百年企業と地元の子どもたちとの接点を作れないか
先日、元経産省のある知り合いからこんな話を聞きました。
「世界の百年企業のうち、6割は日本の企業なんやって、
知ってた?世界最古の企業は6世紀に創立された金剛組。
飛鳥時代、聖徳太子の時代や」
なんと。非常に興味をそそられました。
百年企業に共通している特徴は
「不易流行(高度な技術を維持し、時代の変化に合わせて製品を製造)」
「地域と共存共栄」
「利他」
だといいます。
金剛組が潰れそうになった時、地域の人たちが自分の家の屋根を
金剛組に発注して、助けたそうです。どの家もお寺みたいなてりむくりになったんだそうですよ。壮観だったでしょうね…。
それくらい「潰れては困る」企業だったということですよね。
また、百年企業に共通する上述の特徴は、生命の種の保存の仕組みと同じだとも。企業も実は、生命活動を模倣していたんですね。
まさに昨今のAI時代に大切なことだと思いました。
私たちは映画の技術を応用した「認知開発®︎手法(物事の中に新しい関係性を見出し、価値化)」を開発し、これまで18年間、日本各地でメディア講座を実施してきました。高校生や中学生、小学生に、認知開発手法をベースとした取材技術を身につけていただく。そのうえで、地元の企業を取材していただき、映像やポスターを作ってもらいます。
取材からコンテンツ制作までを自らやってみることで、子どもたちは地元をよく知り、よさに気づきます。受講後、子どもたちが取材した企業に心からリスペクトを持ち、地元への愛着が深くなるのを何度も目にしてきました。中には偏差値が上がった子や、自主的に勉強や家の手伝いをし始める子もいました。
人材採用の面から見ると、昨今の採用難を乗り越えるには、大学生になってからでは遅いと感じます。大学生は大学に入学した時点ですでにある程度分野を絞っています。なにも知らない真っ白な状態で、何のバイアスもなくスポンジのように情報を吸収することで、自分の好奇心の方向を知るには、やはり高校生までが望ましいのではないでしょうか。
地元の身近な企業とはいえ、子どもたちと企業とは普段から接点がなく、ほとんど「よく知る」機会がありません。取材方法を学んだうえで、深く知る機会があれば、将来の職業の選び方からライフスタイルまで、大きな影響があるのではないかと思います。
昨今、AIがすべて答えてくれるといっても、地元に百年企業や世界一の技術を持つ企業があるなんて、「問い」を持たない限りは知る機会がないものです。小学生〜高校生の間に「知ることによる効果」を植え付け、地元の新たな価値の発見を醸成することが、人材採用の面でも、地域活性の面でも、遠回りなようで近道な気がします。
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今はただの妄想段階ですが、日本の将来に少しでも貢献できたらと、
アレコレ模索中です。
「面白そう」「話だけでも聞いてみたい」「いっしょにやってみたい」
「うちの地域の子どもたちに取材してもらいたい」などなど、気になる方がいらっしゃれば、お気軽にDMやコメントをください。
