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櫻坂46 14th single『The growing up train』から膨らむイメージと拡がる自分語り…


私の、これまでの新曲発売に対してのnote投稿パターンからすれば『The growing up train』について再びふれるのは、発売日に収録曲が出揃った時点となるはずだった。
しかし、今期表題については次々と新しい発見があり、最早ひと月先まで待てないな…と思い直して、こうして再びnoteにまとめることとした。

本作MVプレミア公開後、SNS上では様々な考察や感想が溢れていた。
あぁそんな見方が出来るんだな…と納得の連続だったし、そのどれもが「正解」だろうと思った。
この真剣に、時にはユーモラスに、皆で答え合わせをしていく過程こそが、私にとっては至福の時間でもある。
他人を不愉快にさせるのが主目的のアンチコメントは論外として、賛否両論で侃々諤々と語り合うのは健全なことだろうし理想だ。
その上で、今回は驚くほどに多くのBuddiesの見解と方向性が一致しているように見えた。
5年(或いは10年)というグループとファンたちの歩みを振り返り、またこれからを志向する…
その行為の尊さを再確認した。

本作MVでは、過去作のオマージュが多く展開されていると指摘する声も多い。
そこは、もうありがたいほどに“ファンサ”してくれている。
以前にもそんな手法をとることは珍しくなかったが、それについては、これまで私は物理的にそこにかける時間がなかったんだな…と少々意地悪な見方をしてきた。
(そこは「意地悪やなぁ」と関西弁にならないでください…)

しかし、本作でのこの手法は大歓迎だ。
色んな位置づけや見方があると思うが、5周年アニラを前にして、集大成的な性格を持たされるのはある意味当然といえる。
だからこその振り返りもあっていい。

例えば、このサークルは『Start over!』の振りであるとの指摘はなるほどそうだな〜と納得し、見方によれば『桜月』も連想出来る。
また、題材である列車から車輪ではないか?の見方もあり、中々興味深い分析だ。
その車輪をイメージしていたら、思い浮かべたのが、XTCの『The Big Express』のジャケットだったりする。

XTC『The Big Express』

⚫XTC『This World Over』

あれだけの数を揃えた上での、スタンドマイクパフォーマンスは、実際の音楽番組やライブでは難しいだろうとの見方はそうだろうと思うが、ここはロッド・スチュワートや西城秀樹ばりのアクションがあってもいい。いや、そこはやっぱり難しいわな…でも観たいな…

また、MVの演出としては『摩擦係数』との関連にも注目してみた。

『摩擦係数』
『The growing up train』

天球儀というより渾天儀のほうが、より正確だろうが、摩擦係数のフーコーの振り子との関連が何を意味するか?は「地動説」とティザーでも触れられていた「日食」がキーワードになるのだろう。

FFさんらのポストによれば、あのオブジェの下で横一列になるのは日食を表し「既成概念」に囚われるな!疑問を持て!と唄い「天動説」を覆す。
そんな考察もなるほどな…と首肯する。


そして、編曲の樫原伸彦さんのポストによれば、アコギは佐橋佳幸さんのプレイとのことだ。

佐橋さんと言えば我々の世代には小田和正『ラブストーリーは突然に』のイントロからのカッティングギターの印象が強いギタリスト〜そして松たか子の旦那さんといった認識なんだが、多くのミュージシャンのセッションギタリスト、或いはアレンジャーとして活躍してきた彼が、まさか櫻坂作品に関わることになるとは何とも不思議なご縁で、私には一つの邂逅としても感慨深い。

少し調べてみたら、興味深い記事があった。
鈴木雅之&菊池桃子の『渋谷で5時』のギタープレイについては、アメリカのバンド、シルバーの『Wham Bam Shang-A-Lang』(邦題/恋のバンシャガラン)から連想したスライドギターとの逸話が面白い。

しかし、さすがにこの辺りはオジサンが過ぎるか…(笑)

話を櫻坂に戻そう。

私はこれまで、カップリングまで画一的な縛りにしてきた櫻エイトシステムを、度々批判してきているが、初期の森田•藤吉•山﨑のスリーセンター配置は成功したとみている。
その一人、藤吉夏鈴を再びこのタイミングで真ん中にもってきて、このメロディーラインの楽曲と組み合わせた判断には拍手だ。
これまでの藤吉センター曲に、私の大好きな『一瞬の馬』があり、曲の雰囲気が似ているとも言われ、MVの終盤でムビステとも思える高いセットに腰を下ろすメンバーから『夜空で一番輝いている星の名前を僕は知らない』も連想させ、同じく青空を取り上げている『青空が見えるまで』も繋がってくる。
共通しているのは決して下を向かず、視線が高いところだ。単に振り付けが〜と言うだけでなく、その楽曲から放たれる「歌の力〜可能性」を感じるのだ。

まさにエヴァーグリーンな名曲が、ここに届けられたと深い感銘を受けている。

2ヶ月先のアニラでの、この楽曲を披露する光景はどんなものになるのだろう。
それを考えるだけでもワクワクしてくる。


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