数字偏重⑳ - インバウンド国毎消費額の増減幅は?
人気テレビ番組『池上彰のニュース解説』由来の題材です📺
残念ながら、本稿で以下にて提示するポイント/誤認の懸念についての「解説」は、今回もなされませんでした🥴
トピックとしては、《爆買いが以前より減った》という件。
池上氏は「(中国からの人については減っているけれど)韓国や香港はこんなに増えている」と、統計データについて説明しています。
さて、その数値(金額)とは「如何ほど?」

「韓国や香港がかなり増えた」
「中国だけ減少傾向」
… 一般生活者にとってはその程度の受け止め方で構わない、という種別の統計データなのだとは思います。
確かにそうですが、何かと『数字偏重』な世の中、例えば学習世代の子供に「つまり、いくらがいくらに増えたの?」と訊かれて、正確に答えられないのはよくないですよね🤭
簡素化のため、対比元の2019年の仮の数値として、いずれも1億円だったとしましょう。
そこからの〔変化〕が
◆韓国 - 126.3%増加
◆香港 - 87.9%増加
◆中国 - 0.7%減少
とのことですが、つまり、それぞれ、
2024年はいくらだと思いますか?
電卓不要ですね🙆
my noteでの提起ポイントですが、
◆その表現(計算方法)が間違っていたり
◆正しく伝えても聞き手によって異なる受け止め方(解釈)をされてしまうおそれがあったり
と、これでは大問題へと発展しかねません🙅
・意外と多くの人が「正しい認識」をされていないので、誤解を生む/”慣用的”には一意ではない 表現の事例である
・時に、「誤り」の方を正としている人が多勢になることがある
さて、答えですが・・・

◆韓国◆
前月の126.3%=1億2630万円 なので、
126.3%増加:1億+1億2630万円 = 2億2630万円
◆香港◆
前月の87.9%=8790万円 なので、
87.9%増加:1億+8790万円 = 1億8790万円
◆中国◆
前月の0.7%=70万円 なので、
0.7%減少:1億-70万円 = 9930万円
注意すべき点は、
『対2019年比 〇〇%』
との表現とは似て非なるものだというところ⚠
※100%より大きければすなわち〔増加〕/上記例の香港の数値が〔減少〕の意味なので印象誤認のダメージが大きい😰
冒頭の画像にて掲載したこの数値情報。
受け取る人のうちどれだけが的確に解釈できるのか、怪しくないですか?
さらに言えば、このようなデータを示す側の立場の人が全員/間違いなく、適切表現できていると信じきれますか?
◆◈◆◈◆◈◆◈◆◈◆
本稿は以下の過去公開件の復習記事です📖

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