【すっぱいチェリーたち🍒】スピンオフ田中健一編#17
あんたも誰かの企画に乗っかって何か書くことってあるかい?
今回もこの企画に乗っかってみようかね。
企画ページ本体はこっち。
前回のはコレ。
文化祭の舞台でいよいよ森の中で赤ずきんと魔女が相まみえた。
で俺の持ちキャラはこいつ。
今回は引き続き文化祭の演劇を描いていってみるか。
リーニエ村
魔女が舞台袖にはけた段階で舞台が暗転する。
またガタゴトと音がして舞台が作られているみたいだ。
うん、音が出るのは、まあしゃあない。慣れてないんだから。
ってか、その舞台設置をやっている少年少女も大変だよな。
裏方として動くってのは学生の時の経験としては結構極上の経験だと思う。
だって、仕事ってほとんどが「裏方」の仕事だから。
逆に「表方」の仕事ってなんだ?
芸能人とか?
あのヒトたちも裏でえげつない努力積み重ねてるじゃん。
ジム行ったり稽古したり。
仕事ってやつに関わる限り、「裏方」の仕事ってのは絶対あると思うんだよな。
そいつをいち早く経験しているってのは、何より貴重な体験だと思うぜ。
そして、舞台は村の風景として明かりをあてられる。
まず出てきたのは赤ずきんの少年。
もう、書いてて意味がわからなくなってきているけれど、赤ずきん役の俳優が少年なんだもんよ。
「はぁはぁ、あのヒト大丈夫かしら……」
おお、細かいセリフ突っ込んできたな。
えらいぞシナリオ執筆少女。
その一言があるかないかで舞台への入り込み具合が変わるってもんだ。
「でも、この薬。お婆ちゃんに届けられなかった。どうしよう……」
何度も言うが、この可憐な少女のセリフを野太い声の少年が演じてるのがオモロすぎるんだよ。
「何て情けない顔をしてるんだい」
そこに魔女が再登場だ。
「オオカミは逃げたよ。ただ、あの様子だと人里に降りてくるかもしれないね」
神妙な顔つきで魔女は語る。
「あ、ありがとうございます。助けていただいて」
どうしよう。
赤ずきんがしゃべるたびに笑いが込み上げてくる。
シナリオとしてはすげぇ重い展開なのに。
全て宇利少年が悪い。そうしとこう。
「それより渡したりんごはどうしたんだい?」
魔女が尋ねる。
「逃げるのに必死でまだここにあります」
「なら、もうここは村の中だ。食べているときにオオカミが来ても
色んなヒトが助けてくれるだろうさ。
それに、走ってのどが渇いているだろう」
だんだん魔女が湯婆婆に見えてくる。
ホント色々混ぜてくるな。
そして赤ずきんはその言葉にしたがってりんごを頬張る。
「うっ」
即効性の毒だったんだろう。すぐさま赤ずきんは倒れ込む。
「……第1段階の実験は成功したようだね。フフフ、アーハッハ!!!」
魔女は高笑いを始める。
うん、演出としては正解だ。
ニヤッと表情を変えても、観客には伝わらないからな。
そこに逆側の舞台袖から数人の人物が登場する。
鎧兜(段ボール製)に身を包んだ数人と金髪のかつらを被った少年。
地味にあれ作るの大変だったろうなぁ。
鎧兜がこう叫ぶ。
「今よりこのリーニエ村はクヌート陛下の支配下となる!」
今度はヴィンランド・サガを混ぜてくるか。まあ、歴史上の人物だからそっちかもしらんけど。
「なんだって?!冗談じゃない。この村は我が夫スヴェンのものだよ!」
魔女ががなり立てる。
いや、もう設定を追いかけるのに必死なんだが。
ってかスヴェン王の子がクヌートだろうが。
「……下がってれおれ」
「しかし陛下……」
「下がれと言っている!!」
「はっ」
鎧兜はそれで下がる。
「女、予の前に立ちふさがるつもりか」
「いくら大軍勢を配下に持つクヌート王とて、一人となればただの人間。
なら魔法への対応も出来はしまい」
そう言って魔女は叫ぶ。
「エクスペクト・パトローナム!!」
バーンという音が舞台にこだまする。
しかし王は全く影響がない。
それどころか、魔女がダメージを食らって倒れる。
「く!シ、シャハルの鏡か」
「そんな基本的な魔法に対する防御結界はすでに施し済みだ。引くが良い。
哀れな魔女よ」
魔女は踵を返して舞台袖に去っていった。
「あの娘の体があれば、完璧に『りんご』を完成できるのに!!」
悔しそうな声の出し方。見事だなぁ。
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この後オオカミが出てきて、月の使者として7人の親衛隊がきて河合奈保子が来るわけだ。
この河合奈保子が問題なんだよなぁ。
ちなみに
ハイジ:宇利
お婆さん:壽賀美
魔女:圭子
オオカミ:彩子
王子:ヨメン
のイメージっす。
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