定年退職して2年が経ちました【1】失われた働き甲斐と庭の手入れ
簡単に経歴を書くと、18歳で高校を卒業すると、そこから地元の工場に42年間勤めあげ、
今から2年前の3月に定年を迎えた。
ご時世柄65歳までの再雇用を選択する事もできたが、同一労働同一賃金の観点から、
給与が半分になれば仕事も半分になると説明を受け、仕事へのやりがいを見出せず退職を選択した。
こうして約2年前に無職のオジサンが産声を上げたのである。
今のところ無職及び無年金で過ごしているが、生活に支障はない。
ま、貯金は徐々に減ってはいるが……。
家族は、退職後にパートを始めた妻と収入はあるが微妙にパラサイト気味の2人の子供が同居している。
さて、退職してすぐに取りかかったのは、自宅庭の手入れである。
退職の2年前に庭の芝生が枯れてしまったが、その頃の私は休みの度に外出しており、芝生に割く時間がなかったのだ。
もう1つの理由は、芝生が枯れた原因が分からなかったこと。費用をかけて張り替えても、また枯れる可能性があり、それは無駄な投資になる……そう考えたのだ。
それに加えて家族は自分の死後の手間ひまを勝手に想定して、このまま芝生を枯らせて欲しいとのことで、
芝生が枯れた翌年は、結局何も手をつけずに過ぎてしまった。
そうして約2年間手つかずだった庭は、雑草だらけになった。
枯れた芝生、未剪定でのび放題になった庭木、退職の翌日からは庭師のごとく毎日庭で戯れる事になった。
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