「アメリカが石油を止めたら、日本の猶予は60日」──備蓄204日のうち、本当に使えるのは150日しかない
10日後に、アメリカが日本への石油輸入を継続しないと決めたと仮定した場合、日本に石油が入ってこなくなる(今海の上にいてる船が終わる)のは、どのくらいだと考えられますか? その後は、日本の石油備蓄を使っていくのかと思いますが、現状、日本の石油備蓄の残量は公開されなくなっているという認識であっていますか?
思考実験としての「米国停止シナリオ」
ホルムズ危機以降、日本の原油調達は様変わりしました。
6月時点で、日本の原油輸入の約4割が米国産です。メキシコ湾岸から喜望峰を回ってくる船、アラスカから太平洋を渡ってくる船。
日本の原油調達、6月は米国産4割に-メキシコ湾やアラスカから船集結
https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-06-28/TH2T8OT96OSH00#gsc.tab=0
半年前には考えられなかった光景が、いまの日本のエネルギー供給の「日常」になっています。
そして、ホルムズ海峡危機の再燃、SPR放出停止の懸念が最悪のタイミングで重なっています。
米戦略石油備蓄、1983年以来の最低水準に低下
https://jp.investing.com/news/commodities-news/article-93CH-1601101
ここで一つ、思考実験をしてみます。
「もし10日後、アメリカが日本への石油輸出を止めると決めたら、日本に石油が届かなくなるのはいつか?」
政治的にありえるかどうかは一旦脇に置きます。
重要なのは、この問いに数字で答えられるかどうかです。
答えられれば、他のどんな途絶シナリオにも同じ計算が使えます。
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