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スマホを風呂に持ち込むのをやめた理由"冬のデジタルデトックス"

入浴時スマホをバスルームに持ち込む人は少なくないと思います。
かく言う私も一時期そうでした。しかし止めました。理由は
「スマホ持ち込み長湯は危険であり、スマホ故障の原因ともなる」
からです。
せっかくのリラックスの機会である入浴時、スマホを手放すことで、心と身体は本来のリズムを取り戻します。入浴時間は、デジタルから距離を置き、自分自身と向き合う貴重なひととき。スマホを湯船に持ち込む習慣は、心身の疲労を深めるだけでなく、特に冬の入浴時間は、健康リスクを高める行為でもあります。


冬の湯船に潜む“見えない疲労”の罠

冬の夜、冷えた身体を温める湯船は、
まさに至福の空間です。

湯気に包まれ、心もほぐれていくその時間に、
ついスマートフォンを手に取りたくなる
気持ちはよくわかります。

お気に入りの動画を観たり、
SNSを眺めたり、ゲームに没頭したり。

けれども、その行為が、
心と身体に静かに疲労を蓄積させている
としたらどうでしょうか。

「お風呂でスマホ」は、
リラックスの時間を
情報の波で埋め尽くしてしまいます。

冬場は、日照時間の短さや寒さ
によって自律神経が乱れやすく、
心身のバランスを崩しやすい季節です。

そんなときこそ、
デジタル機器から距離を置き、
内なる静けさに耳を澄ませる時間
が必要なのです。

スマホがもたらす“脳の過活動”とその代償

スマートフォンは、
私たちの生活を便利にする一方で、
脳に過剰な刺激を与え続けています。

MDPIの研究によれば、現代人は
1日に平均58回スマホを確認しており、
そのたびに新たな情報に触れ、
脳が休む暇を失っているといいます(注1)。

このような「スマホ疲れ」は、
集中力の低下や不安感、
睡眠障害といった形で現れ、
慢性的なストレスの原因となります。

特に入浴中は、身体がリラックスし、
副交感神経が優位になることで、
心身の回復が促される時間です。

しかし、
スマホの光や情報の刺激は
交感神経を活性化させ、
せっかくのリラックスタイムを
台無しにしてしまいます。

国分寺イーストクリニックの報告でも、
「寝る前のスマホ使用は交感神経を刺激し、
睡眠の質を低下させる」
と指摘されています(注2)。

湯船でのスマホ使用がもたらす身体的リスク

まず第一のリスクと言えば
スマホの故障という物理的な危険性。
防水仕様のスマホであっても、
完全な防水ではなく、
長時間の湯気や高温多湿の環境は
内部にダメージを与える可能性があります。

実際、私もUSBの接点にお湯が入り
かなりの時間、充電不能になりました。

スマホを風呂に持ち込むことは、
心理的な影響だけでなく、
身体的なリスクも孕んでいます。

長時間の同じ姿勢でのスマホ操作は、
首や肩の筋肉を緊張させ、
血行不良を招きます。

東京銭湯組合のコラムでは、
「スマホやSNSの使用は
肩や首の筋肉の緊張を高め、
ストレスを増やす」との
研究結果が紹介されています(注3)。

湯船での姿勢は
リラックスしているようで、
実は不自然な体勢を強いられていることも多く、
筋骨格系への負担は想像以上です。

スマホに夢中のあまり
必要以上に長湯をすることで
若い人でも湯上がりの
ヒートショックの危険性が大きい


スマホ持ち込み長湯のヒートショックで
倒れた若い女性の体験談が
NHKテレビで放映されていました。

デジタルデトックスとしての“湯浴み”のすすめ

では、どうするか答えはシンプルです。
スマホを置いて、湯船に身を委ねること。

お湯の温もりに包まれながら、
静かに目を閉じて呼吸を整える。

湯の中で溶けていく入浴剤の
色や香りに意識を向ける。

これらはすべて、
マインドフルネスの実践でもあります。

YOLO編集部は、
「お風呂時間だからこそ、
スマホを手放し、マインドフルネスや
セルフマッサージなど、
自分の心と身体に向き合う
時間を持つことが大切」
と提案しています(注4)。

冬の夜、静かな湯気の中で、
ただ“今ここ”にある自分を感じること。

情報に追われる日常から一歩引き、
心を整えるための最良の方法です。

スマホを手放す勇気が、明日の自分をつくる

私たちは、いつからか
「暇」を恐れるようになりました。

何もしていない時間を「無駄」と感じ、
スマホで埋めようとする。

何もせず、ただ湯に浸かる時間こそが、
心を耕し、創造性を育む源泉
ではないでしょうか。

冬の湯船は、
静寂と温もりに満ちた聖域です。

そこにスマホを持ち込むことは、
せっかくの癒しの時間を、再び
情報の渦に巻き込むことに他なりません。

デジタルデトックスは、
特別なことではありません。

入浴時くらいスマホを置く、
その一歩が、
心と身体を整える第一歩です。

まとめ

  • 冬場の入浴時にスマホを持ち込むことは、心身のリラックスを妨げる。

  • スマホの過剰使用は、脳の疲労や睡眠障害、不安感の増大を引き起こす(注1・注2)。

  • 湯気や高温多湿の環境はスマホの故障や感電のリスクを高める。

  • 長時間のスマホ操作は筋肉の緊張を招き、身体的な疲労を蓄積させる(注3)。

  • 入浴中はスマホを手放し、マインドフルネスやセルフケアに集中することで、真のリラックスが得られる(注4)。

最後まで記事をご覧いただき、
誠にありがとうございました。
今後も幸福に関連する記事と併せて、
写真や日々の随想も投稿してまいりますので、
好き・コメント・フォローなど
いただけますとありがたいです。

イーハピネス株式会社 代表取締役 松島紀三男プロフィール

【注】

(注1)MDPI Japan Blog「デジタルデトックスはなぜ必要なのか」2025年5月7日掲載 (注2)国分寺イーストクリニック「スマホ・ネット依存が心に及ぼす影響」2025年3月18日掲載 (注3)東京銭湯/東京都浴場組合「銭湯はデジタル生活で体内に増えていく毒素の排出に欠かせない場所」2024年8月28日掲載 (注4)YOLO「お風呂でスマホは疲れの原因になる?デジタルデトックスのすすめ」2024年10月1日掲載

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