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RE CYBORG GIRL 〜 再び動き出す魂

以前の記事では、過去のトラウマを乗り越え「サイバーパンクの世界で生きるサイボーグの少女」をテーマに、自らが特に気に入った作品を公開しておりました。

数か月にわたり活動を続けてまいりましたが、その過程で多くの学びと成果を得ることができました。大変充実した時間であった一方で、自分自身の作品に対する考え方と、サイト全体の雰囲気との間に、少しずつ違和感を覚えるようになったのも事実です。

また、以前「ミラーリング」や「ダブルバインド」といった状況に直面したこともあり、その経験から、改めて向き合い方を見直す必要性を感じました。そこで今回は、一度距離を取りつつ、時間をかけて腰を据え、自分の作品を全面的に振り返ってみることにしました。

本記事では、その過程での気づきや思考の記録をお伝えしていきたいと思います。


🤖学習モデルは MeinaMix V10

気のせいかもしれませんが、最近は MeinaMix V10 をベースとした生成AI画像を多く目にするようになりました。実際のところ、私自身の作品もこの MeinaMix V10 を基盤とし、さらに複数のLoRAを組み合わせて制作しています。

今までの作品。MeinaMix V10をベースに3種類のLoRA、パラメータの最適化、一部プロンプトの見直しを行なっています。

これまでは、主に MeinaMix V10 をベースに複数のLoRAを組み合わせるかたちで作品を制作してきました。多くの生成AI画像がこのモデルを基盤にしていることもあり、私自身もその恩恵を大きく受けてきたと感じています。安定した画風や豊かな表現力を持つMeinaMixは、確かに魅力的な選択肢でした。

しかし、活動を重ねる中で、より柔軟で自由度の高い表現を求める気持ちが次第に強くなり、既存のスタイルに寄り添うだけでなく、自分自身の世界観をよりクリアに描き出せる学習モデルが必要なのではないかと考える様になりました。

その答えのひとつとして、私は今回 FLUX へと学習モデルを移行する決断をしています。

🔄FLUXへの移行と選んだ理由

FLUXの詳細についてはこちらから確認いただけます。

FLUXは、従来のモデルに比べて以下の特徴を備えています。

  • 表現の多様性:光や質感の再現性が高く、幅広いスタイルに対応可能。

  • 自由度の高さ:プロンプトに対する反応が繊細で、細部のニュアンスを反映しやすい。

  • 進化の余地:比較的新しいモデルであり、今後の拡張や最適化に期待できる。

🎯移行後の目指した姿

もちろん、これまでの MeinaMix V10 での制作が無駄になるわけではありません。むしろ、その積み重ねがあったからこそ、自分にとって本当に必要な表現の方向性を見極めることができました。

その上で、新しい制作環境である FLUX への移行にあたり、作品づくりのコンセプトを改めて整理しました。

💡移行後のコンセプト

1)アニメ的な表現をベースにしつつ、2Dと3Dの中間を目指す
平面的すぎず、かといって写実に偏りすぎない、独自の立体感を追求

2)肌の露出は適度に。ただし卑猥さを避け、上品なバランスを保つ
造形の美しさを重視し、健全な範囲での魅力を描き出す

3)武骨なメカニカル表現は避け、シンプルでスマートに
どちらかといえば「アーマロイド・レディ」のように、洗練されたデザインを意識しています(原作を詳しく知っているわけではありませんが…)

🛠️プロトタイプ作成

慣れない FLUX でのプロンプト設定に試行錯誤しながら、気合いを込めて制作した一枚です。仕上がりそのものにはある程度の手応えを感じていますが、当初思い描いていたイメージとは大きく異なる結果となりました。

FLUX単独で制作した一枚です。気合を込めすぎたあまり、当初のテイストからは大きくかけ離れ、まるで別の作品のような仕上がりとなってしまいました。

⚙️LoRA活用とファインチューニング

FLUX単独での制作を続ける中で、その柔軟性や表現力には大きな魅力を感じています。しかし同時に、完成した作品が「自分らしさ」から微妙にずれてしまう場面も少なくありませんでした。美しい仕上がりでありながらも、当初描こうとした世界観やキャラクター像が十分に反映されていない…そんな感覚を抱くことがありました。

そこで次のステップとして取り入れたいのが、LoRAを活用したファインチューニングです。まずはこの様な感じでチューニングしました。

LoRAを追加し、自分のイメージに近づけながら制作。この頃はプロンプトの精度も向上し、FLUXモデルの扱いが見えてきました。陰影と光沢をさらに強化したいところです。反省点として、身長が理想より高めで、コスチュームがちょっと卑猥でした。ガーターベルトはちょっと…

さらに、LoRAを追加し細部のチューニングを続けます。

光沢と陰影を強調し、理想に近づきましたが、ボディに比べて顔の立体感が乏しく、まだどこか物足りなさを感じます。

結局3種類のLoRAを実装、各種パラメータを最適化しこの様な形に落ち着きました。

確定その1:顔の造作をわずかに3D寄りにしつつディテールは保持。過去作で拘ってきた「人間と区別するため、瞳は青色で発光」も引き継いでいます。

確定その2:各種パラメータと基本のプロンプトは維持。稼働部は剥き出しでも良いのですが、保護の布をかぶせる演出を試みました。

✨あとがき

今回の制作では、FLUXモデルへの移行に加え、LoRAを活用したファインチューニングを通じて、自分の理想とするイメージに近づける試みを行いました。背景を省きキャラクター造形に集中することで、表情や質感、陰影の深みなど細部の調整にも意識を向けることができました。

まだ改善の余地はありますが、プロンプト作成やモデル操作の経験を積むことで、少しずつ理想の表現に近づきつつあります。今回の試行錯誤は、単なる制作過程の記録にとどまらず、作品の個性を磨き上げるための重要なステップとなりました。

今後もこのプロセスを続け、より自分らしい世界観を形にしていきたいと考えています。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。皆さまに見守っていただけることが、制作を続ける大きな励みとなっています。今後も試行錯誤を重ねながら、より自分らしい作品をお届けできるよう努めてまいります。


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Duke.j.white — Aesthetic Director · Words & Steel いつも応援頂きましてありがとうございます。現在、クリエイター活動の資金調達を進めています。ご支援いただけると大変嬉しいです。