見出し画像

【ヨーロッパ旅行記】⑤ベルギー・ブルージュ

前回の記事は上記よりご覧ください。


ヨーロッパ滞在三日目はアントワープを後にし、ブルージュへ向かいました。
ブルージュの滞在は1泊2日。初めて行く都市だったので、二日間で楽しむ気は満々でした。

本記事では、ブルージュ1泊2日分の記録をまとめたいと思います。
週末の暇つぶしなどに。ぜひご覧ください。

アントワープからブルージュへ

アントワープ中央駅はそれなりに大きなターミナル駅なので、ブルージュまで行くのは簡単です。
直通か一駅乗り換え、1時間半くらいでサクッと行けます。

これまでの記録の通り、私は鉄道には勘で乗っている(直感で予約した方がいいな、と思ったら予約するし、この時間帯のこの移動は券売機で買えばいいな、と思えば予約しない)ので、移動に関しての記載はかなり雑です。

でも、Google mapと駅員さん、omio(ヨーロッパの鉄道予約サイト)がなんとかしてくれます。

https://www.omio.jp/

ヨーロッパ遅延も多いもんね。
勘とインターネットと人頼みでなんとかなります。
行先さえ大きくミスらなければ、そんなに大変なことにはなりません。

ブルージュ到着、ホテルチェックイン

ホテルの窓からの景色

ランチでそれなりにお酒を飲んだ後、鉄道での長距離移動をし、ガタガタの石畳の上で大きいスーツケースを転がし、おまけにこの日は暑いほどの気温だったので、道中の写真を撮る余裕がありませんでした。
17時前にホテルにチェックインして、ようやく人心地つきました。

ホテルのロビー かわいい雰囲気

bnbの現地の生活に根差している感じもいいですが、旅に来たぞ、という実感が得られるホテルもいい感じ。それぞれの良さがあります。

コインランドリー、散策

ヨーロッパ滞在三日目で下着や服を洗いたかったので、コインランドリーへ行くついでにブルージュの町を散策します。

ホテルを出てすぐの通り

ブルージュのことを「天井のない美術館」とはよく言ったもので、美しい建物まみれです。
ブルージュは思ったより栄えていて、この通りにはZARAなどのファストファッションの店舗や、コスメショップなんかもありました。

ブルッヘの鐘楼 でかすぎ

ブルージュの広場にある、有名な鐘楼です。
鐘楼を取り囲むようにぐるっと石畳の道が敷かれているので、周辺を移動するだけで鐘楼をいろいろな角度から眺めることができます。

かわいいガラス窓の絵

コインランドリー。だいたい5€くらいでたっぷりの衣類が洗えます。
洗濯機の中に洗濯物を入れ、洗濯と乾燥が終わるまで周辺をうろつきます。

町の真ん中を陣取るにしては巨大な木
運河 ブルージュには50個の橋があるそうですね
可愛い花が絡んでるアパートメント

必飲?地ビール“Brugse Zot”

ブルージュを訪れた目的のひとつとして「ブルージュの地ビール“Brugse Zot”を飲む」というものがありました。
“Brugse Zot”とは、高校生の頃に読んでいた農大・菌(?)漫画『もやしもん』という漫画で出会いました。

石川雅之『もやしもん』8巻より引用

『もやしもん』の劇中で“Brugse Zot”は

「とても美しい町の地ビール」
「水と麦とホップだけなのにワインやスパイスばりに香りが立つ」
「なのに麦の甘みが優しい」

と表現されており、アルコールが飲めない歳から「どんなに素敵なビールなのだろう」と夢想していました。
「ブルージュのほうけ者」というネーミングも、なんだか愉快で興味をそそられます。

成人してから一度、日本のビアバーで“Brugse Zot”を飲んだことはありましたが、確かに美味しかった。
でも、ブルージュの町を眺めながら、ドラフトで飲む格別さには敵わないでしょう。

洗濯が終わるまでは、まだ随分時間があります。
鐘楼の広場に臨むレストランへ入って、真っ先に“Brugse Zot”を注文しました。

「黄金色でピルスナーのよう」という意味がわかる

「とても美しい町の地ビール」で、「水と麦とホップだけなのにワインやスパイスばりに香りが立って」おり、「なのに麦の甘みが優しい」。
事前情報に違わぬ、素晴らしいビール。
本当に、主に水と麦だけでできているとは思えないほど、複雑でフルーティな味わいです。
りんごやスパイスのような香りがふわっとして、後味が甘い。

なんとなく繊細そうなのであまりお土産には向かないのかな? と思いますが、私は強硬手段をとり、お土産として瓶ビールを持ち帰りました。

鐘楼近くにある、このビール専門店で購入しました。品揃えがよく、店構えも店内も可愛らしい。

移動遊園地巡り

私が訪れた5月中旬はブルージュの駅前からホテルの近隣にかけて、移動遊園地のようなものがありました。常設なのかな?
洗濯も終え、日本ではなかなかお目にかかれないものなので、移動遊園地を巡ってみることにしました。

