【EMConf JP 2025】一人の実行委員として、EMConfで観た景色
EMConf JP 2025が終わった
2025年2月27日、実行委員として関わったEMConf JP 2025が大盛況・大好評のうちに幕を閉じました。
参加者、スタッフ、スポンサー、もろもろのサポーターの皆さん、そして実行委員会、様々な角度で関わった方々で作り上げた場はテーマである「増幅と触媒」を体現するような、見たいと願っていたし、見たことのない景色でした。
実行委員会にとってはまだイベントは終わりではなく、ふりかえりなども実施していくのですが、いったんの区切りということで、ごく個人的なふりかえりと僕の視点からの景色をつらつら書いていきます。
初めての実行委員
自分にとって、カンファレンスの実行委員というものを経験するのは初めてでした。いや、それどころか、カンファレンスのスタッフもほとんど経験していません。オンラインのふりかえりカンファレンススタッフは一回だけやったけど、オフラインで大規模な施設を借りて実施するようなカンファレンスのスタッフは初めてです。(自社オフィスで開催のものを手伝う、とかはありましたが)
川下りのような、流れに身を任せたキャリアを歩んでいる私ですが、実行委員会にジョインしたのも流れからでした。たまたまEMコミュニティ界隈にいて、たまたまあらたまさん、パウリ、ゆのんさんと飲んでて、「EM界隈盛り上がってるねー」なんて話してたら、あらたまさんが「emconf開催の機運」って言い出して。
#emconf 開催の機運
— あらたま|LayerX Inc. (@ar_tama) December 15, 2023
うわぁ、なんだかすごいことになってきたぞ、と思いながら、せっかくだからとこの大きな流れに乗ってみることにしました。EMのコミュニティを主催しているあらたまさんとパウリ、かつてEOFを主催し、EMFMで「EM」というものを日本にひろめたゆのんさん。この人たちが見たい景色を作り上げるのは、手伝いたいなぁ、っていうのが僕のなによりのモチベーション。そこにさとだいさん、941さんが合流し、機運は現実の計画となり、突き進んでいくことになりました。
得意なことをやる
コミュニティの運営経験?ない。カンファレンスの立ち上げ経験?ない。運営とかそもそも得意?じゃない。うーんコアスタッフとして僕が貢献できることはなんだろう、と考え、出てきた答えは以下のようなものでした。
外部に発信し、EMConfへの機運を高める
様々な場面でファーストペンギンとなり、EMConfへの参加障壁を下げていく
当日とにかく盛り上げる
自分が苦手なことを人にまかせて自分は得意なことだけやる(自分の感覚的には相対的に楽なこと、ということでもある)のは、全体最適としてはとるべき行動ではあるとわかっていても、やはりためらいはあるもの。でも、941さんが何度も「運営はまかせてください、いくおさんは盛り上げ役で。それも大事なんで」って言って背中を押してくれたから、思い切ってそこにフォーカスできました。
今回クロージングキーノートで話してくださった岩瀬さんのfukabori.fmで話したり、
プロポーザルを一番乗りで提出したり、
パウリとプリキュアになったり。
『ふたりはEM』のシーンです、ご査収ください #emconf_jp pic.twitter.com/xpXONKiq1r
— ひらったー | bitkey 技術広報 (@khirata_com) February 27, 2025
(余談ですが、パウリに「プリキュアやりたい」と言われたのは当日の朝で、そこから3回くらい練習して練度を高めていきました)
巻き込む
当日の盛り上げの中で一番大切にしていたのは、「巻き込む」ということ、そしてその「巻き込む」ことがベースにある空間にすることでした。
朝イチのスタッフミーティングでは「参加される方々はお客さんではなく、一緒に場をつくっていくコミュニティメイトです。スタッフだけで頑張り切るのではなくみんなで作っていきましょう」というようなことを言いました。(そして、それをこばせさんが拾ってくれてて、めっっっっっちゃうれしかった!)
朝のスタッフミーティングで @dora_e_m が「お客さんではなく、コミュニティメイトなので一緒に作り上げていきましょう」的なことを言っていたのを聞いて、感動したことを残しておきます
— こばせ🥴 (@kobase555) February 27, 2025
#emconf_jp
クロージングキーノートのあとのパネルディスカッションに、こにふぁーさん、daiksyさん、Kumanさんをお招きしたのは、もしかしたら今回自分が一番EMConfに貢献できたことかもしれません。
パネルがどういう場であるとよいか?を考えたときに、その日の学びを増幅させ、触媒となって伝搬させたくなるようなものにしたい、いう想いがありました。
とすると、スピーカーとして登壇した方々に話していただきたい。だって、セッションが終わってリラックスしてるスピーカーの話ほど面白いものはないですから。
楽しむ
とてもありがたいことに、ちょっと会場を歩くとすぐ「あ、いくおさんですか?」と声をかけられる状態でした。いちおうスタッフとしてトランシーバーは装着していたので、たびたび業務連絡が聞こえてはいましたが、基本的に声をかけてくれた目の前の人との対話を優先していました。
要約すると「楽しむ」ことを優先していました。
これができたのは、本当にスタッフのみなさんのおかげです。





