応用情報技術者試験におすすめの参考書・教材5選【2026年最新/令和8年対応】 記述式の壁を越える1冊の選び方
応用情報技術者試験の勉強を始めようとして、最初に迷うのが参考書・教材選びです。応用情報は範囲が広いうえに記述式(科目B)があるので、教材の合う・合わないが基本情報以上に結果へ響きます。
私は8年ほど前に応用情報技術者試験に合格し、現在も現役のエンジニアとして働いています。この記事では、私が実際に使った5つの教材だけを、使い方と合わせて紹介します。主要な教材は令和8年度(2026年)試験対応の最新版が出ています(版を重ねる定番書は最新版・最新刷を選べば問題ありません)。
迷ったらこれ 目的別の3点
です。以下、10冊すべてを詳しく紹介していきます。
1冊で網羅的に仕上げたい人 → 情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集
とにかく過去問で実戦を積みたい人 → 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集
記述式(科目B)の壁を越えたい人 → 応用情報技術者 科目Bの重点対策
私の合格経験から、まず薦めるならこの3点です。以下、5つの教材を学習の流れに沿って紹介します。
応用情報の参考書・教材選びで失敗しない3つの視点
軸になる網羅型テキストを1冊決める——範囲が広いので、つまみ食いより1冊を回すほうが確実です
過去問の量を確保する——科目Aは過去問の反復がそのまま得点になります
科目B(記述式)は専用対策を用意する——応用情報の最大の壁はここです。選択式と同じ勉強法では越えられません
軸になる網羅型テキスト
令和8年 情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集 2026年版/基礎 試験23回分の過去問解説PDF よく出題される重要ポイント100

テキストと問題集が一体になった、網羅型の定番教材です。
全てを網羅的に勉強したい人におすすめです。テキストは厚めなので、家でどっしり腰を据えて進める使い方が合います。内容は章ごとに綺麗に整理されているので進めやすく、専門用語もしっかり深く解説されているので、理解を深めながら進められます。試験23回分の過去問解説PDFも付いているので、この一冊だけで試験に合格することも全然可能です。
軸の1冊を決めかねているなら、まずこれを薦めます。
情報処理教科書 応用情報技術者 テキスト&問題集です。
厚みのある一冊で、内容も充実していました。
項目は細かく分かれているので区切りを付けやすい構成です。
各項目では図表が多く、重要語句は色文字、ポイントや用語解説、参考情報や、試験に出る、間違いやすいなどの脚注も豊富でじっくり勉強するのに良さそうなテキストでした。
これだけでもかなり勉強のしがいがある内容ですがさらに過去問23回分のPDFがダウンロードできるのでこれ1冊で当分間に合うでしょう。
解説も丁寧で、分かりやすくて良かったです。
スキマ時間を埋める2冊
令和08年 応用情報技術者 合格教本 情報処理技術者試験

コンパクトにまとまった定番の教本です。
スマホやタブレットでも勉強できるので、移動中でもどこでも使えるのが便利です。かなりコンパクトにまとまっている反面、前提知識がないと理解に苦しむ場面があります。なので最初の1冊ではなく、網羅的にしっかり解説されたテキストをやり終えた後に、どこでも復習できる教材として使うのがおすすめです。
「いちばん詳しい」と謳っているだけのことはあります!
試験範囲の網羅性がものすごく高くて、ただ合格するだけでなく体系的にしっかり理解したい人向けです。
旧試験や高度試験の傾向まで分析されてて、解説が深いので、読み応えもしっかりあります。分からない単語が出てきた時に調べれば必ず答えが見つかるのも良いポイントです。
個人的に最強だと思ったのがアプリで、過去25回分もの午前問題がスマホで解き放題になります。
結構本が分厚いので、わざわざ持ち歩かなくてもスキマ時間に演習ができます。
知識のインプットは本でじっくり、アウトプットはアプリでサクサク、という使い分けができるのが効率的だと感じました。
要点・用語早わかり 応用情報技術者 ポケット攻略本 情報処理技術者試験

要点と用語に絞ったポケットサイズの攻略本です。
本のサイズが小さいので、本を持ち歩きながらどこでも勉強したい人におすすめです。サイズは小さいものの、応用情報の範囲が広いこともあり416ページと少し厚めです。コンパクトに収まっている分、深い解説はあまり書かれていないので、こちらも仕上げ・総復習として持ち歩く使い方が合います。
移動中などちょっとした空き時間に気軽に開けるコンパクトサイズの攻略本です。
その分文字は小さく、詰め込み気味ですが初期の老眼状態の自分でもなんとか読むことができました。
例題がちょくちょく出てくるものの、問題集ではないのですぐ下に答えが書いてあるので、実践用には別のテキストや過去問集が必要になります。
実戦を積む過去問題集
令和08年 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集

