同じ質問でも叱られない人は何をしているのか | 構造接続7-1(再構築①)
はじめに
皆さんは、上司や先輩に質問しに行ったときに、
「さっき言っただろうが」などと
叱られたことはありませんか。
私も、一度では分からず、
同じ質問を何度もしてしまい、
上司に言われたことがあります。
なぜ、叱られなければならないのでしょうか。
原因は、説明下手な上司や先輩ではないでしょうか。
そのとおりです。
あなたが全面的に悪いわけではありません。
問題が起きた原因として、
説明下手な上司や先輩に問題があります。
しかし、あなた自身にも
悪い部分はあります。
それはなぜでしょうか。
(少し考えてみてください)

構造接続で指示を整理する
上司や先輩に分からないことを質問する前に、
きちんと構造接続で整理しましたか。
上司や先輩の指示は、
「目的」「手段」「行動」 のどれですか。
例)
指示内容
今日、新人歓迎会があるから
19時にいつもの居酒屋の前に集合
目的:新人歓迎会
手段:居酒屋で行う
行動:19時に居酒屋に集合
知らなければならないことを特定する
ここで、知らなければならないことは何でしょうか。
新人歓迎会
居酒屋
集合時刻(19時)
👉 居酒屋の場所ですね。
しかし、居酒屋の場所は分かりますか。
指示内容だけでは分からないですよね。
👉 つまり、指示内容の再構築が必要です。
再構築せずに質問するとどうなるか
指示内容を自ら再構築せずに、
そのまま居酒屋の場所を聞くとどうなるでしょうか。
上司や先輩は「いつもの」と言っているため、
知っていて当たり前と判断します。
👉 その結果、叱られます。
構造接続を再構築する方法
では、どうすればよいでしょうか。
👉 フォーカスを変えます。
目的:居酒屋の場所を知る
手段:知っている人に聞く
行動:上司や先輩以外の人に聞く
👉 これで、直接質問しなくても解決できます。
再構築によるメリット
他の人に聞いても分からなかった場合でも、
メリットがあります。
👉 指示内容が再構築されることです。
指示内容(前)
今日、新人歓迎会があるから
19時にいつもの居酒屋の前に集合
指示内容(後)
今日、新人歓迎会があるから
19時に、他の人は知らない、
上司や先輩がいつも利用している
居酒屋の前に集合
👉 「他の人に聞いたが分からなかった」という事実により、
原因が明確になります。
再構築した上で質問するとどうなるか
この状態で質問するとどうなるでしょうか。
👉 上司や先輩は、あなたを叱らなくなります。
理由はシンプルです。
あなたを叱る
→ 他の人も否定することになる原因
→ 説明不足が明確になる
👉 つまり、叱る構造が崩れます。
まとめ
分からないことがあった場合は、
👉 構造接続を再構築すること
再構築のポイントはこれです。
目的・手段・行動のフォーカスを変える
これにより、
自分だけで解決できる
周囲を巻き込める
原因が明確になる
という状態を作ることができます。
ただし、
👉 意図的に巻き込んではいけません
構造接続を再構築し、
正当性のある状況を作ってください。
そして、本丸である上司や先輩に質問する際は、
何をしたか
どこまで分かっているか
を構造接続で説明した上で質問してください。
👉 これで叱られなくなります。
一度、試してみてください。
