【アンケート結果】AC長野パルセイロ vs ジュビロ磐田 第10節 観戦体験フィードバック|115人の声と変わり始めたスタジアム。
砂森和也です。4月12日のジュビロ磐田戦(百年構想リーグ第10節)について、観戦体験アンケートの結果をまとめました。
今回の試合は小林伸二監督就任後、初めてのホーム戦でした。結果は1-1。PK戦の末に敗れています。
試合概要

日程: 2026年4月12日(日)13:00キックオフ
対戦: AC長野パルセイロ vs ジュビロ磐田
会場: 長野Uスタジアム
入場者数: 4,354人
結果: 1-1(PK負け)
得点: 藤川虎太朗(39分)
アンケート概要

回答数: 115件
回答率: 2.6%(入場者数4,354人に対して)
回答期限: 試合翌日23:59まで
過去のアンケートとの比較です。
ホーム開幕戦(第3節)vs コンサドーレ札幌: 317件
第4節 vs 大宮アルディージャ: 158件
第6節 vs 松本山雅FC(ダービー): 415件
第10節 vs ジュビロ磐田: 115件
回答数は過去最少でした。入場者数が4,354人と他の試合より少なかったこと、アンケートの認知がまだ広がりきっていないことが影響していると思います。
回答者の内訳

パルセイロサポーター(5年以上): 45件(39.1%)
パルセイロサポーター(1〜4年): 16件(13.9%)
パルセイロサポーター(初観戦): 2件(1.7%)
相手クラブのサポーター: 49件(42.6%)
どちらでもない: 3件(2.6%)
今回の特徴は、回答者の42.6%がジュビロ磐田のサポーターだったことです。百年構想リーグで初めて長野Uスタジアムに来た方が多く、初めてのスタジアムだからこそ率直な声を届けてくれたのだと思います。
磐田サポーターの遠征パターンも聞きました。
当日入り・当日帰り: 51.0%
前泊して観戦: 42.9%
当日入り・翌日帰り: 4.1%
長野近辺に在住: 2.0%
約43%が前泊を伴う遠征です。宿泊・飲食・観光を含めた地域への経済効果があることがわかります。
満足度
全体平均: 4.19 / 5.0(過去最高)

立場別の平均は以下の通りです。
パルセイロサポーター全体: 4.13
相手サポーター(磐田): 4.31
どちらでもない: 3.67
スコアの分布です。
5(とても良い): 33.0%
4(良い): 54.8%
3(普通): 10.4%
2(悪い): 1.7%
1(とても悪い): 0%
4以上が87.8%。観戦体験としての満足度は、4試合の中で最も高い数値が出ました。
4試合の推移を振り返ります。
ホーム開幕戦(第3節)vs 札幌: 3.82(入場者5,291人 / 1-1 PK負け)
第4節 vs 大宮: 4.16(入場者3,496人 / 1-2)
第6節 vs 松本山雅: 3.08(入場者9,792人 / 0-5)
第10節 vs 磐田: 4.19(入場者4,354人 / 1-1 PK負け)
ダービーでの大敗を経て過去最低(3.08)を記録した満足度が、今回は過去最高の4.19まで回復しました。監督交代後の変化が、数字にも表れています。
良かった点

