房総の旅はこうして妄想から抜け出した。じぃじたちの修学旅行その弐(1)
ここは、新幹線南乗り換え改札口、朝10時30分。
定刻より早く、各地から集まって来た男3人。
それぞれの手には、着替えと手土産の入ったバッグをぶら下げている。
皆笑みを浮かべて、とりとめの無い会話をしながら京葉線のホームへと歩を進めて行く。
同方向に向かう動く歩道、そして反対にこちらに向かって歩いてくる人たちはインバウンドの人たち、そして、どの顔も若年層だ。
ディズニーランドが沿線上にあるので、これから向かう人、帰りの人たちが大半だろう。
飲み物を手配してから予約したおいた、わかしお7号に乗車する。
2座席を回転させ、座席を向かい合わせにして3人で席に着く。
早目に予約を入れたが、案ずる事なく座席は3割程度の入りで空席が目立つ。
車窓の眩しい陽光を浴びながら、久々の再会で話に花を咲かせ、第二の集合場所である上総一ノ宮を目指す。
あっという間に、上総一ノ宮に到着、待ち人に連絡を入れ降り口を確認し合流に漕ぎつけた。
さあ~て、ここからが本番です。
昨年9月に入念な計画を立てるも台風によって、延期となってしまっていた旅のリベンジにやって来たのだ。
妄想の旅となってしまった記事はこちら。
今にして思えば、良く記事に出来たものだ。( ´艸`)
登場人物は妄想旅より1人減り、4人となった。
なお、決して病気やそれ以上の事ではないのでご安心を。
現実的な男、ベップくんが実家鹿児島の草刈りに駆り出された為、不参加となったのだ。誠に残念😢
🔷参加者と行程
<キャスト>
皆、その昔大学で席を同じくした仲間だ。
----------------------------------
⭐️Tくん 群馬前橋出身千葉在住 電気工事会社代表 元ビートルズ狂も現在は根っからの職人気質となり、当時の面影は見る影なく変身した。一昨年末、50年振りの再会を果たした奇跡の男だ。
今回、彼が住む千葉でも外房に近いエリアを旅することになり、ドライバーとして先導してもらうことになった。
----------------------------------
⭐️ケンちゃん 長野小布施出身 りんご園経営 温厚でいつもにこやかにぺらぺらと喋っている。無類の日本酒🍶大好き男で、酔うと陽気になって舌好調となりカラムのを得意とする。
----------------------------------
⭐️Oくん 群馬太田出身 元公務員 性格温和で一番大人。皆でガヤガヤ話している間も静かにニコニコと眺めている穏やかなタイプ。クラシックギター演奏を得意とする。
----------------------------------
⭐️私Eijyo 神奈川在住 個人事業主 旅の取り纏め役。
参加者は以上。
----------------------------------
※以降、文中敬称略。
<旅行先>
・千葉いすみ市
①太東埼灯台
②木戸泉酒造
・夷隅郡御宿町
③日西墨三国交通発祥記念之碑
④月の砂漠記念像
⑤宿 「海楽」
・鴨川市小湊
⑥誕生寺
・市原市田淵
⑦チバニアン
・市原市高滝
⑧そば 一久美
<旅程>
3月18日 朝10時45分東京駅新幹線南乗り換え口にケンちゃん、Oくん、私とで待ち合わせ。
11時発の京葉線特急「わかしお7号」に乗車。
12時到着し、上総一ノ宮でクルマを出してくれるTくんと合流。
昼食後、①~④を散策。
夜は、宿泊先の宿⑤「海楽」で宴席。
翌3月19日 朝食後、⑥、⑦を回り、⑧で昼食後、最寄りの駅で3人は降車して解散。
尚、昨年冬に旅したじぃじたちの修学旅行(其の壱)はこちら。
群馬太田、隣接する栃木足利、埼玉深谷を巡りました。

上総一ノ宮に着くなり、Tの運転でおすすめの昼食場所に向かう。
つけ麺がメインのお店だということだったが、席に着くなりメニューを見てお店の方にも尋ねながら、新商品でその響きから「バロめん」に目が行き、私、T、Oの3人が注文。
最後まで悩んでいたケンちゃんはタンタンメンをオーダー。
いやいや、待たされた待たされた。
4、50分は待っただろうか?
痺れを切らして食欲も失せかけたその時、ようやくバロめんが届いた。

見た感じは、ご覧の通り具がほぼ乗っていないラーメンの様だが、これがどうして、どうしてとんでもなく熱いタレとなっている。
葱をフライパンで焦げる寸前まで炒めているのであろう。
つまり焦がし葱のラーメンなのだ。
兎に角、あっつ熱なので、何分か経っても麺をフーフーしなければ食べられないレベルなのだ。
バロめんを頼んだ3人が少し食べ進んだ頃、タンタンメンがケンちゃんにも到着した。
なんと!
ドンブリの中は、一面真っ赤な海なのだ。

