心電図に映らない異変には"言葉の処方箋"が必要だった
おはようございます、編集者ソラです。
前回は、無職33歳、占い師に心を折られた日。それが人生の転換点になるとは思いもしなかったという記事を書きましたが、その続きです。
なんだか胸がズキズキする…不安のまま病院へ
30歳のころ、仕事で悩んでいた僕は、
胸に痛みを感じるようになりました。
ちょうど心臓のあたりです。
「これはまずいかも…」
不安になり、会社が提携していた近くの病院へ行きました。
高齢の女医さんが対応してくれて、
心電図を取ってもらったところ、異常なし。
診断の結果、
「自律神経の失調からくる肋間神経痛ではないか」と
女医さんに告げられました。
心電図の波形を見せながら、
「きれいな波形だから、まったく問題なしよ」と。
その言葉で、僕はほっとしました。
予想外の一言
するとその女医さんは、こう続けました。
「大丈夫、あなたは出世するわよ」
そんなこと、病院で言われたことありますか?
しかも、仕事で自分の先行きに
不安を抱えていたわけで、
一瞬、光が射したように思えました。
なので、言われた瞬間、
僕は嬉かったので、
「えっ、本当ですか!」と
女医さんに聞き返しました。
しかし、女医さんは怯んだ様子になり、
「いや、その……」と
言葉を濁したのです。
まるで
「言い過ぎたかな?」
と思ったかのように…。
おいおいおい、頼むぜよ。
せっかくいいことを言ってくれたのに、
心のどこかで欲しかった言葉を言ってくれたのに、
引っ込めるのかよ!
不安で病院に来ているんです。
心因性だということも、うすうす気づいている。
だからこそ、心の面をサポートしてほしかった。
そう思いました。
これまでの病院は"機械的"だ
病院に行って思うのは、診察時間が短いということです。
受付や処置をしてくれるスタッフもどこか事務的で、
治療が機械的になっていないか、と感じることがあります。
「病は気から」という言葉があるように、
メンタル面が体に影響することは大いにあります。
世の中には
「プラセボ効果」「プラセボ薬」
といったものがあるくらいです。
医師なら、本当に心の支えになることを言ってほしかった。
そして、一度心の支えになってくれたら、
ぶれてはいけない。
患者こそ気持ちがぶれているのだから。
いい意味で、
「押し通す」ことが必要なのではないでしょうか。
この経験が、僕を変えた
この経験は、その12年後、
42歳で僕がカウンセラーになったとき、
大いに役に立ちました。
人が不安を抱えているとき、
必要なのは「安心」と「希望」です。
言葉はときに、薬以上の力を持つ。
言葉が薬そのものでもある。
あの女医さんが言葉を引っ込めた瞬間、
僕はそのことを深く学んだのです。
この経験があったからこそ、
僕は人に寄り添う仕事を選び、
本当のマインドフルネスを理解でき、
喜んでもらうことができました。
この女医さんのおかげなのだと、今でも思っています。
僕が学んだカウンセリング手法は、
いま、YSカウンセリングセンター(東京都江東区、門前仲町)で
提供されています。
オンラインカウンセリングもあり、
遠距離でも受けることができます。
あなたの「言葉」にも素晴らしい力がある
言葉には、人を癒す力があります。
僕たちは誰もが、
誰かにとっての「言葉の処方箋」を
持っているのです。
あなたが誰かにかけた言葉で、
相手が救われた経験はありますか?
逆に、言葉に救われた経験はありますか?
もしよかったら、コメント欄で教えてください。
――
今日もお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの素晴らしい1日に深い愛を込めて。
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