【薬膳】葱白粥(白ねぎ粥) 漢方健康料理より
義母から受け継いだ「漢方健康料理」(雄渾社)を参考に、葱白粥(白ねぎ粥)を作りました。
風邪のひき始めに食べるとよいとされる、やさしい薬膳粥です。
書籍によると、白ねぎをたっぷり使うのが特徴で、米100g(お粥の水分量にもよりますが、茶碗2杯弱)に対して4〜5cmの白ねぎを15〜20本。
今日はねぎが少なかったので、半量で作りました。
まず、洗った米50gと水250mlを土鍋に入れ、蓋をして強火へ。
沸いたら弱火にし、蓋を少しずらして煮込みます。
その間に、ねぎの白い部分を4cmほどに切り、ネギカッターで白髪ねぎにしました。


米がやわらかく炊けたら、白ねぎをそっとのせて蓋をし、しばらく蒸らします。
最後に塩で味を整えれば、温かな一椀の完成です。

白ねぎには、
• 解表:身体の表面にある邪気を払い除く
• 散寒:冷えた身体を温める
• 理気:気の巡りをよくする
• 開胃:食欲を促す
• 袪痰:痰を取り除き、のどの違和感や咳を和らげる
• 解毒:余分なものを外へ排出する
という働き
うるち米には、
• 補中・益気:胃腸を支え、気力や体力を補う
• 健脾・和胃:消化吸収を助け、胃の重さを整える
• 止瀉:ゆるいお腹を落ち着かせる
という働きがあります。
「漢方健康料理」には、ねぎについて次のように書かれています。
「ねぎは発汗を促して熱をとる作用があり、風邪の治療によく使われる。
ねぎ油の気管支粘膜への軽い刺激が分泌を促し、痰を除く。
また、胃腸機能の調整、血液循環の改善、利尿促進といった作用もある。
風邪による発熱・悪寒・鼻水・鼻づまり・頭痛・腹痛・下痢のある方、腎炎の初期で顔に浮腫みのある方に適する。」
解表作用のある豆鼓を加えるとさらによいようです。
豆鼓は黒豆を塩で発酵させた食品で、スーパーの中華食材コーナーで手に入ります。
ねぎの辛みが身体を芯から温めて、まとわりつく寒気や風邪(ふうじゃ)を追い払ってくれるような一椀でした。