余談ですが、アンカンファレンスに参加していたら、森さんから「いくおさんが普通にコンテンツに参加できてるの、とてもいいですね。健全な運営体制ができている」と言っていただきました。そうか、941さんの狙いはめちゃめちゃよかったんだな・・・と、あらためて941さんのすごさを感じました。
感謝のことば
というわけで、実行委員として内側にガッツリ絡みながらも、一般参加者かのごとく楽しむ、という、そりゃあ楽しいだろ!!最高だろ!!という得難い体験をさせていただきました。
参加者のみなさん
「もし誰もカンファレンスに興味を持たなかったらどうしよう・・・」そんな不安を抱えていたことが嘘のように盛り上がった一日でした。みなさんが、お客様ではなくコミュニティの一員として場を盛り上げてくださったからです。本当にありがとうございます。
スポンサー、サポーターのみなさん
カンファレンスを開催するにあたって、スポンサーの存在は欠かせないものでした。スポンサーしていただけるだけでもありがたいのに、各社ブースに工夫を凝らし、EMConfにフィットする展示を用意してくれていたのが大感激でした。
私信:プレーリーカードのうみひこさん
「プレーリーカードで交流する場をつくりたい!」というあらたまさんのアイデアが形になったのは、うみひこさんはじめとしたプレーリーカードのみなさんの協力があったからです。プレーリーカードの枠をこえて、普通にスタッフじゃね?というレベルで働いてくれたのも印象的でした。
スタッフのみなさん
なんて自律的で、なんて練度の高いスタッフなんでしょう。そして、自律的でありながら、相談するべきところはコアスタッフに聞いてくれる。カンファレンス初回とは思えない仕上がりに感服しつつ、単にスキルがあるということではなく熱量高く関わっていただけたことに心から感謝しています。
EMConf JP 2025 実行委員のみなさん
ゆのんさん。
普段から一緒に働いているのでこの仕事がカケハシなのかEMConfなのか?というくらいの一体感がありました笑
普段はどちらかというとクールで、あまり感情を表に出さないタイプですが、EOFから続く熱い想いがあふれてくる瞬間がそこかしこにあり、エモかったです。ナイスメタル!

941さん。
EMConf JP 2025をカタチにした最大の功労者の一人です。豊富な経験をもとにガッと進めつつ、「エモ」の部分も絶妙なバランス感覚で折り込み、それでもあえて前に出すぎず後方支援の姿勢を崩さない姿はあまりにもかっこよかったです。94190コンビでこれからもやっていきましょう!

さとだいさん。
SNSでは随分前からつながっていたけど、EMConfをきっかけにグッと仲良くなれて嬉しいです!さとだいさんも最大の功労者の一人で、941さんとさとだいさんがいなかったら開催できてないんじゃないかな?
キャラクターが違うCoreスタッフ同士で意見が違えることは何度かあったけれども、そういった場面ではさとだいさんの絶妙なまとめ力が収束へと向かわせていました。ナイスマネジメント!

パウリ。
パウリからは、ずっとこのカンファレンスにかける熱い想いを感じて、一緒にやっていてとても楽しかったです。僕からすると「そこまでやっちゃうの?」ってびっくりするような提案をしてきたり、かと思えばめちゃくちゃ大人な議論のまとめ方をしたり、いいマネージャーなんだなということが垣間見える日々でした。またプリキュアごっこしようね!

あらたまさん。
EMゆるミートアップもEMConfも、あらたまさんが誘ってくれたから参加できたし、おかげで想像もしなかったような景色を見ることができました。
Coreメンバー随一のアイデアパーソンであり、作りたいカンファレンスの空気感に対していい意味でシビアであり、そのあらたまビジョンをカタチにすることが手伝えて、それがなによりの得難い体験でした。巻き込んでくれてありがとう!

いくお。
カンファレンスの運営、経験してみてどうだった?見たことのない景色は見えたかな?もっといろいろできたかなーって思うことはたくさんあるだろうけど、まあベストは尽くしたんじゃない?今日はいいよ、もう飲んでも!!

終わりに
ふわふわと余韻にひたりながら書いた本稿も、そろそろここいらで締めようと思います。
「誰ですか?EMが孤独だっていったのは。こんなに(仲間が)いるじゃないですか!」と広木さんが乾杯で語った言葉には深い感慨が込められていたように思います。クロージングキーノートで「2026もやりますよね?」といたずらっぽく笑っていた岩瀬さん、きっと本気で楽しんでくれていたんでしょう。
そんな素晴らしい場に、実行委員として関われたことを誇りに思いますし、今後また続いていくものなら、続いていくものとしての道をつくることはある種の責務かな、とも思っています。
最後になりますが、最高の一日でした。みなさんにとってもそうであったなら幸いです。またどこかでお会いしましょう!
俺達は一人じゃない。
