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【計画 ・ 習慣】 フリーランスの時間割

「自由に使える」 が一番難しい、 僕の 8 月減速モード設計

フリーランスになっていちばん最初に言われた言葉のひとつが、これだった。

「時間を自由に使えるようになるよ」

半分は本当だった。
半分は、いちばん厄介な罠だった(汗)

始業の鐘がない。
終業の鐘もない。
何時でも働ける。
だから、何時にやってもいい気がする。

猛暑の真昼に画面を開き、進まないまま席を立てず、夜に取り戻して寝るのが遅れる——
そのループの入口は、いつも自由だった。

結論を先に言います。

8 月の時間割は、埋め尽くすための表ではない。
減速モードを先に書くための、枠の設計だ。

昨日の実験で、仕事を朝・夕・夜へ割り直し、真昼を空けた。
今日はその型を、一週間と一ヶ月の温度に合わせて固定する話です。


自由な時間ほど、 決断で消耗する

みなさんは、「今日は何から手をつける?」で、すでに疲れている朝はありませんか。

僕には、それが何度もありました。

会社員時代は、時間割が外にあった。
嫌でも、枠は向こうから来た。

フリーランスは、枠を自分で作る。
作らない自由もある。
作らない自由を選ぶと、一日が長い一本の線になる。

長い線は、真夏に折れる。

ぎっしりカレンダーの呪いでは、余白が創造性を守ると書いた。

カレンダーに予定を入れるのをやめた理由では、ガチガチの時間割が崩れる前提だと書いた。

どちらも今も正しい。
でも 8 月に必要なのは、もう一段別の言葉だった。

余白を守るために、枠を先に置く。
枠は拘束ではない。
減速の形だ。

自由 = 全部自分の時間だと思っていた

かつての僕の自由な一日は、だいたいこうだった。

朝、起きる。
「今日はたくさん進める」と思う。
午前から夜まで、同じ強度で机に向かおうとする。
真昼に集中が切れる。
夕方に焦る。
夜に帳尻を合わせる。
翌朝、また崩れる。

自由に使える時間が長いほど、決断の回数も増える。
次に何をするか。
今やるべきか。
まだ余力があるか。
——問いが増えるたびに、意志力が削れる。

吃音のある僕は、頭が重いときほど内言のリハーサルが長くなる。
「なぜ進まないのか」の説明が、自分に向けて続く。
説明が長いほど、疲れやすい。

短い枠のほうが、未来の自分に届く。

もうひとつ、悪い癖があった。
空白を入れたあとに、前後で挽回することだ。

空白週を先に入れる設計は持っていた。

減速区間とお盆モードも、7 月末に決めた。

なのに一日単位では、まだ「自由に埋められる」が勝っていた。

月次で減速しても、日次で全力だと、体は減速していない。

家族が同じ家にいる時間帯も、自由の変数だ。
机は職場であり、生活の一部でもある。
「全部自分の時間」と思い込むと、割り込みが来るたびに一日が壊れた気がする。
枠を短く切っておくと、壊れ方が小さくなる。

三つの層で時間を分けた

転機は、昨日の実験と、7 月末の設計が重なった朝だった。

猛暑の一日を三分割したとき、こう書いた。

真夏は、がんばる時間を増やす季節ではない。いつ働くかを組み直す季節だ。

同じ日に、頭のなかで地図が三層になった。

【8 月の時間・三層】
月次: 増やさず種三つ/お盆モード(連載の減速)
日次: 朝・夕・夜に仕事/真昼は空ける
週次: その日次型を、減速モードの時間割として固定する ← 今日

空白週と減速区間は別物だ、と 7 月に学んだ。
空白は休む箱。
減速は薄く続ける箱。

今日の時間割は、日次〜週次の減速モードだ。
会社のチャイムに戻ることではない。
分単位で自分を縛ることでもない。

「自由に使える」を、「割り直す自由」に翻訳し直す作業だった。

種を三つ蒔くと決めた月に、一日を埋め尽くすのは矛盾する。

枠の外に余白を残す。
枠の中には、深い一塊だけを載せる。

ここで一度、区切る。
ここからは、僕が固定した減速モードの時間割の中身に入る。

減速モードの時間割とは何か

僕にとっての定義は、次の一文に収まる。

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