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定年退職して2年が経ちました6 「町内会役員」


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会社員時代は町内会のことをすべて妻任せにしてきた私。
そんな私にも、ついに「班長」の順番が回ってきた──。
勝手が分からず右往左往する日々、そして妻の一言から始まった、ちょっと滑稽な町内会デビューの顛末。


定年退職から1年が過ぎた頃、ついに我が家にも「町内会役員(班長)」の順番が回ってきた。
会社員時代は町内会議も清掃も、すべて妻にお任せ。つまり、私は完全に「町内会ビギナー」である。

そんな私に妻は容赦なく言い放った。

「今回は、全部あなたがやってください!」

はい、逃げ道ゼロ。
どうやらこれは、長年の“恨みつらみ”の清算らしい…。


引き継ぎ

前任者との引き継ぎは10分ほどで終了。必要事項は全部メモにまとめてくれており、ありがたい限り。
まずは班費・町内会費の口座名義を変えるため、農協へ。

ところが通帳の名義がやたら長く、さらにカタカナで書く欄に漢字を書き込んでしまう失態を数回…。
窓口の女性に「全部カタカナで大丈夫ですよ」と助け船を出され、なんとか完了。
前任者が提出書類までそろえてくれていたおかげで、手続きはスムーズに終わった。


初会議と班費徴収

最初の町内会議では配布物と、町内会費の徴収日程が渡された。
通帳残高が少し足りないため、今年は班費を集めることに。回覧板に説明を書き添えて回すと──

「班費、徴収するんですか?」

と驚かれる。
どうやら徴収は不定期で、新しい住民には初めてのことだったらしい。説明するのが意外と骨だった。


配布物の謎

配布物のルートも初めてで、一部の家が分からずご近所に助けられる。
我が町内は区分けが入り組んでおり、ここでも“妻任せだったツケ”を痛感する。

それにしても、配布物が毎回一枚余る…。
不思議に思っていたが、実は介護施設にも配ると知ったのは、かなり後になってからだった。



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