技術探究心を、介護の現場を支える力に。エンジニアがドクターメイトで挑むこと
こんにちは、医療と介護をつなぐドクターメイトのnote編集部の中村です!
ドクターメイトは、いつでも介護関係者のそばに医療がある安心をお届けするため、夜間オンコール代行サービス™や皮膚科・精神科のオンライン診療サポート、日中医療相談のほか、介護スタッフ向けの教育支援ツールを提供している会社です。
今日は、大規模組織から小さなチームまで、さまざまな環境でWebアプリケーション開発に携わってきたエンジニアの渡辺さんに来ていただきました。キャリアの裏側には、技術への飽くなき探究心と、身近な人の困りごとを自分の手で解決したいという強い思いがありました。
本記事では、渡辺さんのこれまでの歩みや技術観、そしてドクターメイトで描く未来について伺います。
技術の先にある、“何を解決するか”に焦点を合わせる
──まずは簡単に自己紹介をお願いします。
渡辺隼人と申します。今年の1月にドクターメイトに入社しました。現在はエンジニアとしてプロダクト開発グループに所属しています。
日中医療相談など、サービスをお客様に届けるためのWebアプリケーションやシステムを開発しています。
ドクターメイトに入る前も、ソフトウェアエンジニアとしてWebアプリケーションを作ってきました。大手精密機器メーカーでのWebアプリ開発に始まり、スタートアップでの人事系SaaS開発、SIerでのAWS・アプリケーション開発などに携わってきています。
仕事は充実していましたが、「エンジニアとして、技術力だけがあればいいのか?」と自問自答するようになっていきました。
キャリアが長くなると、必然的に技術的なレベルは上がっていきます。そうすると、“何を作るか”よりも“何を解決できるか”にフォーカスしていくんですよね。
ソフトウェアは、お客様からのリクエストや、納期やコストなど、あらゆる縛りの中で作っています。そうした条件下で、果たしてエンドユーザーに本当に正しく価値を提供できているのかどうか。
エンジニアとしての課題を感じるようになっていました。

──ドクターメイトに入ったのは、ご自身にとっての“身近な課題”を解決できるかもしれないという思いから?
はい。私の祖母と叔父が介護施設に入っているため、介護というものが身近にありました。家族として施設に関わるなかで、夜間の急変対応や医療的な判断を介護スタッフが担わざるを得ないといった、施設側の課題も自分ごととして感じるようになったんです。
入居している祖母や叔父が、その施設で心地よく生活できているかどうかは、家族である私たちが常に気にかけている点であり、課題でもあります。
ドクターメイトのサービスは、介護施設のオペレーション改善を促します。オペレーションが良くなれば、入居者のトラブルを未然に防ぐことにも繋がりますし、そうやって施設が安心できる環境にあると、結果として入居している祖母や叔父も心地よく生活できるので、我々家族にとっても嬉しいですよね。
また、ドクターメイトのオンコールによって介護スタッフの負担が減り、今まで待機していたナースの皆さんの負担も減ります。施設の離職率が減少したというデータも実際に出ています。
みんなが幸せになることができる会社だなと思いました。
幸せが伝播するようなサービスを作る
──渡辺さんは、ご自身のプロフィールでも「ドクターメイトのサービスを通じて、家族・未来の世代に貢献していきたいです」と書いていましたよね。広い範囲での幸せを意識しているように感じます。
ドクターメイトが掲げる、「Win-Win-Win」というValueにすごく共感しています。「介護スタッフも、利用者も、利用者のご家族も、医師も、国も、自治体も、ドクターメイトに関わった人みんなが喜ぶ仕組みを考えて実現する」というものですね。
何かひとつの課題を解決すると、それが伝播して、みんなにハッピーが届きます。私もエンジニアとしてその一端を担うぞと、常に意識しながら仕事をしています。
──渡辺さんが思う、Webアプリケーション開発の面白さとはどんなところですか?
Webアプリケーションは、技術界隈のなかでもアップデートが特に早いと言われています。1年前にみんなが使っていた技術が、1年後には別のものに取って代わられることがよくあるんです。
ダイナミックで刺激がある環境ですが、一方で、全然安定しないとも言えます。だからこそ、いつも新鮮でいられるというのはありますね。
学ぶことが尽きないので、この先もずっとWebアプリケーション開発に近しいことをしていくんじゃないかなと思っています。
手札を増やして、最適解を見つけ出す
──学び続けるモチベーションはどこから来るのでしょうか。
純粋に楽しいからですね。
ドクターメイトでは、結構高度な技術を使っています。ビジネス的な目標達成を視野に入れつつ、より良い形で技術を実装して、顧客に提供していくことが可能です。
私が一番やりたかった、顧客への価値提供に関われるのだと思うと、モチベーションは尽きないですよね。
──今、目の前にある課題を解決するために技術を学ぶのではなく、これを学んでおけば、いつかどこかで役に立つ……ところもあるんですね。
手札が多いに越したことはないと思います。今後の種まきという意味でも、学習領域を広く取って、バランス良く知識を増やしていくことが大切かなと、個人的には思っています。

──開発するなかで、渡辺さんの一番コアになっている考え方があれば教えてほしいです。
つまるところ、“正解”というものはないんだと思います。我々の場合は、数年おきに報酬改定があったり、都度、国の方針に対応しながら顧客価値を提供しなければなりません。
技術選定も同じで、技術的な観点だけで見たら「こっちがいい」となっても、別の視点もあります。
開発チームのメンバーが数人しかいないのに、その技術を回せるのか。あるいは、今後ジュニアレベルの人が入ってきたときに使いこなせるのか、クラウドのランニングコストは妥当なのかなど、いろんな軸があるので、「これ!」というものを作るのはなかなか難しい。
──状況や環境の変化に応じて、作り続けられるものが最適であると。
おっしゃる通りですね。それは自社開発だからこそできることです。「ドクターメイトに関わった人みんなが幸せになる仕組みを実現する」という価値観を大切にしながら、日々それに向けてアップデートしていく。
時代に合わせて変えていくというのが大切なことだと思っています。
──それを渡辺さん自身が実現していくために、この先伸ばしていきたい技術領域とか、挑戦してみたいことはありますか?
たくさんあります。
まずはRust言語ですね。処理速度も速く、安全性も高いので、継続的に勉強して、しっかり書けるようになりたいと思ってます。
ドクターメイトは、これからものすごく伸びていきます。そのシステムを支える基盤を作るために、プログラミングを勉強しつつ、ソフトウェアのデザインパターンも習得していきたいです。
とはいえ、医療関係のシステムは、国が決めたガイドラインがあるので、なんでも自由に作っていいというわけではありません。ただ、高度な要件の中でそれを確実に実装していくのは技術者の腕の見せ所なんじゃないかなと思うんです。スキルや知識が求められる領域ですね。
──今後、どんなエンジニアに入ってもらいたいですか?
前向きな人と一緒に仕事がしたいですね。どんな職種でもそうですが、人間としてポジティブな空気を出せる人だと、一緒に働くのが楽しいです。
エンジニアリングの文脈で言うと、継続的に貢献してくれる人でしょうか。何かのスペシャリティを持っているとか、そういうことではなく、本当にこのドクターメイトのサービスを、エンジニアとして支えたいと思ってくれる方。サービスをよくするために毎日0.1ミリでもいいから、継続的に積み重ねることができる人は大歓迎です。
ドクターメイトは、技術的にもやるべきことがたくさんあって、今非常に楽しい時期です。エンジニアとしてやりがいを感じています。この先もきっと楽しいので、もし検討している方がいれば、それはぜひ伝えたいですね。