科目Aと科目Bのそれぞれに対策された過去問題集です。
ダウンロード特典を合わせると過去問31回分もあるので、実戦形式で経験を積むことができます。A4サイズの大判で見やすかったのも良かった点です。知識は一通り付けたので、とにかく実践したいという人におすすめです。
左ページに問題文、右ページに解説文と見開きで学習できるので勉強が捗ります。
また本番さながらの手書き解答に慣れるように、解答用紙を実際に使って問題を解く工夫も施されています。
範囲が広いので出題率の高い過去問を集中的に解く方が、効率が良くてオススメです。
記述式の壁を越える1冊
2026 応用情報技術者 科目Bの重点対策 重点対策書シリーズ

科目B(記述式)対策に特化した対策書です。
解説が丁寧で非常に分かりやすい一冊です。問題をどう読んで、どこに注目すればよいか、解法のアプローチが書かれていて勉強になりました。応用情報は科目Bが非常に難しいので、この本で特化して対策できたのが大きく、私が受かったのもこの本のおかげと言えます。
選択式と違い、記述式は「知っている」だけでは書けません。科目Bに不安がある人は、必ず専用の対策を入れてください。
やっぱりITECが安心できますね。今は、一部の試験区分では他の出版社でよいものが出てますが
この本を1周して、ITECの過去問を10年分集めて、7年分くらいしかできませんでしたが、どうやら合格できたようです。
各分野で難易度が高い問題や普通程度の問題、問題文が読み取りにくい年の問題がバランスよく並べられていて難易度が適切だと思います。良問だからと言って簡単な問題だけ並んでるということもなく標準的な難易度だと思います。(その分、挫折ポイントも多いので気分転換をしながら、スケジュールを長めにとって対策して下さい。)
例えば、組み込みシステムでは、0勘定の罠、端点を数えない、周期だと区間は数字より1少なくなるという、実務では出てきませんが、試験のような短い時間で「素直に」問題文だけ見ていると見落としてしまう定番の罠があるみたいなのですが、この教科書だけで、すべて網羅されてます。だから、この教科書の内容を理解するだけでも場合によっては合格できるかもしれません。
午前対策を早く切り上げて午後対策に集中するべきですが、PBTに備えているのか最近は午前問題のストックが多いようで、以前より午前対策に時間が取られます。
時間切れになった時に、この本の選択問題だけでもやって見てください。問題と答えを読むだけなら1週間あればできるかもしれません。それで合格の可能性が上がりますから。
いい本だと思います。
本で押さえたら、実践の型を固める
応用情報は、参考書で知識を入れた後に「問題として問われたときに答えられるか」を確認する段階が要ります。科目Aと科目Bで求められるものが違うので、動画で学びたい場合はそれぞれこちらの講座がつながりが良いです。
令和8年度対応|参考書の著者が教える 応用情報技術者試験 科目A講座 合格に必要な知識の徹底解説+過去問題解説

私が受講した中では、科目Aはこの講座が良かったです。小テストをやりながら進めていくことで知識の確認ができるのがよく、不正解の選択肢の解説もあるのが勉強になりました。
令和8年度対応|参考書の著者が教える 応用情報技術者試験 科目B試験講座 合格に必要な知識の徹底解説+過去問題解説

科目Bはこの講座です。実際のセキュリティの動きが分かりやすく説明されていて、応用の効く知識を学ぶことができました。記述式で問われる科目Bは、知識を覚えるだけでは対応しきれない部分があるので、本と合わせて進めるのに合っています。
応用情報の参考書・教材についてよくある質問(FAQ)
Q1. 参考書1冊だけで合格できますか?
網羅型のテキスト&問題集(過去問PDF付き)を軸に据えれば、1冊での合格も十分可能です。ただし科目Bに不安があるなら、重点対策を追加するのが確実です。
Q2. 科目Bはどう対策すればいいですか?
専用の対策書で「問題の読み方・注目すべき箇所・解法のアプローチ」を身につけるのが近道です。科目Aの知識だけでは記述に対応できません。
Q3. 基本情報を飛ばして応用情報から受けてもいいですか?
制度上は可能です。実務経験があるなら応用情報からでも戦えますが、基礎に不安があるなら基本情報の内容を固めてからのほうが結局速いです。
Q4. 勉強時間はどのくらい必要ですか?
IT実務経験者で200時間前後、未経験に近いなら500時間程度が目安とよく言われます。実務経験と基礎知識の量で大きく変わります。
Q5. 古い年度版の参考書でも大丈夫ですか?
シラバスは更新されるため、これから買うなら令和8年度対応の最新版をおすすめします。年度非連動の定番書は最新刷を選べば問題ありません。
まとめ
応用情報の教材選びは、「軸になる網羅型テキスト」「過去問の量」「科目B専用対策」の3点を押さえれば失敗しません。まず「情報処理教科書」で軸を作り、「パーフェクトラーニング」で実戦を積み、「科目Bの重点対策」で記述の壁を越える。移動時間は「合格教本」や「ポケット攻略本」で埋める。私自身この組み合わせで合格まで到達できました。自分の学習スタイルに合う組み合わせで進めてみてください。
これから基礎を固める方は、【基本情報技術者試験 参考書・教材おすすめ6選【2026年/令和8年対応】】もあわせてどうぞ。
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