アヒル釣りの屋台
やってみました いくつか取れて、景品ゲットしました
ユニコーンのぬいぐるみをもらいました
飲食の屋台も多かった 子連れ多し
アトラクションもありましたが、怖くてチャレンジできなかった

屋台で景品も取れて満足したので、19時頃にホテルへ戻りました。

夜のブルージュ

この日はスーパーで買ったスナックやチーズ、ハム、パン、ワインなどをホテルで適当に飲み食いして、夕食としました。
ホテルのベッドでしばらく休んで、22時頃に「散歩に出てみよう」と思い立ち、外へ出ました。

三日月の夜でしたね

22時でもまだ随分明るいです。空が濃紺。
日本の、夏の19時過ぎくらいに出歩いているような感覚。

運河沿いの並木道 ここにはまた翌日来ることになります
運河 ひっそりとしている
ライトアップされた建物の美しいこと

22時半頃、本格的に暗くなってきたので、ホテル周辺へ戻ります。
せっかくなので、夜の移動遊園地の様子も見てみることにしました。

キラキラしている 23時なのにキッズが多い
なんだか温かみを感じる

ホテルへ戻ってシャワーを浴び、この日は就寝。
本記事では引き続き翌日のことも記します。

====================================
🐈‍⬛折り返しです🐈‍⬛
====================================

ブルージュ2日目 朝

ブルージュ2日目の朝。この日は午前9時半くらいに起きました。
ホテルで貰えた地図をぼんやり眺めつつ、午前11時のチェックアウトまで支度をします。

紙の地図、いいよね

次の滞在先、イーペルまでの列車は15時頃発の予定なので、それまでブルージュの町中を散策します。

大抵のホテルは、チェックアウト後も荷物を預かってくれます。
散策→ホテル→駅と動いても動線が悪くないので、今回はスーツケースはホテルで預かっておいてもらうことにしました。

いい路地
赤い煉瓦と、赤い窓枠やドアの組み合わせが可愛い

チョコレートショップへ行き、お土産用のチョコレートなども購入しました。

うろうろした後、思いつきで運河のボートツアーにでも参加するか、と思ったのですが、乗り場へ行ってみたところあり得ない長蛇の列ができていたので、速攻で諦めました。

ボート乗り場を横目に橋を渡ると、昨晩の散歩で訪れた並木道沿いにずらっと出店が並んでいました。
食器や小物、絵画、照明や建具のパーツなどの可愛らしい古雑貨が、テーブルの上にぎっしりと並べられています。
蚤の市でした。蚤の市大好き。冷やかす気満々で物色します。
この日は土曜日だったけれど、毎週やってるのかな?

端から端まで見たところ、上品なマダムのいる店で売っていた20年代のものという綺麗なお皿と、ちょっと不愛想なムッシュのいる店に並んでいた食具が気になりました。
まだ慌てるような時間じゃない。旅も序盤だし。

昼食でも食べて考え、それでも気になるならまた買いに戻って来よう。売れていたらそのときは、そのとき。
そう思い、散策を続けました。

映えない昼食

敢えての撮って出し

ここで、この旅の中でも一、二を争うほど映えない食事の紹介です。
昼食です。

パスタ専門店のパスタ。
とっても美味しい。美味しいけど、まったく写真映えしません。

映えない

チーズがたっぷりとかかっていて、露骨な味つけ。うまい! うまいけど、映えません。

要領のよさそうな店員さんがちゃきちゃき働いている

昼食を食べ終え、やはり蚤の市で見た品物が気になったので、蚤の市へ戻りました。

蚤の市での購入品

年季が感じ取れる白地に、青の花模様が美しい

マダムの店で買った20年代頃の皿、25€くらい。

デザート用のフォーク 可愛らしいけど渋さもある
デイジー、矢車菊、菫のモチーフ

ちょっと不愛想なムッシュの店で買ったフォーク、一本2€。

鐘楼近くの広場へ

いい買い物ができて満足し、ブルージュを離れる時間も迫ってきました。
最後に鐘楼近くの広場へ行って、〆とします。

天井の構造が面白い通路
馬車 馬車の乗り場もかなり人が並んでいた
馬、がんばれ
この旅で二杯目

未練たらしく、“Brugse Zot”を飲みながら鐘楼を眺めます。
「ブルージュのほうけ者」は、私だ。

ブルージュ、本当にいい町でした。
町全体が気取っておらず、美しく、住んでいる人々も心優しい。
アントワープで得られたのんびりとした気分をしっかり引き継げたような感じがしていて、それは、のほほんとした空気を持つブルージュに訪れたからこそなのだろうな、と感じています。

またぜひ行ってみたい町です。次はぜひ運河の上にぷかぷか浮かんでみたい。

次回

次回はフランス国境沿いの小さな町、ベルギー・イーペルについての記録を書こうと思います。
イーペルは世界でも珍しい「猫祭り」が開催される土地で、今回は「猫祭り」の前夜祭から参加してきました。
写真も文章も、盛りだくさんでお送りします。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集