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発達が遅かった息子を救った数字の力#2 「リビング算数」

このシリーズでは発達が遅いとまで言われていた息子が、数字を通じて飛躍的な成長を遂げた経験に基づく記事です。就学前から数的能力を家庭学習で伸ばしたい子育て世代へのヒントとなれば幸いです。

書いてるうちに文字数がどんどん増えていってしまったため、細かく記事を分けてシリーズ化しております。アマゾンアソシエイトにも参加しておりますので、もし参考になりそうであればリンクから是非お願いします。勿論、そんなことは無視して頂いても大丈夫です(笑)

はじめに:前回からの繋ぎ

さて、第一回では我が家の息子が置かれていた状況、改善後の伸びについて説明させて頂いたのち、2歳前後の子供向けにどうやって数字を導入するかをご紹介しました。

発達が遅かった息子を救った数字の力#1 「おでかけ算数」|ドルペン@育児・資産運用・港区・ビジネス

第二回では数字を認識した子供に対して、次はどのようなコンテンツで興味の幅を拡張させていくのかについてご紹介します。
数字を認識させるのと同時に導入してもいいステップだとは思っています。
実際、数字の認識達成度100%を完璧に目指すのは子供にとっても酷だとは思いますので、大体数字が分かってきたという段階で、以下のステップに移っても良いと思います。

子供は飽きっぽいところもあるので、コンテンツの切り替えは良い刺激になるはずです。もちろん、付き合う我々大人側もコンテンツが変わるのはありがたいことだと思います。

第二回でご紹介するのは、どの家庭でもリビングでできる習慣になります。

電卓を与える(2歳~2歳半)

第一回のやり方で、数字を認識する能力がある程度出来上がってきた段階で、数字に対する馴染み、関心は十分整っていると言えます。
そこで次は電卓を与えてあげましょう。

電卓は何でも良いのですが、キーが多すぎたり、電卓のサイズが小さかったりすると、子供の指で押しにくかったり、押し間違いをしてしまう率が増えてしまうので、やや注意は必要です。
手で持てるちょうどいいサイズ感のものであれば大丈夫です。

我が家ではキャノンが出している下記の電卓を使っていました。たまたま買っただけの何の変哲もない電卓なのですが、お金の単位を表示させることが出来たり、時間の計算機能があるので、後々になって良い電卓だと気が付きました。

計算することが目的ではなく、単に数字への親しみを深めるためです。
もちろん四則演算への伏線でもありますが、ここでは計算は不要です。
とにかく触らせるということが重要です。

電卓を使って具体的にやることは、まず子供に触らせて、数字を打ち込んでもらい、それを読み上げましょう。

次に親から「3をつくってごらん」と指示して、3のキーを押してもらいます。違う数字でも試してみましょう。これを何度かすることで、子供の中で「好きな数字を作ることができる」という意識を持たせることが出来ます。

そして、今度はゲームをしてみましょう。
ルールは簡単で、親が数字を言って、子供にその数字を電卓に打ち込ませるというだけです。正解したら褒めてあげると効果的です。

これをまた繰り返すことで、1から100までの数字への理解や馴染みが深まります。そして、子供自身が桁数の大きい数字を入力したときに、
「1111ってなあに?」という疑問が自然と生まれることになります。

最初から7桁のようなものを難しいですが、100を超える数字や1000を超える数字まで少しずつ子供が読めるようになっていきます。

大きい数字への興味を生み出すことができるのです。

デジタル時計を与える(2歳半~)

デジタル時計を読み上げる

アナログ時計を最初から読めるようにするのはかなりハードルがあります。
まず時間の意味が分からないと時計を理解できるはずがありません。

この段階において、数字は読めるようになっているのですから、デジタル時計に表示されている数字は読めます。

これも電卓と同じで何でもいいのですが、余計な表示がたくさんついているものは子供を混乱させるだけですから、上記のような単純なもので構いません。

デジタル時計を子供与えて最初にやることは時計に表示されている時間を一緒に読んであげることです。
10:10と書いてあったら、「じゅうじ じゅっぷん」と言うだけです。

保育園に行く時間でルール化

さてここで、皆さん子供向けのテレビは見させていますか?

