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発達が遅かった息子を救った数字の力#1 「おでかけ算数」

「周りの子達と比べて成長が遅れているようです。もしかしたら一度、専門の機関で検査をした方が良いかもしれません。」

数年前、息子がまだ2歳の時に保育園の先生から言われ、この時から息子へのトレーニングが始まりました。

このシリーズでは発達が遅いとまで言われていた息子が、数字を通じて飛躍的な成長を遂げた経験に基づく記事です。就学前から数的能力を家庭学習で伸ばしたい子育て世代へのヒントとなれば幸いです。

書いてるうちに文字数がどんどん増えていってしまったため、細かく記事を分けてシリーズ化しております。アマゾンアソシエイトにも参加しておりますので、もし参考になりそうであればリンクから是非お願いします。勿論、そんなことは無視して頂いても大丈夫です(笑)

はじめに:息子は発達が遅れている?

冒頭でご紹介したように、息子は発達のスピードについて指摘を受けました。
具体的には言えば、「目が合わない」「会話がオウム返し」「片付けができない」など、月齢によって解決されることの一部だった可能性もあります。
また、いわゆるインターナショナルスクールのプリスクールに通わせていたこともあり、言語的なハードルやそこからくるストレスも間違いなくあったでしょう。
ただ、確かに上の兄弟に比べるとゆっくりだったように思います。

実際に医療機関でテストをして貰った結果としては発達障害というレベルではないが、少し成長は遅く、社交性はやや乏しいというような判定でした。

それでも自治体における療育支援の対象にはなるという判定はされたので、軽度寄りという印象でした。

そこから2年ほど専門の施設に定期的に通い、訓練を受けさせて頂き、結果として5歳になる頃には「同級生はもちろん、保育園全体の中でダントツに賢い」と学校からも言われるほどに成長しました。

自治体からのサポートも大きかったように思いますが、間違いなく数的能力や数的感覚を伸ばせたことが彼の自信、成長、頭脳への貢献に繋がったと考えています。
ここ数年で導入した教材・アプリなどもご紹介します。
(個人の特定を避けるために、現在の年齢などはあえてぼかしていることをご容赦ください)

英語を幼少期から身に付けるというノウハウは数多く存在していると思います。しかし数的能力についてはパズルや積み木、ブロックといったやや道具的な話が多く、そこから空間認識能力も高まるといった展開が多いと感じます。つまり具体的なステップを提示されていることが多くないと思います。

そこで、あくまで一例にはなりますが、数的能力を高めることに繋がったと考えられる経験をご紹介します。参考ですが、息子は4歳になる頃には掛け算・割り算もできるようになっていました。足し算引き算なども繰り上がり、繰り下がり、時間の換算、また日本地図を完璧に覚えたり路線図なんかも記憶するのが得意ですので、就学前としては上出来ではないでしょうか。

数字はどこにでもいる!
~2歳からのおでかけ算数~

外出のたびにおもちゃを持ち歩くことはあえてしませんでした。
その代わりにやったことが、数字探しです。
これが最初にして最大のキッカケだと考えています。

数字はどこにでもあります。
1から10までの数字をまず教えることにしました。
やり方は単純で、どこへ行っても数字は書いてあるので、その場所その場所で、一緒に数字を読み上げるということをしました。

シンプルながら効果的です。
ジュースをジュースと教えるのと同じで、1はイチ、2は二、3はサン、というように、数字を発音できるように繰り返します。
すぐに出来るようになると期待はせず、数字は本当にどこにでもあるので、数字を見るたびに根気強く発音してあげます。
すると少しずつ数字を1対1対応で認識できるようになってくるので、途中からクイズ形式に移行し、子供自ら数字を読めるようになっていきました。
この時点では数字の意味は理解していないと思います。

あくまで重要なのは数字を読めるということです。

2歳前後の子供は物を認識し、言語化するということが出来るようになってきます。そしてそのアウトプットが正しいと子供は嬉しくなります。

次にお風呂では必ず指を使って10秒カウントをしてお風呂を出ていました。
数字の順番を根付かせるのが目的です。つまりただ順番に読み上げるということから無意識に数列という概念を根付かせることが目的です。
これは恐らく多くの家庭でも自然に行われていることかもしれません。しかし、実は数の概念を育てる大切な入り口として大事なステップになります。
数列の概念だけではなく時間という概念もあるからです。
当然、時計を読めるようになるというステップが今後入ることになりますので、時間を意識に入れることの最初のステップにもなっているのです。

数をただ数えるだけではなく、必ず指で1から10まで一緒にカウントしていくことが重要です。
少し先になりますが、これが足し算の導入に繋がります。

並行して、くもんから出ているマグネットのおもちゃも導入しました。

これは大変便利で、ゲーム性があります。
数字が書かれているマットと、数字が書かれているマグネットが入っているだけなのですが、これが丁度いいのです。1から30までのものからまず始めます。マグネットも大きくて、2歳児でもつかみやすく、誤飲リスクも低いです。

やることは極めて単純で、マットの上に数字を並べていくだけです。
ただし、一緒にやりましょう。
一緒に1のマグネットは1のマスにおきます。
マットを3つ折りにできるので、まずは1から10までの数字で、出来るようにします。
この時、数字を一緒に読み上げましょう。音から来る情報を無くすのは勿体ないです。

これも数日でできるようになる話ではないので、気付いた時に何度もやってあげます。
繰り返すうちにできるようになってくるので、11から20に拡大し、最後は21から30までやります。

これが1人で出来るようになったら、マットの裏面は白紙になっているので、完全に何もないところにマグネットを1から30まで並べられるようにしていきます。これもまずは1から10までです。

これがマスターできると、1から30までの数字は順番も含めて完全に理解したことになります。

このあたりで、日常的に数字を見つけたときにも読み上げることが出来るようなっているので、学習効果が相乗的に高まることになります。そしてもっと大きな数字に関心を持つようになってくるのです。

そこで登場するのが同じくもんから出ている100までのバージョンです。

最初からこれを使えば良いのでは?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このバージョンはマグネットが小さく、導入としてはかなり取っつきにくいです。
数字の雨が凄まじく、まずは30までの数字を正確に把握している状態を作ってからの方がスムーズです。

やり方は同じですが、100まであるのでかなり時間がかかりますので、大人側も辛抱が必要となります。

今の時代はYouTubeが充実しているので、下記のようなものを見せていました。全ての数字を読み上げるのは結構面倒なので、動画なら勝手に読み上げてくれて、子供も理解できます。

まとめと次回予告:電卓と時計の活用「リビング算数」

第一回はこちらで終了となります。
整理しますと下記のようになります。

・「数字はどこにでもある」と捉え、外出先での“おでかけ算数”をスタート
・数字を「意味」ではなく「音」として認識させることから始める
・公文のマグネット教材で、数字の順番・配置を楽しく学習
・数を声に出しながら一緒に遊ぶことで、生活の中で数の存在感が定着
・順序の理解は、やがて時間や計算への導入にもつながる重要な土台になる

第二回は電卓とデジタル時計の活用 「リビング算数」をご紹介させて頂きます。

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