線)
すでに来院している患者さんへの案内は、院内が最も確実です。
目の前の患者さんに直接伝えられるため、SNSや広告より圧倒的に反応率が高いです。
案内するタイミングとして効果的なのは、次の3つです。
初診時の受付:「LINEでもご連絡いただけます」と案内する
定期検診のタイミング:「次のご案内、LINEでもお送りできます」と案内する
会計時:QRコードを印刷したカードを手渡しする
② 新患・来院前の方への案内(オンライン導線)
一方、まだ来院したことのない方は、院内で案内することができません。
「初診の予約をLINEで受け付けたい」
「問い合わせの窓口としてLINEを使いたい」
そう考えるなら、来院前の方がLINEを見つけられる導線が必ず必要です。
ホームページの「初診のご予約」「お問い合わせ」ページ:LINE友だち追加ボタンを設置
ホームページのヘッダー・フッター:SNSアイコンと並べてLINEアイコンを設置
Googleビジネスプロフィール:ウェブサイト欄からホームページ→LINEへの流れを作る
Instagramのプロフィール:LINE公式アカウントのURLを記載
ホームページへの設置については、歯科医院HP制作シリーズの#06〜#07で解説した手順と組み合わせると効果的です。
院内導線だけで運用していると、既存患者の友だちは増えても、 新患への入口がないという状態になりがちです。
「誰に向けてLINEを使うか」によって、整えるべき導線が変わります。
3. QRコードの取得方法
管理画面から取得する
① 管理画面の「友だちを増やす」をクリック
② 「友だち追加ガイド」→「友だち追加QRコードを作成」を選択

③ QRコード画像をダウンロードする

このQRコードをポスターやポップに使います。
4. 院内掲示物を作るときのルール
QRコードを使った掲示物を作る際には、いくつかのルールがあります。

⚠️重要⚠️
LINEヤフーの公式ガイドラインを必ず確認しておきましょう。
広告・販促物等におけるLINE関連素材使用ガイドライン(PDF)
掲示物やポスターにLINEのロゴ・アイコンを使う場合の、キャラクターの使用禁止、アイコンのサイズルール、QRコードと組み合わせるときの注意事項などが詳しく記載されています。
以下のポイントを意識しましょう。
① LINEキャラクターの無断使用はNG
LINEスタンプでおなじみのキャラクター🐻🐰(ブラウン・コニーなど)を掲示物に使うことは、LINEの利用規約上認められていません。
使用は避けましょう。
② LINEのブランドカラーを意識する
LINEのブランドカラーである緑(#06C755)と白(#FFFFFF)を デザインに取り入れることで、患者さんが一目で「LINEだ」と認識できます。
独自のデザインを作る場合も、このカラーを軸にすると認識されやすくなります。
③ 「友だち追加」の行動を促す文言を入れる
QRコードだけ掲示しても、患者さんは何をすればいいか分かりません。 「LINEで予約・お問い合わせができます」 「QRコードを読み取って友だち追加してください」 のような案内文を入れましょう。

5. 友だちが増えてきたら:ブロック率への注意
友だちが増えてきたら、もうひとつ意識しておきたいことがあります。
それはブロック率です。
メッセージの配信頻度が高すぎると、患者さんにブロックされてしまいます。
一度ブロックされると、その患者さんにはメッセージが届かなくなります。
患者さんにとって「受け取る価値がある」と感じる内容でなければ、ブロックの原因になります。
友だちを増やすことと同じくらい、「ブロックされないこと」も大切な運用の考え方です。
さいごに
友だち追加の導線は、「作って終わり」ではなく、 「どこで・誰に・どのタイミングで案内するか」を決めることが大切です。
SNSやWeb広告に頼らなくても、院内での案内だけで十分に友だちは増えます。
まずは受付やスタッフが自然に案内できる状態を作ることから始めましょう。
次の記事では、このシリーズの最終回として、 公開前に決めておきたい運用ルールをまとめます。
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