いま、キューバで何が起きているの?2026年最新レポート
こんにちは!えひめITラボのせいけです。今日は、カリブ海に浮かぶ島国、キューバの今の状況について、みなさんにわかりやすくお伝えしようと思います。
青い海やクラシックカーといった陽気なイメージがあるキューバですが、実は2026年現在、国全体がとても深刻な状況にあります。何が起きているのか、一緒に見ていきましょう。
(今日の一言: キューバといえばチェゲバラとカストロです)
キューバってどんな国?これまでの歩み
キューバはもともとスペインの植民地でしたが、1902年にアメリカの影響を受けながら独立しました。その後、1959年にフィデル・カストロやチェ・ゲバラといった人たちが「キューバ革命」を起こし、社会主義の国になりました。
それ以来、教育や医療がタダで受けられるといった独自の仕組みを作ってきましたが、ソ連の崩壊やアメリカからの厳しい経済制裁によって、何度も苦しい時期を経験してきました。
いまの政治の形
キューバは「キューバ共産党」という一つの政党だけが認められている国です。自由な選挙や、政府に反対する意見を言うことは厳しく制限されています。現在は、カストロ兄弟からバトンを引き継いだミゲル・ディアスカネル大統領が国を率いています。
深刻な経済と生活のピンチ
いま、キューバの経済は「どん底」と言ってもいいほど厳しい状態です。
お金と物の価値がめちゃくちゃに
2023年から3年連続でマイナス成長が続いていて、物の値段が信じられないほど上がっています。公式発表では14パーセントのインフレと言われていますが、実際には70パーセントも物価が上がっているという見方もあり、市民の生活を直撃しています。
電気がない、食べ物がない
特に深刻なのが「エネルギー不足」です。2024年から2025年にかけて、国全体が真っ暗になる大規模な停電が何度も起きています。2026年に入っても電気の配給制が続いていて、まともに生活ができません。
また、昔からあった食料の配給制度もうまく回らなくなり、闇市場で高いお金を払わないと食べ物が手に入らない状況です。病院では薬や機材が足りず、必要な医療の3割ほどしか提供できていないという、命に関わる事態になっています。この苦しさから逃れるために、特に若い人たちがどんどん国を脱出してアメリカを目指しています。
アメリカや世界との関係はどうなっている?
キューバがここまで苦しんでいる大きな理由の一つに、アメリカとの関係があります。
帰ってきたトランプ政権の厳しい姿勢
2026年1月に誕生した第2期トランプ政権は、キューバに対してとても厳しい態度をとっています。「キューバへの石油やお金を一切止める」と宣言し、経済制裁をさらに強めました。一方で、アメリカ産の石油を武器にして、キューバをこちら側に振り向かせようとする揺さぶりも見せています。
ロシアや中国との結びつき
アメリカから締め付けられる一方で、キューバはロシアや中国との関係を深めています。ロシアのプーチン大統領や中国は、アメリカの干渉に反対し、エネルギー支援などでキューバを支える姿勢を見せています。まるで「新しい冷戦」のような構図が、この島国を舞台に繰り広げられているのです。
2026年3月、現在の最新状況
まさに今、キューバでは混乱がピークに達しています。
2026年3月の初めには、首都ハバナを含む各地で60時間を超える大停電が発生しました。これに耐えかねた市民たちが、暗闇の中で抗議の声を上げています。
アメリカ側でも「キューバを守れ」と声を上げるグループが活動を強めていたり、トランプ大統領が「キューバの問題に対処する」と発言したりするなど、事態は一刻を争う状況です。
まとめ:キューバが直面する大きな試練
今のキューバは、1990年代に経験した過去最大の経済危機と同じ、あるいはそれ以上に厳しい状況にあります。
国内では生活が立ち行かなくなり、外からはアメリカの強い圧力を受け、その隙間でロシアや中国が動く。市民の不満は爆発寸前で、この国がこれからどこへ向かうのか、世界中が固唾をのんで見守っています。
かつての革命で守ろうとした「みんなが平等に暮らせる社会」が、今まさに崩壊の危機にさらされている。それが、2026年3月現在のキューバのリアルな姿です。
ということでこれからも最新の世界情勢などをまとめていきます!また次回!
