不同意性交事件の判決が示すもの〜22歳の男性2人に実刑、私たちが学ぶべきこと〜
新卒同期の飲み会から始まった一夜が、懲役5年6ヶ月の実刑判決という結果を迎えました。
2025年10月に東京地裁で下されたこの判決は、SNSで大きな反響を呼んでいます。
飲み会後、女性A、男性B、男性Cの3名がラブホテルへ向かい性行為に及んだ後、女性が不同意性交で告訴した事案です。一見すると「よくある飲み会の延長」に見えるこの状況が、なぜ実刑判決に至ったのか。
この事件から私たちが学ぶべきことは何でしょうか。
傍聴メモ 2025/8/13
— とある執政官@冤罪ジャングルから国民を守る会 (@TFR_JP) August 13, 2025
もしこの脆弱な証拠で有罪なら、「後出しじゃんけん」で虚偽告訴すれば有罪にできる冤罪ジャングル国家になってしまう恐れあり...。裁判官の女性経験・性愛経験が少ない場合、そのように心証形成され得るから怖いね。
次回、判決。東京地裁725法廷
10/某日 午前10:30~ pic.twitter.com/lqqzVkuukG
判決の概要
2025年10月22日、東京地裁725号法廷で判決が下されました。
罪状:不同意性交等罪+性的姿態等撮影罪
求刑:懲役7年
判決:懲役5年6ヶ月(実刑)
今後:控訴される見込み
注意:一審判決であり、まだ確定していません
控訴審、場合によっては上告審でどう判断されるかは分かりません。判決が覆る可能性も残されています。
何が起きたのか
傍聴記録から分かる事実関係は以下の通りです。
同期の飲み会
3人でホテルへ(女性A、男性B、男性C)
男性Cが一時離脱
男性Bと女性が性行為
男性Cが戻り3P(生中出し、顔射)
解散後、女性が警察へ
女性は寝ている男性2人の裸体を撮影し証拠保全
争点は、女性がアルコールにより「同意しない意思を形成、表明、全うすることが困難な状態」だったか。そして被告にその認識があったかどうかです。
検察側が示した証拠
検察は、女性が混乱(泥酔)状態だったとして、以下の証拠を提示しました。
両脇を抱えてホテルへ移動していた
廊下で首を垂れたり、壁に頭をぶつけたりしていた
事後の検分でアルコール呼気0.47mg/L検出(血中アルコール濃度に換算すると約1.0g/L程度、かなり高い水準)
すぐに警察に行った事実
男性2人の寝ている裸体を撮影し、証拠を残した行動
これらから被害意識の強さと、混乱状態にあったことを主張しました。
弁護側の反論
一方、弁護側は以下の理由で、女性は混乱状態になかった、少なくとも客観的に認識できる状態ではなかったと主張しました。
アルコールが検出される状態にもかかわらず、歩行・応答に問題なし、顔色平常という検分結果
HUBで階段を一人で登りながら電話できていた
男性Bとの性交を中断させて電話することができていた
飲み中や外での休憩中、女性から被告にもたれかかったりスキンシップがあった
行為中に撮影された動画で笑顔を見せている
口腔性交においてむせたりせず、自ら吸引する音声が入っていた
証拠撮影など、女性に判断能力があった
これらから、客観的な混乱状態の判断は難しいと主張しました。
裁判官の判断
裁判官は以下のように判断しました。
混乱状態について:
男性2人を撮影し証拠保全に動いたこと、すぐに警察に向かったことは、顔面への射精という行為への怒りで覚醒した可能性もある
歩行テストなどの結果も同様
検察が主張するホテル内の映像からも、混乱状態という推認は揺らがない
故意について:
被告はずっと一緒に飲んでいたため、泥酔を認識できており、故意がある
量刑理由: 泥酔に乗じて、アルコールにより同意しない意思を全う・形成できない状態で避妊具をつけず、自己の性的欲求を満たすためだけに女性の人格を無視してもてあそび、性欲の捌け口にする行為。反省も見られず、同期への信頼も裏切ることから、前科がないなど被告に有利な事情を考慮したとしても懲役5年6ヶ月が相当。
医師として伝えたい「泥酔」の医学的側面
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