回答者が「良かった」と感じた点です(複数選択可)。
スタジアム全体の雰囲気: 80.9%
スタッフの対応: 41.7%
スタジアムグルメ: 38.3%
入場・導線・座席案内: 33.9%
イベント・演出: 8.7%
グッズ販売: 7.0%
「スタジアム全体の雰囲気」が8割超で圧倒的な1位。これは過去4回のアンケートで一貫して最も評価が高い項目です。長野Uスタジアムの強みだと思います。
「スタッフの対応」が41.7%で2位に入ったのは注目すべき点です。磐田サポーターからの「歓迎を感じた」「おもてなしが良かった」という声が多く、アウェイからの評価がこの数字を押し上げています。
気になった点
回答者が「気になった」と感じた点です(複数選択可)。
特になし: 47.8%
スタジアムグルメ: 17.4%
入場・導線・座席案内: 9.6%
イベント・演出: 7.8%
グッズ販売: 7.0%
選手とファンの接点: 5.2%
スタジアム全体の雰囲気: 4.3%
スタッフの対応: 2.6%
「特になし」が約半数です。全体的に大きな不満が少ない結果でした。
一方で、スタジアムグルメに関する意見(17.4%)が最も多く、自由記述と合わせると以下の声が繰り返し出ています。
種類が少ない
地元グルメ(おやき、信州そばなど)がアウェイ側からも買えるエリアにほしい
行列が長い
どこで何が買えるかわかりにくい
これは過去のアンケートでも継続的に出ている声です。出店数や配置の工夫で解決はできそうですね。
改善が見えてきたこと
今回のアンケートでは、過去の声を受けて改善された点への評価も多く見られました。
タイムスケジュールの掲示: 「いつ何があるかわかるようになった」
スタジアムマップの事前SNS発信: 「どこに何があるか事前にわかって助かった」
入場待機列の改善: 「追い抜き防止の声掛けが良くなった」
注意看板の設置: 「ピッチ内アップ時のボール注意看板が親切」
アンケートで届いた声が、実際に改善につながっている。このファン、サポーターとクラブで作り出すサイクルが続くことが大切だと思います。
残っている課題
改善された点がある一方で、引き続き声が多い課題もあります。
シャトルバス(帰り)
帰りのバス待ちが長い
本数を増やしてほしい
長野駅からの直通バスがほしい
遠征サポーター向けの環境
キャリーケースを預ける場所がない(篠ノ井駅のロッカーは少ない)
アウェイゴール裏は風の通り道で寒い(事前の注意喚起がほしい)
大型ビジョン
アウェイゴール裏からビジョンが見えない
得点者・得点時間の表示がほしい
これらはすぐに解決できるものばかりではありませんが、声として記録しておくことに意味があると考えています。
サポーターの声
自由記述から、印象的な声を紹介します。原文のまま、一部を抜粋しています。
パルセイロサポーターの声
タイムテーブルや、ピッチ内アップのボール注意看板など、随所に良い改善があった。
監督かわって2戦目、なによりスタジアムの雰囲気が変わった。まだまだ道のりは長いけど、長い目で応援する空気でいってほしい。
久しぶりにワクワクした。見応えがあった。
PK負けは残念だが、90分の内容には満足。チームが変わり始めている実感がある。
ジュビロ磐田サポーターの声
素晴らしいスタジアムでした。ピッチとの距離が近く、臨場感がすごい。また来たいです。
スタッフの対応が良く、歓迎されていると感じました。おもてなしの姿勢が伝わります。
藤川虎太朗選手、ジュビロ時代から応援していました。恩返しゴールお見事でした。どうかこれからも愛してあげてください。
アウェイゴール裏が思ったより風が強く寒かった。事前にわかっていれば防寒対策できたので、注意喚起があると助かります。
他スタジアムとの比較

「普段のホームスタジアム(or 前回の長野Uスタジアム)と比べて、今回の体験はどうでしたか?」という質問への回答です。
良かった: 64.3%
同じくらい: 25.2%
比較対象がない: 6.1%
物足りなかった: 4.3%
約3分の2が「良かった」と回答。普段のホームスタジアムや、前回の長野Uスタジアムと比較した上での評価です。
まとめ
115人の声をまとめます。
満足度4.19は過去4回のアンケートで最高
ジュビロ磐田のサポーターが回答の42.6%を占め、アウェイからの評価が非常に高かった
「スタジアム全体の雰囲気」が8割超で、長野Uスタジアムの最大の強み
過去のアンケートで指摘された点が改善され、その変化が評価されている
スタグル、シャトルバス、遠征者向けの環境整備は引き続きの課題
監督交代後、チームは変わり始めています。スタジアムの運営もまた、少しずつ変わり始めています。
アンケートに答えてくれた115人の皆さん、ありがとうございました。次のホーム戦でもアンケートを実施する予定です。「こうだったらもっと良くなる」という声を、これからも届けてください。
泥臭く、一歩ずつ。
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このアンケート活動の背景や目的をまとめた記事もあります。クラブ関係者の方、他クラブの運営に携わる方にもぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
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