実際は、一面真っ赤で具材が
一切見えていない。
兎に角、「赤い海」なのだ。
それを見た皆から「辛そう〜」の声。
当の本人ケンちゃんは、目をひん剥いて固まってしまった。
大の辛い物嫌いなのだ。
皆:「なぜ、タンタンメン頼んだの?」
答えは簡単。
なんと、タンメンとタンタンメンを間違えたのだ。
これは、悪いがもう笑うしかない。
いや、笑いを堪えるのに必死だ。
タンがひとつ増えただけで全く違う食べ物になるのだ。
こちらでは、バロめんの3人衆がフーフー、フーフー、かたやケンちゃんは、苦虫をかみつぶしたような顔つきでシーハー、シーハー。
フーフー、シーハーの合唱というなんとも滑稽な昼食風景から旅はスタートした。
出足から面白エピソードが早くも出来、この先も楽しく過ごせそうである。
因みに店員さんに伺ったが、バロめんの由来は不明であった。
焦がし葱から来ているのか?
熱すぎて食べられないのでバローと叫びたくなるのか?
今もって疑問である。
後で知ったが、もう少し南下した勝浦がタンタンメンのメッカのようで専門店が鎬を削り人気のようである。


🔶太東埼灯台

内陸育ちのケンちゃんとOは物珍しそうに海を眺めている。
小さい頃から海には飢えているのだ。

おや?不思議なオブジェ。
なんと、4年ほど前に千葉県内で発生した鳥インフルエンザの終息を願って建てられたそうだ。
アマビエを捩ってトリビエと名付けられている。

曇り空の為、景色は今ひとつだが、それでも良い眺めだ。


「埼(さき)」って、たまに見かけるけどどういう意味・由来からなのか知っていますか?
答えは、次のようになります。
埼(さき)は、海上保安庁が航路標識として使用してきた固有の呼称。
一方、崎(さき)は元々陸軍が使用してままを国土地理院が使用。
漢字の意味として、「埼」は陸地が水部へ突出したところを表し、「崎」は水上、陸上を問わず、山脚の突出したところを表すものであることから、海上保安庁海洋情報部では、海上に突出した地形の名称として「埼」を採用。
航路標識の名称は、基本的に海図の地名に準拠していますが、突出した地形に立つ航路標識の名称として、「岬」「碕」「角」「鼻」を使うものがあり、読みについても、まれに「岬」を「さき」と読む場合もあるとの事です。


🔶木戸泉酒造


直径1m超えの大きな杉玉がお出迎え。

おや?
店先に「休業」の貼り紙。
Tが予約していた筈なのに、、、
ひと気もない。
皆、不安がよぎる。
ケン「おいおい、どうしちまったんだい〜」
工場の入り口らしい引き戸を開け、「こんにちわ」とTが連呼。
ともすると、女性が現れた。
「予約しているTですけど、社長おいででしょうか?」
暫くして、白衣を着た若旦那が現れご挨拶。
五代目蔵元 兼 杜氏 荘司 勇人さんだ。
さて、酒蔵見学の時間とあいなった。



木桶を作る職人さんが減少する中、千葉県では銚子での醤油作りが盛んな為、幸いにも職人さんが残っており、助かっているとの説明があった。

見せていただいた。
ひと通り、蔵の様子、製造工程などを説明していただいた。
さて、そうなれば折角酒蔵に来たのだ。
ここは、酒好きの4人、買わずに帰る訳にはいかんでしょう。(笑)

がとても気になる
これはどういうことか?
つまり、税金はツケが利きませんよ、現金で払いましょうとのお達しがその昔はあったのだ。
時代を感じるな〜
残して表示しているのは、経営に対する戒めか単にファッションとして過去の遺産としてなのか?、、、う~、訊き洩らした。

後ろ中央に古酒のアイテム
5年、10年、15年、20年
長期熟成(30年以上)古今
後ろ右端にAFS(アフス)

皆、各々好みのアイテムを購入。
尤も、クルマのT以外の3人は持ち帰るのに制限もある為、たくさんは買えない。
尚、社長よりこちらの表示から実は価格改定させてもらってますので値上げさせてもらってます、との説明があった。
因みに私は、古酒10年物と15年物の各々180ml瓶と酒粕を購入。
古酒は、上喜元の古酒が殊の外、美味かったのでお試しとして買った。
確かに表示より1.5倍くらいは高くなっている。
Oは、新酒「KZero」を購入。
そして、タンタンメンで出鼻を挫かれたケンちゃんは、迷いに迷ってか、古酒の最上級「古今」をチョイスした。
確か価格表示は7千円台後半と記憶している。
皆一様に、
「え〜、やるぅ〜、金持ち〜、太っ腹~」などと冷やかす。
ところがところが、お会計の段になって、「17,000円になります。」との声。
表示の倍以上の値付けに、オイオイというどよめきの後、一瞬無音の空気が流れる。
社長から「大丈夫ですか?」の声。
ケン「いいです。お願いします。」
皆一応に「ごちそうさま!」と唱和するかのように発声。
今晩宿泊する宿でご相伴に預かろうという軽いジョークである。
勿論こんな高価なお酒を振舞ってもらおうなんて露ほども思っておらず、土産として買ったのだから、自宅に帰ってゆっくりと味わってもらいたいと、この時までは思っていた。
実はこれが後で違う展開となる。
どうなる事になりますやら。
続きは、宿泊先の宿で。
「房総の旅はこうして妄想から抜け出した。じぃじたちの修学旅行その弐(2)」へ続きます。

尚、この記事は日々樹さんのカタリ記事コンテストに応募しています。
日々樹さん、宜しくおたのもうします。(^^♪
#この春やりたいこと #友との旅 #房総の旅 #妄想旅
#カタリベ #賑やかし帯 #日々樹さん #一度は行きたいあの場所
いいなと思ったら応援しよう!
お読みいただきありがとうございます。よろしければサポートをお願い致します。いただいたサポートは活動費に使わせて頂きます。よろしくお願い致します。