私はテレビ番組を見させた方が良いと思います。
内容は取捨選択という前提ですが、テレビの端に現在時刻が表示されていることが重要です。

つまり第一回の冒頭に書いたように、とにかく日常に数字を組み込ませることと同じで、時間を日常に組み込ませましょう。

例えば、保育園に行く時間は決まっています。
テレビをつけてください。何時になったら家を出るということを意識させましょう。つまり8:00になったら、家を出るということを毎日意識させるのです。

時計を読めるようになることだけではなく、時間を守って行動するということの第一歩になります。親だけ時間を守って行動するのではなく、子供にもその習慣を根付かせるのです。

「この番組が終わったら~」「〇時になったら~」という話は意識しなくても、子育てしていればどこかのタイミングで必ず出てきます。
それを今この時点から意識的に実行するのです。

これは夕方にも子供向け番組を見るときにも繋がります。
子供が関心を持つことに対して数字を取り入れていくということが重要です。偉そうに言ってますが、はっきり言って「ついで」に数字も意識させる程度のことに過ぎません。
しかしこれをやるかどうかで話が変わってくるのです。

これを毎日続けることで、デジタル時計が読めるようになってきます。
最初は8:01を「はちじ ぜろいち」のような状態から始まりますが、繰り返し続けると「はちじ いっぷん」に近づいていきます。

子供の読める時間が増えてきたら、クイズを出して遊びます。
質問は1つだけです。

「今、何時?」

デジタル時計が読めるようになれば、それだけで相当数字に強い状態になります。

24時間表示を理解させる

デジタル時計を読めるようになってきたら、仕上げに移ります。
デジタル時計の仕上げとしては24時間表示を理解させることです。

改めて言われると、子供に24時間表示を理解させるなんて難しいと感じると思います。しかしながら、これも慣れです。

夕方になると子供向け番組が始まりますが、24時間表示をしていると
午後5時が17時と表示されます。

親から「今何時?」と子供に聞くと、

「17時だよ」と答えられるようになってきた段階で、次のように問いかけてみます。

「でも今って〇〇の番組が始まったから5時じゃない?」と追加で聞くと

「5時だけど、17時だよ」というように困惑気味に子供が答える可能性が高いです。

この疑問を持つという瞬間がきっかけになります。
ここで初めて、「5時は17時と同じだよ」と教えてあげます。

ほぼ間違いなく子供は理解できません。
しかし、続けてください。このやり取りを毎日気付いた時にやり続けると、まずは暗記から17時は5時であるということを認識し始めます。
そこから順に他の16時や20時といった時間も4時と8時と同じであることを記憶させていきましょう。

このクイズを続けることで、夕方から夜の24時間表示を読めるようになっていきます。

まとめと次回予告

第二回はこちらで終了となります。
整理すると下記のようになります。

・電卓ゲームを行うことで「自分で数字を作る感覚」を育てる
・電卓で大きな数字への好奇心を育てる
・デジタル時計を通じて、数字を「時間として読む」ステップに入る
・テレビや保育園の時間と連動させ、数字と行動の結びつきを意識させる
・24時間表示の理解は時間がかかるが、「会話式クイズ」で定着していく
・親が無理なく、子どもと一緒に生活の中の数字を楽しむことが何より大切

第三回は番外編「好きだった玩具」をご紹介させて頂きます。

発達が遅かった息子を救った数字の力 番外編「好きな玩具はピタゴラス系」|ドルペン@3児のパパ・育児・資産運用・港区・副業・外資系

生活の中に数字を根付かせる小さな習慣が、子どもの好きや得意に繋がると実感しています。

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