165.ローマ8:17 神の相続人
17,子どもであるなら、相続人でもあります。私たちはキリストと、栄光をともに受けるために苦難をともにしているのですから、神の相続人であり、キリストとともに共同相続人なのです。
ユダヤ人にとって相続の問題とは、神がアブラハムに約束した土地の相続のことでした。
エルサレムを中心にしたかなり広大な土地です。それが最重要課題だったのです。
イエス・キリストの弟子たちも、ユダヤ人として、最初はその成就を夢見て、それが神の国、イエス・キリストを王として擁立する新しいイスラエル、と信じて従ってきていたのです。
神の国を相続する。
それがパウロの将来への展望にあることは間違いありません。
でも、神の国はイエス・キリストが治めているすべての所であって、今でも目には見えなくてもすでにそれはあります(ルカ17:21)。
キリストがおられ、御霊が働くのは、信じている人の心はもちろん、この世の全てでです。
その中で、イエス・キリストを主とし、御霊の導きに従って歩む者が、神の相続者としての特権が与えられている、ということなのです。
この世にあって神の国は目には見えません。
その見えない国を進むための地図、聖書の言葉に心を向けながら、毎日を大船に乗った気持ちで歩みましょう。
考えてみましょう:キリストと共に栄光を受ける共同の相続人であるなら、今の苦難にどう立ち向かえるでしょうか。
