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【学びを遊戯王へ】危ういロジカル詭弁【ビジネスから学ぶ遊戯王】

◼️はじめに

皆様、noteをご覧に来ていただき誠にありがとうございます。
本noteはビジネス的なアプローチを遊戯王へ落とし込み活用させる方法を紹介しております。
遊戯王をする際にまず最初に行うこと、それは構築です。構築を考えるために参考になるのが、"他人が作った構築"です。
"他人が作った構築"は、他人が作ってるので他人の思考、趣味趣向が反映されています。最近ではブログ、SNS、note、YouTubeなど発信できる場が広がっているため、リストだけでなく考え方も同時に入手することができます。自分の目的に応じた情報を手に入れ、それをそのまま使うのが目的を最速で達成する手段となり得ます。
とは言え、そんなに現実は甘くありません。確実にその目的に応じた構築を選ぶのは、条件や状況が重なる必要があるため、難易度が高いです。
しかし、その逆である、目的にそぐわないものは簡単に選ぶことができます。
また、自分がオリジナルで構築をしていたとしても、自分自身が気付かぬうちに目的にそぐわない選択をしている可能性があります。

今回は目的にそぐわない情報に含まれがちな『詭弁』について解説していきたいと思います。
『詭弁』の存在を知ることで、その情報の良し悪しを図ることができ、自分が立てたプランの方針転換に一役買えるかと存じます。

◼️詭弁について

まず、詭弁とは『説得を目的として、命題の証明の際に実際には誤っている論理の展開が用いられている「推論」』のことです。
誤っていることを正しいと思わせるように仕向けた技法であるため、実にそれっぽいのが特徴です。
ゆえにその人がどう言う意図・目的を持って、その情報を発信しているかを受信者は読み取らなければなりません。なお、発信者は目的を明確にした上で情報を発信していなければあらぬ意図で受信者を不快にさせてしまうケースやトラブルが発生する点は留意すべきかと存じます。

詭弁自体は技術ではあるのですが、意図せず詭弁っぽくなってしまうことがあります。

◼️詭弁の技法について

詭弁にはかなりの種類がありますが、ここでは構築や採用論の中で使われがちな詭弁を紹介していきます。

【合成・分割の誤謬(ごびゅう)】

一部の特性が全体の特性である(合成)、その逆として全体の特性が一部の特性である(分割)と提示する手法です。

「ティアラがTier1だからメインは手札誘発よりまくり札多めにするのが最適!」

その人が参加した大会において、ティアラのシェア率が異常に高く、それでいて予選本線で当たった相手がティアラばかりであり、使用してるデッキに即したまくり札やプランを考えているのであればそれは正しい仮説と言えます。
しかし実際は、環境の状況、まくり札と選択しているテーマがマッチしているか、流行りの推移など、考えるべき因子は複数あり、『その時のあの場合は適切だった!』と読み替えるのが適切です。
手札誘発はどうしよもない盤面形成をさせないための札であり、まくり札は相手の用意した手数を越えるための札であるため性質が異なります。
仮説や前提への視野を広げたり狭めたりして、盲信しないように注意しましょう。

【藁人形論法(思考の湾曲)】

実際には存在しない架空の相手を見立て、それに対して反論する手法です。

「この最強の構築であればナチュルバンブーシュート、エンジェル07、おジャマキング、地盤沈下、生贄封じ、ネクロバレーも捲れます!」

構築を考える際は、仮想敵を立てた上で、実際に起こり得る状況を想定し、それを打開することができるかを検討することが大切です。
とは言え、自分が戦おうとしている環境にその仮想敵がいもしないのであれば、それはただのソリティアです。
「これ1枚からここまで展開できるので最強です!」というのも、『何も妨害をして来ず、先手をくれる藁人形』を召喚した上でそれを叩いて『最強』という仮説を述べているにすぎません。
話しが加熱していく中で出てくる藁人形は意外と気付きづらいものですが、一旦落ち着いて仮想敵を見つめると、藁人形であるかは気付けるかと存じます。

【燻製ニシンの虚偽(論点のすり替え)】

重要な議題があるにも関わらず、そうじゃないものに目がいくようにする手法です。

「先行展開は決めれたけど、猿ハンされてて負けた!」

燻製ニシンというのは、イギリスのジャーナリスト、ウィリアム・コベット氏が、新聞の誤報を、効果の薄い世論操作だったと皮肉った際に、「燻製ニシン」を比喩として用いたことが広まって、現在の英語の慣用表現となったそうです……^^

例で挙げた状況は、先手が5枚、後手は6枚からお互いにどれだけ手数を設けれるかのゲームであり、その妨害や突破の質により勝敗の天秤が傾くものです。
行なった先行展開は、相手が叩きつけてくるであろう札を想定した上で行なう必要があり、叩きつけてくる札に対応できないのであれば、返しの札として使用したり、リソースとして残す手があるにも関わらず、それを放棄した選択ミスとなります。
これらのことを踏まえずに運で勝った負けたと言っているのであれば、それはジャンケンを楽しんでいるだけです。
これは、価値のある重要な問題を見極めていないが故に発生しています。
問題を見極めるための思考法については下記のリンクに記載しているので、参考にしていただければ幸いです。

【チェリーピッキング】

都合のいいところ(美味しいチェリー)を選んで提示する手法です。

「32人規模のCSの参加費は1500円で、1位〜4位の景品は合計で2万円分しかなくて、3万は主催が総取りしてる!」

これは目に見えている部分だけを認識して行われてる論です。実際には、会場費、人件費、運搬・交通費、広告費、消耗品費等を引いて手元に残ったお金に対する課税が金額面だけでも考慮すべきです。また集客リスクやクレームリスク等を加味して、それが持続可能かどうかを、運営は検討する必要があります。
これらを踏まえ、有志で大会を開いていただいている方々には感謝と共に敬意の念が尽きません。

チェリーピッキングは誰しもがやってしまうことであり、これは経験値の無さを意味します。『経験値はデッキではなく、自分に貯まる』ことを認識した上で、なんでも体験していきましょう。

◼️詭弁を多用したものの末路

ここまで詭弁を紹介してきましたが、時には詭弁は武器にもなるので、詭弁=悪と認識せずにシーンによって使い分けると良いかと存じます。
ただ、詭弁の起源は古代ギリシアに生きた哲学者ソクラテスと言われています。問答法という詭弁を用いた彼の末路は、周りのなんちゃって哲学者をボコボコにしたのですが、逆に恨みを買って死刑となっています。また、2ちゃんねるの創設者である、ひろゆきさんも詭弁の達人ではありますが、度々炎上するのは『詭弁は反感を買いやすい』という要素を含んでいるのだと認識できます。

以上のことから、詭弁は技法であるものの、使うも使われるも気をつけて扱うよう心がけてください。

◼️最後に

詭弁は討論する際の技法でもあるため、さらっと討論について触れておきます。
討論は『目標が同じであり、お互いが一緒の方向を向いていること』が必要不可欠です。より良くしたいと思う者同士の話し合いであり、そうでない人とのやりとりは、相手を丸め込むために詭弁が使われてしまいます。
本noteの解説により、皆様がより良い討論の場が設けられ、構築の研鑽に役立てたのであれば幸いです。

私は「考え方や好きなこと、知識を共有したい」という欲があり、noteを作成しております。もし本noteを良いと思っていただけたら、下記のリンクから他のnoteもご覧いただけると、励みになりますのでよろしくお願いします。


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