見出し画像

なんだか自分がバラバラ?アドラー心理学「全体論」で自分を深く理解する方法

「なんだか生きづらい」「もっと自分らしくいたい」 そう感じて、変わりたいけれど一歩踏み出せないでいませんか?

アドラー心理学では、「人生は自分で選択できる」と考えます 。変わるかどうかを決めるのは、他の誰でもない、あなた自身です。過去の原因探しではなく、「これからどうしたいか」に目を向け、あなたが望む未来を選ぶためのお手伝いをします。

あなたのタイミングで、未来を選ぶための一歩を踏み出してみてくださいね。



「やりたい気持ちはあるのに、体が動かない」「頭では分かっているけど、感情がついてこない」「心と体がバラバラな気がする」

あなたは、そんな風に自分自身の中に「矛盾」や「葛藤」を感じたことはありませんか? 私たちは、自分を「思考」「感情」「体」など、いくつかに分けて捉えてしまいがちです。そして、その「分かれた自分」同士が戦っているように感じて苦しくなることがあります。

しかし、アドラー心理学は、人間を全く異なる視点から捉えます。それが、「全体論(Holism)」という考え方です。

詳しくは過去記事を見ていただけたら、嬉しいです。




「全体論」の視点を持つことのメリット

全体論の視点を取り入れると、自分自身や他者に対する理解がぐっと深まります。

  • 自分や他者の理解が深まる: 表面的な思考や感情だけでなく、その人の「結局している行動」を含む全体を見ることで、その人の全体的な「生き方」や「目的」が見えやすくなります。

  • 問題の本質が見えやすくなる: 悩みを、特定の感情や症状といった一部だけで捉えるのではなく、その人の全体的な行動パターンや対人関係の中でどう機能しているかを見ることで、問題の本当の原因や目的に気づきやすくなります。

  • 内的な葛藤に苦しまなくなる: 「心と体がバラバラだ」「自分の中に矛盾がある」といった感覚は、自分を分割して捉えることで生じます。全体論の視点を持つことで、内的な葛藤という苦しみから解放され、自分は一つの目的に向かって動いている存在だと捉え直せるようになります。

「全体論」を日常で実践するためのトレーニング

この「全体論」の視点を日々の生活で活かすための具体的なトレーニング方法をご紹介します。

トレーニング1:自分や相手の「結局している行動」に注目する

頭の中で考えていることや、口に出している言葉、感じている感情も大切ですが、全体論では「結局、その人が何をしているか」という具体的な行動に注目することが、その人を理解する上で非常に有用だと考えます。

  • 具体的な練習:

    • 自分自身について考えるとき。「〜したいと思っているのに」「〜と感じているのに」といった思考や感情だけでなく、「では、結局自分は今、何をしているだろうか?」と問いかけてみます。

    • 例えば、「ダイエットしなきゃと思っている」という思考と、「甘いものを食べている」という行動がある場合、「ダイエットしたい気持ちもあるけど、全体としての自分は『甘いものを食べる』という行動を選んでいるんだな」と、その行動に注目します。

    • 他者について考えるときも同様です。相手の言葉や態度に惑わされず、「あの人はああ言っているけれど、結局どういう行動をとっている(とる傾向がある)だろう?」と観察する習慣をつけます。

この練習は、自分や他者の「言葉」と「行動」が一致しないように見えるときに特に役立ちます。言葉や感情の裏にある、より根本的な目的や、全体としての動きが見えてくることがあります。

トレーニング2:自分の内なる葛藤を「対人関係」の視点から捉え直してみる

自分の中に「矛盾しているな」「どちらを選べばいいんだろう」といった葛藤が生じたとき、それは自分自身の内側で起きていることだと感じやすいものです。しかし、全体論では、それは「人と人との間にある」と考えます。

  • 具体的な練習:

    • 何かで迷ったり、自分の中で気持ちがぶつかり合っていると感じたりしたときに、「この葛藤は、どのような対人関係の中で生じているのだろう?」「誰かとの関係性や、周りからの期待、あるいは自分が所属したい共同体との間で、何か起きているのかもしれない」と考えてみます。

    • 例えば、「本当は新しいことに挑戦したいけど、失敗するのが怖い」という葛藤がある場合、「失敗をバカにされたくない、という他者との関係性の恐れがあるのかもしれない」「成功している自分を見せたい相手がいるのかもしれない」のように、対人関係的な側面から捉え直してみます。

    • ノートに書き出したり、信頼できる人に話してみたりしながら、自分の内側の問題として閉じ込めるのではなく、外在化して見てみることも有効です。

この練習は、自分を内側から責めるのではなく、対人関係というより広い文脈で自分自身を理解することに繋がります。

全体論は他のアドラー心理学の前提とどう繋がる?

「全体論」は、アドラー心理学の他の重要な基本前提とも深く関連しています。

  • 目的論との関連: 全体が連携して動いているのは、全て「ひとつの目的」に向かっているからです。全体論は、その目的達成のために各要素が協力している状態を示します。

  • 社会統合論との関連: 悩みの所在を「人と人との間にある」と考える視点は、人間は社会的な存在であり、全ての悩みが対人関係に由来するという「社会統合論」と深く結びついています。全体論は、その社会的な存在としての人間を統合的に捉える視点です。

  • 個人の主体性との関連: その全体を動かし、目的へと向かわせる決定権は、他ならぬ「個人の主体性」にあります。全体論で自分を理解することは、自分の選択の力に気づくことにも繋がります。

まとめ:全体論で、統合された「わたし」を生きる

アドラー心理学の「全体論」は、自分自身をバラバラに分割して苦しむのではなく、思考、感情、行動、全てが連携して動いている「ひとつの全体」として捉え直す視点を与えてくれます。

自分や他者の「結局している行動」に注目し、内なる葛藤を対人関係の側面から見てみる練習は、自分自身をより深く、統合的に理解するための第一歩です。

この全体論の視点を取り入れることで、あなたは自分の中の矛盾に悩まされることなく、自分が何を目指し、どのように生きているのかを、よりクリアに見つめることができるようになるでしょう。そして、それはあなたの人生をより主体的に、そして勇気を持って歩んでいく力となるはずです。

ぜひ、今日から「全体」という考えを念頭に、あなた自身や周りの世界を見てみてください。



私も参加している、日本アドラー心理学振興会主催の勉強会です。
初回体験は500円で参加できます!
雰囲気を見てみたいという人にもおすすめです♪
詳しくは以下のリンクをチェックしてみてください。


こちらは趣味でしている焙煎コーヒー豆の販売公式LINEです☕
もちろん販売登録済です!
初回クーポンもありますので是非登録してくれたら嬉しいです♪


#アドラー心理学 #えいさん #勇気づけ #全体論


いいなと思ったら応援しよう!