長寿プロダクトを支えるエンジニア──産業保健と向き合う現場主義【社員インタビュー】
iCAREを支えるエンジニアのリアルな舞台裏
今回お話を伺ったのは、「Carely健康管理クラウド」の開発現場でプロジェクトリーダーを務める林さん。彼はフリーランスのパートナーとしてiCAREへジョイン後、そのキャリアを社員として歩み続けています。
多忙を極め、ご自身で「何がメインなのか分からない(笑)」とおっしゃるほど多岐にわたるタスクをこなす林さん。その裏側には、システムが複雑になるほど問われるエンジニアとしての本質的な能力がありました。
今回の社員インタビューでは、林さんの入社から現在に至るまでの率直な思い、iCAREの開発現場が抱える課題、そしてそれをどう乗り越えるかというリアルな挑戦について、語っていただきました。

【プロフィール】
鳥取環境大学卒業。卒業後はSES企業に入社し、Webエンジニアとしてキャリアをスタート。Web会議管理システムや物件情報管理APIの開発に携わり、基本設計から実装・運用保守まで幅広く経験を積む。その後、フリーランスとして活動を経て、2021年8月よりiCAREのエンジニアとして参画。2023年1月に正式入社し、現在はCarely健康管理クラウドの開発プロジェクトでリーダーを務めている。最近のマイブームはダイエット。
フリーランスから社員へ。
決め手は「技術への真摯な姿勢」
── まずはiCAREに入社されたきっかけを教えてください。最初はフリーランスのパートナーとしてジョインされたそうですね。
林 はい、きっかけは面談で対応してくださったお二人の印象が非常に良かったからです。特に、技術的な挑戦に対して真摯に向き合っている姿勢が伝わってきました。単に言われたものを作るだけでなく、エンジニアとして新しい技術を学び、成長できる環境だと感じたのが大きな決め手です。ドメイン(産業保健)への興味というよりは、純粋なエンジニアリングへの情熱で飛び込みました。
── その後、正社員になられたのはなぜですか?
林 正直に言うと、時代の流れとキャリアの安定を考えた部分が大きいです。ちょうどインボイス制度の導入など、フリーランスという働き方に少し不安を感じ始めたタイミングでした。その際、当時の上長から「良かったら社員にならないか」と声をかけていただき、iCAREの開発文化やチームの雰囲気が自分に合っていると感じていたため、迷わずお受けしました。
── パートナー時代と社員になってからで、仕事内容や意識に変化はありましたか?
林 やるべきことは増えましたね。PL(プロジェクトリーダー)として、自分の担当範囲がデータ移行や機能開発といったタスクに加え、目標設定(OKR)やリソース管理にも広がりました。また、本番環境の障害対応など、より責任の重い仕事も担当するようになりました。面倒な部分もありますが、それがエンジニアとしての成長につながると感じています。
「技術的負債」と向き合い「仕組み化」で挑む
── 現在、林さんがメインで見られているプロジェクトの技術的な側面について教えてください。
林 現在は主にレガシーな部分の刷新や、複雑なデータ移行に携わっています。基盤技術としてはRuby on RailsとVue.jsを組み合わせていますが、特に難しいのは、長年の改修で複雑化したドメイン知識の深さと、それに伴う依存関係の多さです。一つの改修が複数の箇所に影響を与えてしまうため、細心の注意を払って進めています。
── 技術的に面白さや、興奮を感じる瞬間はありますか?
林 新しい技術やAIツールを業務に取り入れるときはワクワクしますね。最近ではClaude CodeやDevinといったAIツールを活用していますが、単純なコード作成だけでなく、既存システムや外部連携APIの仕様確認を効率化してくれるのは本当に助かります。まだまだ100%信用はできませんが、「どうすればAIを使いこなせるか」を考えるのは楽しいです。
── 過去に直面した最大の課題やトラブルがあればお聞かせください。
林 やはりテスト不足による障害ですね。テストケースが不足していたり、そもそも自動実行テストが存在しなかったりすると、問題が潜在化してしまう。この経験から、地道なテストコードの整備とレビュー体制の強化が、どれだけ重要かを痛感しました。問題解決には地道にログを追い、コードを一行ずつ確認する作業しかありませんでしたね。
仲間とプロダクトを共創する
── iCAREの開発文化や、働く上での特徴を教えてください。フルリモートで働かれているそうですが、コミュニケーションで困ることはありますか?
林 私は現在、鳥取県からのフルリモートで勤務しています。物理的な距離はありますが、SlackやGoogle Meetを使ったオープンなコミュニケーションが活発なので、孤独感はありません。
iCAREのエンジニアチームは相互扶助の文化が根付いており、誰かが困っていればすぐに手が差し伸べられます。また、週に一度の全社会議(オンライン)では全社員が顔を合わせる機会もあります。
今のチームはパートナーさんが多い構成なので、報連相の徹底が特に大事です。信頼をベースに「チームとして成果を出す」意識を持っています。
── 最後に、今後iCAREにジョインを考えているエンジニアの方にメッセージをお願いします。
林 iCAREは、社会的意義のある課題に、エンジニアとして本気で向き合える場所です。レガシーな構造や複雑なドメイン知識に挑む大変さはありますが、「自律して学び、仲間と課題を解く力」があれば、これほどやりがいのある環境はありません。
── ちなみに、どんな仲間と働きたいですか?
林 話しかけやすい人ですね(笑)。
そして、短期的な成果にとらわれず、長期的な視点でプロダクトを育てられる人。我々はコミュニケーションを何より大切にするチームです。
一緒に「最高のプロダクト」で、人々の健康を支えていきましょう。
林さんのキャリアは、「目の前の課題に真摯に向き合う力」こそエンジニアの原点だと教えてくれます。
複雑なシステムを支えながらも、AI活用や仕組み化によって前進を続けるその姿勢は、まさに“現場主義”の体現です。
変化と挑戦に満ちた産業保健のフィールドで、あなたの技術力を活かしてみませんか。iCAREでは、開発ポジションを募集しています。ご興味をお持ちいただいた方はぜひ以下のページよりカジュアル面談にお申し込みください。
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【記事・カメラ:アオキタカユキ】
