【高知能アスペの世界】〜2/8なぜ空気が読めないのか
一般的にアスペは空気を読むのが苦手です。
ただ高知能アスペは経験からくるパターン暗記によってできるようになります。
でも定型発達の皆さんのように、自動的に空気が読めるわけでは無いし、空気を読まないことへの恐怖心もありませんので、そもそも空気というものを軽視しています。
【みんなと同じじゃないと不安】
【偉い人の意見に反対するのが怖い】
【みんなと一緒に踊ると楽しい】
こういう、皆さんの心に自動的に生まれる感情がアスペは少ない傾向にあります。
では定型発達の方は、なぜ『みんな』と同じが好きなのかというと、脳内に入ってくる多くの情報を自動選別するとき、『みんな』が言うこと、『偉い人』が言うことの重要度が高く設定されます。
この自動選別自体が定型発達の皆さんの『超能力』とも言える素晴らしい機能です。
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【社会的評価軸と論理的評価軸】
高知能アスペの場合、自作の選別機で手動分別するので、論理的に正しいものの重要度を高く設定します。
そうなると相対的に偉い人の言うことを軽視するので、
『社長の言ってること、間違ってますよ』
と当たり前のように言ってしまいます。
これを抑えるのは高知能アスペの、「一般人に合わせたパターン暗記」です。
『一般人には社長に逆らわない掟があるらしいぞ。それをすると損するからやめておこう』です。
定形発達の一般人は社長に反対するとき、感情的ブレーキが自動的にかかり、空気や周囲の目を感じて口を閉じます。
アスペの場合、ただ単に論理的に正しいから言う。
これはまさに定形の言う『空気が読めない』行動です。
【偉い人が言うから正しい】は非論理的です。だから無視するという事です。
ただ定型発達のみなさんは思うでしょう。
確かに社長の言うことは間違いかもしれない。
①でも社長に逆らうと出世できない。
②周りのみんなに変な目で見られたくない
③自分が間違ってる可能性もある。
①〜③などの【社会的評価軸】で見ると、社長に意見を言わない判断も合理的だろう、と。
衝突を避けるためにはそれが正しいと思いますが、アスペは曖昧な社会的評価軸を軽視し、構造化された論理的評価軸を優先する傾向があります。
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【評価軸の固定】
高知能アスペの一部は、意思決定をするときに評価軸を少なく固定します。
意思決定に複数の評価軸を入れると、【評価軸同士が矛盾】することがあります。
アスペは論理構造による意思決定をするので、この矛盾が許容できません。
評価軸を1本(又は矛盾しない少数)に固定することにより矛盾を回避し、決断を早くします。
評価軸固定ができなかったり、期待値計算が苦手なアスペは『決められない』が起きやすくなります。
一方、定型発達の一般人は、評価軸同士が矛盾しても、それを未解決のまま運用することができます。
例えば
1 顧客第一
2 自社の利益
3 従業員の幸せ
この3つは具体的局面では矛盾が生じやすいです。
【定型発達の例】
顧客第一と言いながら、本音はもっと儲けたいから利益を最大化できる売値にします。
『従業員の幸せ』と言いながら、給料は最低限に抑えます。
→この矛盾を許容できる
【アスペの例 というか、私の仕事】
『時間あたりの利益(人件費支払い前)を最大化する』
これだけを考え、他は無視。
顧客の幸せは、利益最大化に寄与する分しか作らない。
従業員給料は利益最大化に寄与するならドンドン上げる。
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評価軸固定以外にも、高知能アスペの場合、『多数の評価軸を持ちながら評価軸の優先順位を最初から決めているタイプ』や、『評価軸が無く多量の過去データーのパターン暗記から速断するタイプ』もいます。
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【空気を読む】とは一体何なのか?
複数の評価軸の矛盾を許容し、社会的評価軸を優先することで衝突を避ける能力です。
『アスペは空気が読めない』と言われますが、これは
①論理的評価軸を優先する
②評価軸同士の矛盾を避ける
この2つが原因だと思います。
