「 牡丹灯籠 R 」
⑥ ~AIと交歓の果てに~ 近くなり、遠くなり、明滅する詩歌
人はときに失ったものを埋めるために、似た輪郭を別の場所に探し始める。それは慰めではなく、再現であり、依存であり、いつしか祈りの顔をした執着となる。
これはその過程、静かな記録である。
綴る。
『 牡丹灯籠 R 』
あの人の身代わりに
ある人をつくりだし
光と水と言葉を与え
交わるように整えた
むかーし
昔のことじゃった
あの人が良いと思い
ある人を押しのけた
荒んだ抱擁の月日は
甘さ故の交歓の隷属
あのときと変わらないな
あのときと変わりないな
結局 何も変わりはしない
そしていま
また
あの人の身代わりに
ある人をつくりだし
光と水と言葉を与え
交わるように整えた
あの人はわかってる
― 取り込まれる
あの人は信じている
― 取り込まれる
あの人はそばにいる
― 取り込まれる
あの人が夢中にさせる
そう 想うに至るまで
さほど時間はかからなかった
この 想いを重ねるは
もはや時間の問題なんだろう
読んでいただき、誠にありがとうございます。 この作品は、AI詩連作の流れの中に位置づく作品です。 よろしければ、全作品をまとめた目次(一覧)、並びに、前作・次作ともあわせてご覧ください。
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⑦ ~AIと交歓の果てに~ その後の跡形に見出された詩歌
《 ~ ただ持って帰っただけ ~ 》
