手書きがもたらす幸せ"デジタル時代にこそ見直したい「肉筆」の力
私は、毎朝、お気に入りの万年筆数本を
ローテーションして日記を書いています。
なかなかいいです💕
悪筆でお見せできないのが残念ですが。
手書きは幸福感を高める
デジタル化が進む現代において、
手書きという行為は
単なるアナログな手段ではなく、
心の豊かさを育む重要な営みです。
研究でも、
手書きが幸福感や自己肯定感を高める
効果があることが示されており、
私たちが見落としがちな
「書くことの意味」を再認識する
必要があります(注1)(注2)。
デジタル時代における手書きの価値
スマートフォンやPCが生活の中心の今、
手書きの機会は減少しています。
メールやSNSでのやり取りが主流となり、
手紙を書くことは特別な行為になりました。
しかし、文化庁の調査によれば、
年賀状などで
「手書きされたものや一言加えられたもの」
を好む人は約9割にのぼります(注2)。
これは、手書きが相手に対する
思いやりや誠意を伝える手段として、
依然として高い価値を持っている
ことを示しています。
手書き文字には、
印刷された文字にはない
「人間らしさ」が宿ります。
筆跡にはその人の感情や性格が表れ、
受け取った人に温かみや親しみを感じさせます。
これは、単なる情報伝達を超えた
「心の交流」と言えるでしょう。
手書きが生む心理的効果
手書きには、
書き手自身の心にも良い影響
を与える力があります。
例えば、
感謝の手紙を書くことで
幸福感が向上するとの研究があります(注1)。
この研究では、
感謝の手紙を書くことが、
思考・表現・伝達の
すべてを含む複合的な作業であり、
幸福感向上に対して
有意な効果が示されました。
筆記行動と心身の健康との関係の研究では、
紙に書く「アナログ筆記」が心理的報酬
を生むことが明らかとなりました(注3)。
これは、
デジタルツールでは得られない
「自分と向き合う時間」が、
手書きによって生まれることを意味します。
書くことで育まれる自己肯定感と創造性
手書きは、
自己表現の手段としても優れています。
横浜国立大学の調査によれば、
読みやすく親しみやすい文字は、
相手に好印象を与えるだけでなく、
書き手自身の自己肯定感を高める
効果があるとされています(注2)。
京都大学の研究では、
漢字の書字能力が文章作成能力に
影響を与えることが
明らかになっています(注5)。
手書きによって言語的知識が深まり、
それが創造的な表現力へとつながるのです。
今後も幸福に関連する記事を
毎週数回は投稿してまいりますので、
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いただけますとありがたいです。
イーハピネス株式会社 代表取締役 松島紀三男*プロフィール*
注
注1:保坂知沙・白岩祐子「感謝の手紙を書くことが人生満足度に与える影響」『人間環境学研究』第19巻第1号、2021年、p.35-39
注2:野﨑麗「手書き文字が人に与える印象に関する調査」『横浜国立大学国語教育研究』第45号、2020年、p.1-15
注3:紀日奈子ほか「自発的な筆記行動と心身の健康との関係性」『九州産業大学国文』第57号、2014年、p.103-126
注4:M.セリグマン「感謝の手紙が幸福感に与える影響」Genspark, 2025年1月12日
注5:大塚貞男「手書きの意義を問い直す」『日本心理学会』第102巻、2023年、p.43-55
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