高知能アスペルガーの世界1/8アスペって何?
アスペって聞いたことはあると思いますが、何なの?って所から。
今はASD(自閉スペクトラム症)と言って、その中で知能や言語の遅れのない人を以前はアスペルガーと言っていました
一般的にいわれる特徴としては、
空気が読めない、常識がない
人の気持ちが分からない
特定のモノに強くこだわり、そこだけ強い
変人
理屈っぽい、論理的すぎる
伝統、儀式を嫌う
有名人だと
イーロンマスク
マーク・ザッカーバーグ
ビル・ゲイツ
スティーブ・ジョブズなど。
イーロンマスクは本人が公表していますが、それ以外はネット上でよく言われているだけです。
なんだか凄い成功者ばかりですが、
【特定のものだけに拘り、そこだけ強い】ので、当たれば大成功ですが、アスペの大部分は社会的には全く成功しません。
またアスペの中でも成功の可能性があるのは、高知能アスペの極一部だけで、普通以下の知能の場合は割と困難な状況になることが多いです。
【アスペの本質とは何か?】
脳にあらゆる情報がフィルターを通さず入ってきて、社会的な重要度(いわゆる『常識』)による自動選別がほぼできません。
リサイクル工場に例えると、定型発達の皆さんは大量のゴミの中から自動的に最初からリサイクル可能な資源だけが工場に持ち込まれます。
ところがアスペの場合、ゴミも資源も一緒にリサイクル工場に持ち込まれます。
知能が高くないアスペの場合、ゴミに埋もれます。
高知能アスペの場合は、自分で手作りのゴミ分別装置を工場内に作ることができます。
つまり脳内に入ってきた多くの情報を、整理整頓して系統別にまとめて因果関係で整理し、構造化します。
なので、高知能アスペは自然界や人間社会の仕組み、因果関係、論理的解答を異常に早く見つける事ができます。
IQテストでは知覚推理(行事推理)などの数値が突出します。これは元々高い場合も多いですが、そこを鍛えないと詰むから、生存戦略として強くなる事もあります。
アスペは入力情報が多いので、処理速度IQが低く出る事が多いのですが、僕の場合は処理速度がIQが140(上位0.4%)なので、
(構造化装置)+(入力から出力が爆速)
となり、命題に対して思考しなくても結論が出るということが起こります。
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しかし高知能アスペでもよくわからないのが、人の感情です。
感情の構造は曖昧で再現性が低く、因果関係も固まっていません。
感情を論理モデルとして理解することは難しいです。
低知能アスペはここでも困難に直面します。
高知能アスペの場合は人の感情の主要な流れは構造化して暗記し、個々の人間の感情についてはその人ごとにデーターとして保存します。
例えば目の前で彼女が泣いたとします。
定型発達の皆さんは心がざわつき(共感)、彼女が泣いているという情報が心の大部分を占め(フィルターにより他の情報を自動遮断)、自動的に『どうしたの?大丈夫?』とか適切な言葉が出てきます。
アスペの場合、まず泣いていてもあまり気になりません。
『彼女が泣いている』
『風が強い』
『焼き鳥屋の煙の美味しそうな匂い』
『電車のガタンゴトンの音』
『服が可愛いな』
も、興味の無い情報として、同じ重みで入ってきます。
100ある情報のうちの1つが『彼女が泣いている』なのです。
だから子供の頃は全く対応ができませんが、高知能アスペの場合は、成長とともに、暗記した複数パターンの対応ができるようになります。
まず一般的に彼女が泣いた場合、どんな可能性があるか、どんな表情で、どんな動きで、どんな言葉を発するのが成功確率が高いか、期待値を計算して実行します。
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どちらが正しいというよりは、定型発達が多数派なのでアスペは肩身が狭くなります。
一般人がアスペに対して
『何で人の気持ちが分からないの?』
と思うのと同じくらいアスペは一般人に
『なんで論理より感情で判断するの?』
『なんでみんなと同じが安心するの?』
『なんで伝統や儀式を大切にするの?』
と思っています。
【続く】
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