家事を「手伝う」男たちへ。あなたは、お膳立てされた商談でハンコをもらうだけの新入社員になっていませんか?

「稼ぐより、食卓を囲む方を選んだ」
どうも、営業パパです。
年収1800万・海外営業マネージャーのキャリアを手放し、専業主夫へ。ビジネス最前線で叩き込まれた思考法を、そのまま日常に転用する実践的なノウハウを発信しています。
正直に言います。
私自身、家事や育児のすべてを完璧にこなせているわけではありません。日々想定外の壁にぶつかり、妻から指摘を受け、そのたびに反省する。今はまだ、その繰り返しです。
ただ、ビジネスの最前線で培ってきた思考をフル回転させて、なんとかこの家庭という難題に向き合おうと必死にもがいています。
今日は、そんな等身大の視点から、世に溢れる「家事やってるアピール」への強烈な違和感と、自戒を込めた一つの事実について書きます。

それは「家事」ではなく、ただの「作業」だ
用意されたゴミ袋だけを集積所へ出しに行く。
用意されたご飯を、ただ子供の口に運ぶ。
洗い終わった洗濯物を畳むだけ。
これをやって「今日は家事をやった」「手伝った」と満足しているなら、それは大きな勘違いです。それは家事のほんの一部、「作業」に過ぎません。
例えば「ゴミ出し」
この言葉の裏には、排水溝の掃除をするためのブラシや用具を揃えること、掃除して新しいネットをかけること、ゴミ袋が切れたら他の場所から補充すること、落ちたゴミを掃除機で吸い取ること。。。これらの見えない無数の工程がすべて集約されて、初めて「ゴミ出し」が成立しています。
仕事で言えば、業務プロセスの解像度が低すぎる状態です。家事を「点」でしか見ておらず、前後の「線」が見えていないのです。
あなたは「コネ入社の新入社員」になっていないませんか?
さらにビジネスの現場に置き換えてみましょう。
先輩が顧客にアポを取り、緻密な提案書を作り、クロージングまで完璧にお膳立てしてくれた商談。そこで最後に、契約書にハンコをもらう役割だけを任された新入社員。
「用意されたゴミを出すだけ」の夫の姿は、まさにこれと同じです。
一番おいしい、誰でもできる最後の部分だけをやらせてもらって「仕事をした気」になっている。自分からプロジェクトの全貌を知ろうとしない。次に何を準備すべきか考えない。
これでは、当事者意識も昇進意欲もない、コネ入社の新入社員と変わりません。

「指示待ち」を抜け出す、最速の立ち上がり方
女性が当たり前のように社会で戦う時代です。男が外で培ってきた「段取り」や「全体把握」「課題解決」のスキルを、なぜ家庭という現場で発揮しようとしないのでしょうか。
「じゃあ、何をすればいいのか?」
仕事で結果を出す人は、新しい部署や見知らぬ現場に入ったとき、指示を待つことはしません。「自分で考え、動き、質問する」ことで最速で戦力になります。家庭でもまったく同じです。
最強なのは、自分でも調べるし、パートナーにも聞くという行動が「同時に」できる人です。
自分で調べながら料理に挑戦しつつ、現場の先輩である妻に「これ切るときに意識してることある?」と聞く。
「洗濯物って、どういう手順で回してるの?」
「子供の爪切り、一番安全なやり方は?」
調べると聞く。どちらが先でもいい。ただ、手を動かしながら同時進行で知識を吸収していく。この姿勢を見せて初めて、お膳立てされた新入社員から「現場で自走できる戦力」へと変わることができます。
今回使ったビジネススキル
ここで、今回家庭に持ち込んだビジネスの思考法を整理しておきます。
・タスク分解(WBS)とプロセスの解像度向上
ゴミ出しを単なる「点」の作業ではなく、在庫管理から後処理までの「線(プロセス)」として捉え直す思考。
・当事者意識(オーナーシップ)の獲得
お膳立てされた作業だけをこなす指示待ち状態から抜け出し、家庭というプロジェクト全体の責任を担うスタンス。
・最速のオンボーディング(立ち上がり)手法
新しい環境に入った際、「自分で調べる」と「現場の先輩に聞く」を同時進行させ、最速で戦力化するためのアクション。
思考を止めない
繰り返しますが、私もまだ道半ばです。
ビジネスの論理が、子供のイヤイヤ期や日々の生活にそのまま綺麗に通用するわけではありません。想定外の連続です。
それでも、私は思考を止めたくありません。
仕事で培ったスキルを総動員して、パートナーと肩を並べて家庭を回していきたい。
このnoteでは、私が日々直面する家庭や育児の壁に対し、どのようにビジネスの思考法をぶつけ、失敗し、改善しているか。その過程を発信していきます。
もしあなたも「お膳立てされた新入社員」を卒業し、家庭という現場で本当の戦力になりたいと思うなら。
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