ブルキナファソ2026/04/09最新情勢
こんにちは、えひめITラボのせいけです!
今日は、西アフリカにある「ブルキナファソ」という国の今の状況を、難しい言葉抜きでザックリとお伝えしますね。遠い国の話に聞こえるかもしれませんが、今まさに大きな転換期を迎えているんです。
(今日の一言: 髭剃りは電動派です)
ブルキナファソってどんな国?
まずは基本情報から。ブルキナファソは西アフリカの内陸にある国で、昔はフランスの植民地でした。1984年に今の国名になったのですが、これには現地のことばで「高潔な人々の国」という意味が込められています。
・人口:約2,355万人(2024年の推計)
・首都:ワガドゥグ
・言葉:フランス語が公用語だけど、モレ語やディウラ語などもよく使われる
・産業:金(ゴールド)の採掘や、綿花、シアバターなどの農業
・宗教:イスラム教が約60%、キリスト教が約25%、あとは伝統的な宗教など
歴史を動かしたリーダーたち
この国の歴史を語る上で欠かせないのが「アフリカのチェ・ゲバラ」と呼ばれたトーマス・サンカラです。
カリスマ、サンカラの登場
1983年に政権を握ったサンカラは、女性の権利を認めたり、みんなが読み書きできるようにしたり、食べ物を自分たちで作る「自給自足」を進めたりと、かなり思い切った改革をやりました。でも、1987年に仲間のクーデターによって暗殺されてしまいます。
長い独裁とその後の混乱
その後、コンパオレという人物が27年も独裁を続けましたが、2014年に国民の怒りが爆発して退陣。その後は民主的な選挙も行われましたが、隣国のマリから過激派が流れ込んできて治安がめちゃくちゃ悪くなり、また軍が政治に割り込むようになってしまいました。
2022年の連続クーデターと今の政権
なんと2022年の1年間だけで、2回もクーデターが起きました。
2022年1月:ダミバ中佐が「治安が悪いのは大統領のせいだ!」と言って実権を握る。
2022年9月:でも治安は良くならず、今度はトラオレ大尉という若いリーダーが「俺たちがやる!」と再びクーデターを起こす。
今のトラオレ政権は、これまで仲が良かったフランスとの協力関係をやめて、ロシアに急接近しています。さらに、お隣の国々(マリやニジェール)と手をつなぎ、西側諸国のグループからも抜けると宣言しました。
2026年4月現在の、かなり厳しい現実
さて、ここからは2026年4月現在の最新状況です。正直に言うと、かなり厳しい状態にあります。
民主主義の終わり
2026年4月3日、トラオレ大尉はテレビで「民主主義なんて俺たちのためのものじゃない。あんなのは奴隷制と同じで、死をもたらすだけだ」と言い切りました。選挙はいつやるか分からなくなり、2026年1月には100以上の政党が無理やり解散させられてしまいました。
治安と人々の苦しみ
治安を良くすると言って始まった政権ですが、実際にはさらに悪くなっています。
・亡くなる人の数:トラオレ政権になってから、それまでの3年間と比べて3倍以上に増えてしまいました。
・無理やり兵士に:政府の悪口を言った記者や反対派の人は、罰として最前線の戦場へ送り込まれるのが当たり前になっています。
・助けが必要な人:450万人以上の人が緊急の助けを必要としていて、国民は武装勢力と政府軍の両方の暴力に怯えながら暮らしています。
経済を支えるのは「金(ゴールド)」
こんなに大変な状況ですが、国としてなんとか持ちこたえている理由があります。それが「金(ゴールド)」です。
2025年には、過去最高の94トンもの金が採掘されました。政府はこの金から得られるお金をしっかり管理して、軍事費や国の運営に使っています。世界から孤立していても、自分たちの資源でなんとか生き残ろうとしているわけですね。
まとめとこれから
2026年4月現在、ブルキナファソは「民主主義とはサヨナラ」して、ロシアと組んだ軍事独裁の道を突き進んでいます。金のおかげで経済的にはなんとか耐えていますが、国民が直面している治安の悪化や人道危機は、もう限界に近い状態です。
この国の不安定さが、アフリカのサヘル地域全体に広がってしまうのではないかと、世界中が心配そうに見守っています。
