ウクライナの首都Kyivの街並み
こんにちは。毎年5月の最終日曜日はKyivの日です。
KyivといえばКИЇВСЬКИЙ ТОРТ!
みなさん、もう試しましたか?いつかウクライナにお越しになった際には、ぜひロシェンのКИЇВСЬКИЙ ТОРТをお試しください!残念ながら今は簡単にウクライナに来ることができないので、ご自宅で作れるようにレシピも公開しています。(甘いです。本場レシピより甘さ控えめにしているけど甘いです)
2026年5月24日、Kyivに大規模なミサイル攻撃がありました。Xではその時の爆発をリアルタイムで呟いています。
Kyiv, 大きな爆発が連続で複数
— Epika Асаї (@telya_Ukraine) May 23, 2026
我が家のすぐ近くの民家も直撃を受けて半壊。多くの市民がシェルターとしている地下鉄の壁が崩れるほどの衝撃。義母も使っていた地元のおじいちゃんおばあちゃんに愛されている市場は全焼してしまいました。
昨年は自宅周辺が大きな被害を受け、よく遊ぶ公園の両隣は爆撃を受けて廃墟に。子供達は爆撃を受けた建物を背に遊ぶことが当たり前の日常になってしまいました。
それでもKyivは美しい。
今日はKyivの日ということで、今月撮ったKyivの写真をご紹介します。ぜひ、Kyivの写真観光をしてみてください。
まずは、公園の様子を。。。5月は雨も多いのですが、日照時間も長く、毎日のように新しい花が咲き、緑が一気に深まり、木漏れ日が心地のいい季節です(ただ、今年はちょっと寒くて、昨日は最低気温が8℃、コートを着ました)

5月28日の街歩き
この日は子供達を学校に送った後、献血を予定していたのですが、攻撃後、気づかないうちに体調を崩していたようで、貧血の数値が微妙に足りず…
ちょうど被害が大きかった地区で乗り換えがあったので記録を残すことにしました。
Podil地区
まずはKontraktova ploshcha駅。古い街並みが残った下町です。路面電車の発着点でもあり、レトロな路面電車に乗るのも楽しいです。

日本のメディアでもチョルノービリ博物館のすぐ近くにあるLasKava。
地元っ子に愛されるパン屋さんです。
このすぐ近くに子供劇場があり、子供向けにバレエやオペラを上演していて、娘たちと劇場に行くといつもここでパンを買います。
お店や家が壊されても日々の生活を続ける街の人たち。通勤前にパンとコーヒーを買う人たちが並んでいました。
このパン屋さんから道を渡ると、変わり果てたチョルノービリ博物館がありました。チョルノービリ原発事故の過ちは後世に残していくべき歴史ですが、「ロシアにとって都合の悪い」ものだったのだろうと実感しました。

Lukianivka駅
その後立ち寄ったのは、Lukianivka駅。ここには不屈のマクドナルドがあります。ウクライナのマクドナルド第1号点。これまでなんと7回も攻撃を受けていますが、それでも営業を続けています!
周りを見渡すと、どの方向にも壊れた建物があるのに、このマクドナルドは窓が割れていない!すっごく不思議!!(もしかしたら特殊なガラスに交換しているのかもしれませんね。)

お店の中にいると、現実を忘れてしまいそうになりますが、窓から外を覗くと、すぐ隣に全焼したショッピングセンターが見えます。

焦げた匂いの残る全焼した市場の前では、おばあちゃんたちがお花や野菜を売っていました。焼けてしまった市場と、色とりどりの花が、この国のアンバランスさをとても表しているように感じました。

2日後の5月30日にも別の会場で献血をしていたので再チャレンジしてみました。再チャレンジの検査値は余裕でクリア!攻撃のストレスは気づかないうちにこんなにも体調に影響するんだと実感。
初めての献血カー体験だったので、また今度、レポートしたいと思います。
5月30日 娘たちと街歩き (献血イベント)
聖アンドリーイ教会
いつ来ても美しい。献血カーはこの教会の前に止まっていました。
ちなみにクロポテンコさんのレストランはこの近くにあります。

聖ムィハイール黄金ドーム修道院
そこから真っ直ぐ歩いていくと、白い大きな建物、ウクライナの外務省があり。その向かい側に聖ムィハイール黄金ドーム修道院があります。
この日は雨が降ったり止んだり。
子供達も、子供なりに一生懸命、平和とは何か。自由の代償を感じていました。



ケーブルカー
外務省と修道院の間の小道を進むと、ケーブルカーの駅があります。
ドニプロ川を一望できる丘の上から緑のトンネルを抜ける特別な時間。
しかも、公共交通機関なので30円くらいで乗れるんです!



降りるとPodil地区(Poshtova ploshcha駅前)に着きます。
目の前はドニプロ川!…の写真を撮ろうと思ったけど、もう一度乗りたい!!(ちょっとしたアトラクション気分)と子供達。
次は下から上まで。

さっきまでの青空から一変、登ったら雨が降っていました。
猫ちゃんと雨宿り。

独立広場
上まで戻ってきてしまったので、独立広場の駅まで坂道を降りて帰ることに。日本人の犠牲に子供たちも心を痛めています。
それでも知ることは大切。
子供たちは自分たちの精一杯の言葉で感謝の気持ちを伝えていました。

タラス・シェフチェンコ公園
ウクライナの偉大な詩人、革命家のタラスシェフチェンコ氏の銅像がある中心部の緑豊かな公園。市民の憩いの場です。(残念ながら銅像は攻撃から守るために土嚢?で守られています。)
大人の社交場にもなっていて、深緑の下でチェスを楽しむ人々を見ると、「変わらない日常」を感じてなんだかホッとします。

この日の街歩きはここまで。市内は子供の足でも名所を回ることができます。
今日はKyivの日です。
今年は和風アレンジのKyivケーキにしました。(ほうじ茶生地&抹茶クリーム)
だけどやっぱりロシェンのКИЇВСЬКИЙ ТОРТが食べたくなりました。
早く多くの日本の方に、この美しい季節を直接感じていただける日が来ることを願って。


