『無理しない。共感を目指さない関わり方。』
今日は患者Aさんが私に挨拶をしてくれた。
いつもと違う色のTシャツだった。
患者Bさんと患者Cさんが
車椅子を隣り合わせにしていて、
二人とも私に挨拶してくれた。
最近ずーっと私のことをみている患者Dさんが、
今日もじーっとみてきた。
シンさん(上司)と話しているときにもやってきて、
「こんにちは」と声をかけたら、
照れ臭そうにして看護師さんに、
「あのね、eirinさんみたいな髪型にしたいの」
と言っていたそうだ。
私も照れて「にこっ」と笑ったら
「にこっ」と笑ってくれた。
キョウさん(外来看護師さん)は
精神科に勤めるにあたって
30代、40代くらいからがいいと言っていた。
結婚して家庭をもってこそ
共感できるからだそうだ。
でも、
それができない人はどうすればいいですか?
患者さんと一生、
共感しあえないってことですか?
私にはわかりません。
シンさんはキョウさんが言ったことに対して、
「でも全員が全員そうなれるとは
限らないからね」と言っていた。
本当にその通りだ。救われた。
私はどうしたらいいのだろう。
たぶん無理に共感する必要はない。
多分患者さんにも無理は伝わる。
しかし、一生、
真の共感はできないのだろうか。
【今日の学びポイント】
6年経った今でも私は、
本当に共感できているかはわかりません。
ただ、共感は「経験の一致」ではなく、
「関係の成立」で生まれるのではないでしょうか?
全員が同じ人生経験を持ってなんかいません。
「共感しようとすること」ではなく、
相手をそのまま見て、応答すること。
最近、あなたは何に共感しましたか?
共感は全部じゃなくていい。
※登場する人物や会話は、心の記録をもとにした創作です。
