男性性が立ち直る鍵は、怒りを“自己愛”にとらえること
私はこれまで、怒りをテーマにした記事をいくつか書いてきました。
怒りの感情には、大切なメッセージが含まれています。
バカにするな
見くびるな
ないがしろにするな
私を誰だと思ってる
そして、その怒りの感情の奥深くには、
ねぇ、もっと私のこと愛してよ
どうして私を愛してくれないの?
という哀しみが隠れています。
と書いたように、
怒りを感じることの背景には、
もっと守ってほしい
もっと大切にしてほしい
もっと愛してほしい
という自分からのメッセージが隠されているのです。
怒りを感じるのは女性性ですが、それを外側に表現するのは男性性の役割です。
健全な男性性が育っていると、怒ることでしっかりと他者との間に境界線を引き、自分の権利を守ることができます。
ただ、男性性が傷ついていると、
怒りを感じても我慢したり、自分の納得する形で表現することができません。
もしくは、自分でも意図しない形で暴発し、結果として自分自身をさらに傷つけることになってしまいます。
男性性がきちんと育つと、
自分のためにきちんと怒れるようになります。
怒りを感じても、その経験を自己愛のきっかけへと変えていくことができます。
特に、HSPやアダルトチルドレンの人は、過酷な環境を生き抜くために、
持って生まれた繊細な感性を、抑え込むようになります。
また、私自身モラハラで常に怒っていた父親だったことで、
『怒りを感じるのはみっともないこと』と、自分の感情を抑圧する癖がついていました。
しかし、今になって思うのは、
怒りを感じることは、“弱さ”でも“負け”でもない
ということです。
むしろ、怒ることは自分を愛する大切な行動であり、
自分が自分らしく在るために必要不可欠な感情なのです。
怒っていいんです。
怒りの感情を大切にしていいんです。
そして、その怒りを表現していいんです。
“怒ったら相手を傷つけてしまう”
“怒ったら相手に嫌われてしまう”
そうではないのです。
怒ることは、自分を愛する証明なのです。
怒ることは、自己存在に対する“最大の肯定”なのです。
私たちは、怒りの感情をきちんと取り扱うことで、自分をもっと好きになることができます。
自分でいることに、心からの安心感と幸福感を持つことができるようになります。
ということで今回は、男性性の癒しが進む、怒りの感情の取り扱い方をご紹介していきます。
具体的には、
怒りの正体とはなにか?
怒りを自己愛に変える方法とは?
について、お話ししていきます。
特に、
怒ること/怒っている人が苦手
家族に怒りっぽい人がいた
怒りの感情を抑圧してしまう
という方は、ありのままの自分を愛するためのきっかけにしていただければと思います🌿
さて、
さっそくですが、まずは怒りの正体からお伝えしていきます。
私たちが誰かに対して怒りを感じるとき、
実際には、相手そのものに対して怒りを感じているわけではありません。
裏切られた
傷つけられた
軽んじられた
踏みにじられた
と感じるとき、わき上がってくる怒りの根底には、
ある欲求が存在しているのです。
そして、その欲求とは、冒頭でもご紹介したとおり、
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